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【非認知能力の教育】「世界最高の子育て」著者のボーク重子さんの講演に行ってきました。

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皆さまこんばんは。
新宿にて、伸芽会主催のボーク重子さんの講演に行ってきましたのでレビューします。

ボーク重子さんは、長女のスカイさんが昨年2017年7月に米国で開催された伝統ある奨学金コンクール、「全米最優秀女子高生」で優勝したことで、その長女の子育てについて注目されることとなり、本年3冊の著書を出され、非常に講演も多く、本日の講演も満員御礼でした。

なぜ伸芽会にボーク重子さんが?という疑問が出そうですが、ボーク重子さんと伸芽会の教育思想には、詰め込み教育ではなく、考えさせる教育という点で通じるところがあります。これは非認知能力というもので、スカイさんが受けた教育そのものです。内容要旨を下記にまとめます。

まず、ボークさんご自身のお話から始まりました。

ボークさんご自身、ワシントンDCでのビジネスは非常に華やかな経歴ですが、スカイさんが1998年に生まれ、2001年になり幼稚園に入る頃(ボークさん35歳)までは、仕事で異動する際も、決められたルートで決められた食事、仕事をしていることで、振り返ると自己肯定感を得られていなかったようです。

それが、お子様スカイさんがワシントンDCの超名門幼稚園へ入学することを転機として、非認知能力を中心とした教育内容に感銘を受けたそうです。ご自身も、なぜそのルートでいくのか、なぜその仕事をするのか、を考えるようになり、自己肯定感を得られるようになり、成長できたとのことです。

この超名門幼稚園とはボーヴォワール校、こちらワシントンDCのトップ高3校のうち2校(男子校、女子校)に進学する幼稚園から小学校3年生までを過ごす今日学校です。全米でもトップ50に入るような私立校で、倍率は軽く百倍を超えるようです。

こちらの幼稚園で重視しているのが「非認知能力」です。こちら10月に出版されたばかりの書籍のテーマでもありますが、今回の講演では下記のように説明されています。

認知能力は、〇かかで判断し、を評価しない。ボークさんは幼少の頃逆上がりがクラスで自分だけできなかったが、認知能力の判断基準ではこれは評価されなかった。一方、非認知能力の判断基準では、このプロセスを評価する考え方。

長女のスカイさんの幼稚園では、1+1について1コマ(1時間程度)使って、その考え方を皆で会話して、じっくり考えたとのこと。当初は日本育ちのボークさんは、そのスタンスに驚き、疑問を感じていたそうです。

これは、「レスポンシブ・クラスルーム」という教育法で、教えるというよりも、教師が手本を見せて、体験させる(自分で学ばせる)という考え方です。

このプロセスの後に自分で見つけた答えだからこそ、やり抜く力が身に付き、必要な時に自分の意志で努力することができ、将来、未知の課題に出会った際も自分で解決できるというわけです。

加えて、ノーベル経済学者ジェームズ・ヘックマンの幼児教育の研究成果を引用されていました。早期教育を受けたグループと受けていないグループを比較したところ、6歳時点では前者が優秀だが、9歳で差がなくなり、なんと40歳まで調査したところ、後者の方が所得面などで優位性があったとのこと。

つまり、米国で主流の教育方針は、日本で流行している早期教育はと完全に相反するもので、更に日本の早期教育的なものは長期的にはマイナスであるというスタンスですね。

この点、学ぶことが多いです。適切な幼児教育を選択できればプラスになりますが、考えずにただ暗記するような教育というものは全く意味をなさないどころかかえって悪影響を及ぼすということです。

ボークさんは、ご家庭でも、幼稚園での教育方針を実践していたようです。
○○をやりなさい、と指示することは方針としてすべきではない教育の一つですが、そのような上からの押し付けをしてしまったことはただ1回だけとのことです。それも過ちとして今でも覚えているぐらいですから相当ですね。
(内容は、一度だけ日本語をもっと勉強しなさいと言ってしまったそう。ただ、ワシントンDCで暮らすスカイさんには必要性が理解できなかったようです。)

上記、日本の早期教育と相反する考え方ですが、あくまで幼児教育を全て否定しているわけではありません。私見が入りますが、上記に照らして、日本のお教室通いで気を付けないといけないのは下記のケースと考えています。

・塾や習い事に行かせているが、まかせっきりで親が関与しない。
・十分な会話がなく、自分で考える機会を与えない。

この点、お子様と十分に会話してその必要性を認識し、自分で考えて取り組むようになれば、本質は変わらないはずです。

次に、子供の子育てで、非認知能力を育むための要件として、要件を二つ挙げていました。

・安全な環境・・・心の安全
ここで言う、安全とは物理的なものではなく、存在を認める、認め合う、個性を認めることを意味します。ここは最近日本でもよく言われることですね。話す時間を確保するため、例え5分でも家族一緒の時間を毎日作るなどの努力が必要とのことでした。

また、子どもとの会話の中で、返答に困る質問があった際には、「あなたはどう思う?」と返して対話を進めることは有効とのことでした。これは我が家でもよく使うフレーズなので、納得感がありました。

・パッション・・・行動を起こす情熱
ここでは行動を起こす情熱、好きという意味を含めています。これは色々な経験をさせて、よく観察し、お子様の考えを尊重し、応援することで、好奇心や自己肯定感を高め、ポジティブな行動ができるようになる源泉になるということです。

以上、たった1時間の講演ですが、非常に充実した内容です。話しも論理的ながらわかりやすく、講演の評判が良いのがわかりました。最後はサイン本の販売がありましたが、長蛇の列。私も並びましたが、一人一人気にかけていて、これだけ見てもご自身の人徳が表れ、なるほどと思いました。

ボーク重田 サイン

本日の講演は私の幼児教育スタンスにも非常に大きな影響を与えそうです。
まず、非認知能力の重要性は本当に心の底から共感するところでした。また、日本においても今後大学受験を始め、受験のスタンス自体が問題解決のプロセスを考える方向に変わってきています。

一方、日本において、受験の本質は「受験で差をつけなければいけない点」に変わりなく、特にトップ校の国語や数学は、トップ層へ入っていくために今後取り組む勉強方法のスタンスに変更はないはずです。なぜなら、トップ層の国語、数学は、今も昔も十分に背景を理解して考えなければ解けない問題が私の学生の頃から出ているからです。
間違いなく今後変わるところは自己表現としてのプレゼン力ではないでしょうか。今回の非認知能力の良い点をうまく取り入れ、情報に流されず、自分で考えて正しい勉強方法を考えられる方が上へ行けると解釈しています。

そんなわけで、今日は午後、予定していた仕事を控えて寝るまで子供と過ごしましたよ。まだ3歳なので、話す時間が長いだけで、どんどん子供が朗らかになっていくのを感じます。個人的にはお金を払う価値があると思われる内容でした。

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