難関大学受験必勝法:英語の偏差値を70相当まで上げる勉強方法

大学受験 コロナ

皆さまこんばんは。

今日は大学受験の英語のお話です。
これまでブログを書いていて気づきましたが、意外なことに人気の参考書は昔とそれほど変わっていないようです。

今後試験制度が変わっていくといっても、実際はまだまだ変わっていないというか、変われないというのもあるのでしょう。

さて、英語の成績を確実に伸ばすために、何をどのようにやれば良いかわからないという方のために、予備校などに頼らずとも成績を伸ばす指針をできるだけ具体的にお話します。

ある程度というのは、偏差値70程度。といっても母集団によって
偏差値は様々なので、国立大、早稲田・慶應合格程度を想定しています。

但し、楽して成績が上がるテクニックではなく、確実に成績が上がる
王道のつもりです。1年は勉強付けになるという前提で考えていただければと思います。

  • 目次

    英単語

    何でもよい:いきなりですが、英単語は受験の本質ではありません。それだけ意識したうえで、下記を優先してください。英単語はあくまで移動中に電車・バスなどで見る息抜き程度のものと位置付けてください。

  • 英文法

    非常に大事なところです。まず、下記1冊ずつ準備してください。参考書:ロイヤル英文法など、文法が網羅されているもので気にったもの。
    問題集:全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)がおすすめ

上記英文法の問題集は、始めの1回転が勝負です。誰しもものすごく時間がかかりますが、これを極める勉強ルートがおすすめです。

1回転目・・・初見が多く時間がかかるが、最後までやりきる。
英語にかける割合にもよるが1か月以上かかってもおかしくない。
やりかけて途中でやめる、他へ移るのが最悪。時間がかかっても最後までやる。

2回転目・・・もう一回最後までやる。2回転目は、簡単にできたものは〇をつけ
る。1回目の半分の時間で終わるはず。

3回転目・・・もう一回最後までやる。できたものは〇をつける。◎になるもの
が出てくる。1回目の6,7割の時間で終わるはず。◎になったものはしばらくやらない。

4回転目・・・◎になった問題は飛ばして、できなかった問題だけ取り組む。できたら〇。ここからはまだ理解できていないと判断した問題は✖をつける。

以後、これを繰り返す。5回転目以降、理解不十分の問題だけ取り組むと、1,2日で終る分量になります。このように、できなかった問題を繰り返し、✖をなくしていくと、効率的に、確実に進められます。

最終的に8回転ぐらいすると、理解不十分の問題は10問程度になります。
✖だらけの自分の苦手な問題も一目瞭然。この時点で、英語の偏差値は60は確実に超えています。この問題集を制覇した時点で、ほとんどの大学の文法問題はできるようになり、関関同立、マーチの文法問題は合格レベルになっているでしょう。

この問題集を進めながら、基本書とする英文法の書籍をバイブルとして、その
周辺を勉強します。英文法の書籍はあくまで問題集を解いた際に、理解を固めるために使い、単体で一から十まで読むやり方はおすすめしません。

  • 英作文

    基本フレーズを覚える形式の書籍を購入する。文法を理解した上で、まず核となる英文フレーズを全て覚えてしまうのが効率的。そのフレーズが英作文でドンピシャで出たら満点。特定箇所だけ変更することで応用も効く。

よく英作文のテクニック的なものを説明する書籍がありますが、これは不要です。英文法を理解した上で、例文を丸々覚えます。少なくとも300、理想は700です。覚えることで、英作文で満点が取れる割合が増え、点数が跳ね上がります。同じ例文が出たら、満点です。

  • 長文(速読)

    凡そ偏差値60に達していない状態ですと、センターの英語もなかなか間に合わなくて困っている方も多いでしょう。実力者はセンターは余裕をもって終わらせて、じっくり復習するので点数が上がります。

    長文の処理速度は成績向上には欠かせず、速読の練習も一定割合で必要です。

速読の基本ルールは結構簡単で、下記の通りです。

・文を塊で読んでいくこと。
・後ろに戻らずに、強引に前から読んでいくこと。

これが基本です。速読を謳う書籍はどれも似たり寄ったりですが、
どれも間違ったことを言ってないとも言えますので、目を通し練習します。
このあたりの練習は通信教材が良いです。おすすめは進研ゼミとZ会、この2択。

  • リスニング

    リスニングは、英会話のジャンルでもあるので、非常に選択肢が多いです。
    私もいくつかやってみましたが、今はお手軽にできるアプリが一番ですね。
    よい時代になりました。楽しみながらやるなら、おすすめはスタディアプリです。ストーリー仕立てで話が進み、発音の練習もできます。
    リスニングは選択肢が広がり、本当に凄い時代になりました。

以上、一気に走り切りましたが、いかがでしょう。
塾講師や家庭教師をやっていたので、このあたり話し出すと色々出てきます。
上記、私が色々実践した中で、最終的に成果が出たものですので、それなりに自信があります。ご自分で勉強方法が確立している方は必要ないですが、これから本格的に始める方で、決まった型がない方は是非、ご参考にどうぞ。。

最後に、来月受験生の方、、、
息抜きの方を除いて、こんなページ見てたら駄目です(笑)。
せっかく見てくれているので一言だけお話させていただくと、この時期に新しい問題集は絶対買わないようにお気をつけください。これは中学受験、高校受験、大学受験及び難関資格、全てに共通する鉄則です。

丁度今のような試験数週間前に、本屋で新しい参考書が気になってしまうことがありますが、ここはぐっとこらえて、今までの問題をやりましょう。

上記の英文法の問題集で言えば、新しい問題集をが買うのではなく、問題集1000問を最後にざっと見て完璧にしておくことです。9回目であれば、流れるようにぺらぺらめくって、1日で1,000問全て目を通せます。

 

 

 

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