幼児が習い事や勉強を好きになるためのポイント4点

幼児教育

今日は日記です。
幼児期に何らかの塾や習い事に通う方は多いと思います。

SNS上のアンケートによると、ベビー期から実に7割超のお子様が、何らかの習い事をしているようです。

しかしながら、小さいころから習い事をすることを決めるのは保護者ですので、中にはうまく馴染めないお子様もいます。

この点、自らの経験と娘の状況に照らし、塾や習い事を好きになるポイントについてまとめてみたいと思います。

まず私自身ですが、小学校の頃公文に通っていましたが、公文への通学自体は楽しくありませんでした。また、勉強自体に楽しみがあるかというと、友達と鬼ごっこをしたり、ゲームをしたりする方が楽しかったです。よく勉強しなさいと怒られました。

一方、娘は、まだ幼児ということもありますが、習い事が好きで、積極的に楽しんでいるように見えます。私と比較してだいぶ違いがあります。これまで色々と試行錯誤してきましたのでその要因は複合的なものでしょうが、この違いは時期、きっかけ、手段、お手本と下記4点に収束すると考えています。宜しければご参考にしていただければと思います。

目次

①幼児が興味を持つ時期の把握

幼児教育について支持されることが多いモンテッソーリの考え方に基づくと、敏感期と称される幼児期は先天的に何事にも興味を示し、吸収しやすい時期とされています。この時期を逃すともう取り返しがつかないほど大事な時期とされていますが、これは小さい芋虫や幼虫が自然でたくましく育つことに例えられ、先天的に興味がわきやすい時期とされています。

この時期には当然個人差がありますが、この適切な時期がずれていないか、よく考える必要がありそうです。

早すぎてもダメで、子供が生まれてまもなく平仮名を教えても仕方がないですし、成長段階に即した学びがあり、それぞれ興味を持つ時期があります。

ベビー期は幼児教室で年齢に即したインプット学習を行ったりしていますが、これもベビーの脳には刺激になるかもしれませんね。

3歳~6歳になると、幼児は自ら興味を持って何らかの分野で、遊び、学びだします。
この時期、遊びの延長で良いので、勉強する習慣をつけておくと、小学校以降もその習慣が根付きやすくなるかもしれませんね。
逆にこの時期を逃すと、勉強しない習慣が根付いてしまい、勉強自体に対してストレスを感じてしまうかもしれません。

②親も一緒に学んでお手本を見せる

幸い、子供はいつも親を見ています。親を見て、真似して成長していきます。
このため、親が学習する習慣や本を読む習慣があれば、お子様もそれを真似して取り組みます。

あと言葉使いもうつります。お子様に何か言われた時に「後で」と言いがちですがこれはできるだけ避けたい言葉です。
親が子供に何かを話したときに「後で」と言うようになると、いいことはあまりありませんね。

この場合「5分後に○○をしよう。」など具体的にいつやるかを省略せずに話すと、お子様も自然とそのような話し方になるでしょう。

子供が何かに前向きに取り組む際、親自身もまた勉強する姿を見せることは非常に有効です。

③手段:スモールステップで成功体験と自信を積み上げ

娘は比較的早い段階で習い事に通っています。
一般的に習い事は、早ければ早いほど、必要ないという意見も増えますね。

この点、早く始めて少しずつ積み重ねておくことで、子供にとって「慣れ」になり、どのような習い事でも先行利益に基づいて「得意」になり、「成功体験」を通じて「自信」になることが多いと見受けられます。

できることが楽しいと感じ、努力すれば成功するということを自分自身で体得するわけです。
これがわかれば、何事も自分で能動的に取り組むようになる可能性があるということです。

娘は水泳に早くから通っていますが、えらく先へ進んでいます。いつか身体的な特徴から限界は来るでしょうが、自分に自信を持っているからやりたがる一面があると感じます。

④親に言われて学ぶのではなく、能動的な学びを促す

幼児期は、なぜ勉強するかなど深い意味はわかりません。
このため、最初に習い事に通ったり、勉強する場合は、親に促されて取り組むこととなります。
このため、幼児期の学習の必要性について議論が出てくるわけですが、勉強しなさいという指示が親から出れば出るほど、お子様は受動的に学習することになります。

上述のモンテッソーリの敏感期の考え方に基づけば、しかるべき時期がくれば、自分で何事にも興味を持つタイミングが出てきます。3歳~6歳頃で、どこで何に興味を持つかは本当に人それぞれです。

幼児は小学生より更に、物事に対する好奇心が素直に現れ、親に言われなくても常に何かに興味を持っています。
その興味を引き出す形で学びにつなげていくと、非常にスムーズに進みます。

電車などの乗り物かもしれないし、本を読むことかもしれないし、図鑑や昆虫かもしれません。そのタイミングを見計らって、能動的な学習に結びつけると良いです。この点、ヒントとなる教材を与えたり、適切な手段を取ることでそれに気づくこともありますから、お受験塾など含め、教室に楽しく通っている方は、そのバランスが取れていると考えます。

具体的に申し上げると、「勉強しなさい」と言うのではなく、「それでいいの?」と伝えて、自分で考えさせると良いかもしれません。
幼児には難しそうですが、年長にもなるとこの言葉は幼児にはよく響き、考えて行動するようになります。

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