皆様こんばんは。
この時期、保険会社は涙を誘うCMを作りますね。父親視点で女の子が成長していき、学校を卒業したころ、振り返ってお父さんありがとうと言って亡くなったことがわかる、、、今は我が家も娘がいますので、ちょっとうるっと来ます。
お子様がいらっしゃるご家庭で、保険に入っていない方は少数派でしょう。
我が家では住友生命の某生命保険に加入していますが、将来を見据えて見直しを検討しており、絶賛調査中です。
私は法人保険の相談をいくつも受ける関係で、保険に関する知識はそれなりです。法人保険は返戻率などを加味した商品が主ですが、個人はニーズに応じて商品はさまざまで、最近は認知症保険など、どんどん新しい商品が出てきます。
今回、書籍にもない切り口で、おすすめを紹介します。
ちなみに保険会社と利害関係は全くございませんので、ご安心を(笑)。
下記の段取りで、保険の必要性から検討いただけると間違い無いと思います。
保険加入・見直しの段取り
①保険の必要性
まず、保険を検討・再検討する際は、最低限の予習は欠かせません。個人では所得控除の上限もありますし、自分が何を欲しているのか、本当に必要なのかご検討ください。なかには、費用対効果で考えると、不要な方もいます。
下記のようなご家庭は保険のニーズが大きいと考えます。
・親戚に3大疾病など、特定の病気を患う傾向がある。
・今自分が死んだら、子供の生活が立ち行かなくなる。(相続含む。)
・何事も石橋をたたいて渡る性格。
・住宅ローンを組んでいない。
逆に、上記全てにおいて該当なしであれば、保険は必要ないかもしれません。
保険は不要と考える説も強く、あながち間違いではありません。
例えば、住宅ローンで付随して加入する団信があれば、自分にもしものことがあった場合に、以後残された家族は住宅ローンの支払が不要となります。これは家計にとって非常に大きく、保険の効果を十分に享受できます。
実は我が家は、父は癌で他界し、母と祖母は脳梗塞と、かなりの成人病の家系です。父が亡くなったのは私が学生の頃ですが、その際に住宅ローンの支払免除に助けられ、その後新聞配達で当座をしのぎ、今があります。
この団信があれば、命に代わって、家を残してくれますので、最低限の暮らしは担保されます、、、このように、考え方次第で、月々の経費となる保険は不要でしょう。
②自分のニーズを的確に把握する
保険の検討をすることとなったら、次は上記成人病だったり、お子様の学費だったり、ご自分のニーズを的確に把握し、加えて一度ググって最低限の予習はしましょう。(感覚的には10分程度でOK)。定期的に書籍も出ますので、出費を許せればじっくり読むもOK。
この理由は、知識が不十分だと、保険を選択する際に、理解不十分のまま、単に広告で良く見るからという理由で安易に選んだり、アドバイザーと会った際でも、自らの意思で的確な判断ができないからです。
③相談する際は複数のアドバイザーに会う。
最近は多くの保険のアドバイザーがいますが、彼らは非常に有益です。なぜなら彼らの目的とお金の流れが明確だからです。
彼らは多くの商品を扱っていますが、お客さんが商品を選択することで、彼らは紹介料を手にすることができ、それを生業にしています。お客さんは何ら手数料を支払うことなく、複数会社を説明付で比較でき、また自分に合った最善の商品も探してきてくれます。
唯一心配なのは、アドバイザーが特定の売りたい商品をさりげなく勧めてくる可能性を捨てきれないことです。これを避けるためにおすすめなのが、2社のアドバイザーと会って、セカンドオピニオンをもらうことです。お互いに欠点を指摘してもらえれば、信頼できる方がどちらか、自ずとわかります。
おすすめ保険商品一例
色々調べたり、勧められたものの中から、お勧めの商品をご紹介します。
実際、自分自身も入るかもしれない案件です。
・がん保険
がん保険で色々検討したり、聞いたりした結果、一押しはこちら。
SBI損保のがん保険です。
https://www.sbisonpo.co.jp/gan/insurance/merit01.html
こちら、60歳ごろまでの子供をもつご家庭にお勧めです。
癌になってしまった場合、100万円の一時金を支給されつつ、
家計の負担なく、病院に直接治療費実費を支払ってくれます。
からくりとしてはがんに特化しており、5年更新で金額が上昇していく
点にあります。しかし、40歳前後で月額4,000円もかからず、50歳でも月額5,000円
もいきません。高度な医療を気にせず受けられる点で、最良の商品の一つです。
・医療保険
最近は入院日数が一日目から保険適用される商品への切り替えが当たり前になっていますが、
今は入院もあまりさせてくれません(言い方がおかしいですが)。このため、
多額の入院一時金がある保険商品がおすすめです。
この点、おすすめはこちら。
チューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムDXの自由設計プラン
https://www.zurichlife.co.jp/product/category_iryo/shushiniryodx
自由設計で、月数千円で20万円の一時金を付加することができます。
これは大きいですよ!しかもこういう商品はあまりないんです。
他に第○○命さんでも同じ商品がありましたが、こちらは安い!
同条件でほぼ半額でした。
入院するはめになった場合、日額に加えてまとまった一時金がもらえるのであれば、
非常に助かりますので、こちらは本当におすすめです。
・収入保障保険(就労不能時の保険)
こちら、最近流行りの就労不能時の保険。
ただ、就労不能の定義は保険会社によって、まちまちです。
この点、おすすめなのがこちら。
FED富士生命の収入保障保険
https://www.fwdfujilife.co.jp/jp/hoken/life/shuunyuu-hoshou
こちらの特徴は、適用要件が非常に緩和されている点にあります。所定の高度障害状態だけでなく、下記状態に該当した場合も、年金が毎月支払われます。
- 身体障害者福祉法に基づき、1~4級いずれかの身体障害者手帳が交付されたとき
- 公的介護保険制度の要介護1以上に認定されたとき
この要件は他の商品と比べて要件が明らかに緩和されており、有益です。一方デメリットもあり、他と比較して金額がやや割高かもしれません。
いかがでしたか?私は保険は節税の観点からは専門ですが、保険商品としては一応専門外ではありますので、ぜひ本職の保険アドバイザーに聞いてもらって、ご自分のベストワンを探してください。保険アドバイザーは自分からまた連絡すると伝えれば、今はしつこく勧誘してきませんのでご安心ください。
有名どころの無料保険アドバイザーを3点、下記に挙げておきます。家に呼ぶ必要はなく、店舗だったり、喫茶店だったり、所定の場所で待ち合わせできます。
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