グーグルが、AI拡張機能を用いてScratch(スクラッチ)で作ったプログラム開発のコンテストを開催します。
これが小学校1年生から応募できるというから驚きです。
スクラッチはアメリカのマサチューセッツ工科大学で開発された、ビジュアルプログラミング言語で、子供向けに親しみやすい構成になっています。ブロックを組み換えて追加、削除、順番変更が簡単に行えます。
スクラッチはプログラミング教室で学ぶことができ、アニメ、ゲーム、プレゼン、物語など簡単、自由に作り、世界中に発信するとともに、他の人の作品を知ることもできる点が特徴です。
TM2Scratchなどの拡張機能は、コードを使わずに物の区別を学習させたりできるAI機能です。この機能をスクラッチで使えば、作品の幅は広がり、小学生でも理解しやすく十分に対応可能です。
コンテストは小学校 1 年生から中学校 3 年生まで誰でも参加でき、4 人以下のグループ参加も可能です。
AI 拡張機能は下記の通りで、Scratch で作ったプロジェクトと 一緒に3 分以内のデモ動画を提出する必要があります。
応募締切後、5 グループ程度のファイナリストが選出され、10 月中にオンラインで Maker Faire Tokyo の一部として行われる、ファイナルイベントでのプレゼンテーションに向けて Google 社員によるサポートを受けることができます。
目次
コンテストの募集要項
スクロールできます
ジャンル | プログラミング |
対象 | 小学校1年生~中学3年生 |
募集内容 | ScratchとAI拡張機能を用いたプログラミング開発 |
賞 | Google 社員によるファイナルイベントに向けてのメンタリング Google ロゴ入りグッズ(リュックサック、パーカー、Tシャツ、ステッカーなど) |
費用 | 無料 |
締切 | 2021年8月31日(火) |
発表 | 2021年9月上旬にファイナリスト発表 021 年 10 月 3 日にMaker Faire Tokyo Onlineで開催される最終イベント(「ファイナル」)においてプレゼンテーション、優勝者を決定 |
HP | キッズ AI プログラミングコンテスト (google.co.jp) |
コンテストの審査基準
イノベーション:プロジェクトのアイデアがユニークで、新しいか
チャレンジ:技術的に難しい、もしくは難しい課題にチャレンジしているか
完成度:プロジェクトの完成度はどの程度か
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