幼児期の習い事の費用比較:月謝格差の理由を経営学的に考えてみました。

マンツーマン英会話

皆様こんばんは。

今日は幼児期の習い事についてお話します。

最近、某幼児教室に通学を再開しましたが、3~4歳になると、周りでも習い事に行っているご家庭が目立ちます。
ただ、お子様の体力、懐事情を踏まえると、なんでもかんでも行くのは不可能で、取捨選択が求められます。

我が家ですと、行きたいけど行けない習い事がピアノです。
近所のピアノ教室の月謝を見て愕然としたのですが、改めて考えると、習い事の費用格差、凄くないですか?

目次

習い事の金額目安

下図に、人気の習い事を、ジャンル毎に月額目安とともに並べてみました。
費用は平均的な概算ですが、あながち間違いではないと思います。

ジャンル 月額目安(円) 備考
大手お受験教室 50,000 伸芽会・ジャックなど
小学校お受験教室 30,000 ローカルお受験教室
英会話 学童保育 30,000
能力開発系 20,000 七田・コペルなど
公文(2教科と仮定) 15,000
運動スクール 10,000
水泳 10,000
英会話 7,000
ピアノ 5,000
そろばん 5,000
その他趣味系習いごと 7,000
通信教育 3,000 こどもちゃれんじ、Z会など

スケールメリットを活かした通信教材はわかるとして、その他非常に価額差があります。

実際は幼児教室や学童は預かり時間が長いですが、今回は支払額で比較したいので、時間の差は無視します。概ね月に1時間×3,4回が平均的なところでしょうね。

ここで、預かり時間が長い学童保育を除き、単価の高い上位の習い事は、それだけ合理的な理由があるのでしょうか?

一般的に、教育サービス業の月謝、業者からすると売上単価が高い場合、下記のような原因が考えられます。

  1. 参入障壁があり、ライバルが増えづらい。→業者は利幅取れて儲かる
  2. より質の高いサービスが提供でき、高額でも人が集まる。→業者は利幅取れて儲かる
  3. コストがかかるため、それだけ多くの月謝を取らざるを得ない。→儲かるとは限らない皆様原因はどれだと思われますか?もしくは他にあると思いますか?
    意見はそれぞれでしょうが、私は2が主たる要因かと思います。

人気が集中する一部の大手幼児教室(伸芽会、ジャック、こぐま会、理英会etc,,)と小規模塾は合格実績と大きな信用、評判を得ています。
これがブランドとなり、小学校から国立・私立に入れさせたい裕福な層のニーズをがっちりつかんでいる状態です。どちらかというと指導を受ける側に参入障壁があり、高額な受験料を払える方でないと、入り口に立たせてもらえません。

基本的にブランド志向の高い層が行く幼児教室が、安くて無名の塾であるはずがありません。残念ながら、高額であることがブランドとなり、一定の層の方が気軽に通学することを難しくしています。年長になれば月10万とか平気でかかりますからね、、、。

この好循環に入ると、非常に儲かります。
堅苦しい話ですが、経営学で、PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)という言葉があります。
PPMによると、最初一生懸命投資をして努力をしている間は、支出も大きく儲かりませんが、いずれシェアを握ってお金がはいってくるようになると、必要な投資も相対的に落ち着いて、「金のなる木」という状態になります。これは非常に儲かる状態です。

さて、本当に儲かっているのか?
伸芽会を例に挙げると、先日のブログでお伝えした通り、運営会社のリソー教育が投資家向けの開示で儲かっていると言っているので、儲かっています。

一方、英会話など、月謝が5,000円ほどの習い事もたくさんあります。こちらは上記3要件にあてはめると、下記のような原因で、お金が取れないと推察します

・教えられる人がたくさんいる。→参入障壁が低い。
・サービスを差別化しづらい。→多くの金額を取れず、金額を抑えるしかない。

例えばピアノですと、教えられる方自体は潜在的に多く、何か著しい実績を挙げた著名な方でないと高額料金を取るのは厳しいでしょう。また、英会話ですと、教室があまりに多すぎる。参入障壁が非常に低く、ライバルが多いわけです。

さて、この点で私が言いたいのは、お子様が受ける効果のほどは必ずしも金額に比例しないということです。高額の習い事に行ったからといって、比例して優秀になるわけでは決してなく、安価な習い事でもコストパフォーマンスに優れた習い事がたくさんあるということです。

実は、上の図にあげた習い事は、私が効果があると考えており、本来受けたい習い事一覧でもあります。仮に効果を数字化すると、上記の費用ほどの差にはなりません。つまり、下にある方が1円あたりの費用対効果が概ね高い習い事です。

ふつうは習い事の掛け持ちは多くても2つか3つ程度でしょうが、わが幼稚園では、平均5つ程度です。中には6つ7つと尋常ではない方も散見されます。我が家も通信教育を入れると少し多いです。
受験をする場合はやむを得ないところも出てきますが、外遊びなど、自分が育った環境をときおり思い出して、自由遊びを大事にしてあげたいです。

 

 

 

 

 

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