東京都の幼稚園受験⑤面接の常識(入室から退出までの流れ) 

幼稚園受験される方は、お盆の間も幼児教室に通っている方が多いと思います。

今回は、幼稚園受験の面接時における入退室の流れ、動き方をお話しします。

入室の際の第一印象は非常に重要です。
しかしながら、幼稚園においては、下記の理由により、やや面接のセオリー通りいかないことがあります。

・幼稚園独自の考え方が古くから踏襲され、世の中一般と乖離しているケースが多い。
・お子様が2歳~3歳で、ほとんどは面接が何かを理解していない。

想定外の内容があっても、失礼なく、自然な対応を心掛ける必要があります。

目次

面接入室前のチェック

たとえ緊張していても、子供にはいつも通りにこにこを心がける。
鏡か、夫婦で服装が乱れていないか確認。

入室時

ノックした後、室内から「お入りください」等
※よくノックの回数が話題(正式には4回)になるが、2回、3回でOK。

ドアを開けて、「失礼いたします!」温厚な顔を保ち、目を合わせ、一礼。
※第一印象は大きいため、この言い方が大事。自信もった声で、はっきりと聞こえるように。

父親、子供、母親の順で椅子の前へ移動、まだ座らない。

「お座りください」などの合図で座る。面接は先方が主導しますので、指示に従って面接開始。※バックは自立するものがベター

退室時

面接終了時、こちら側からの「ありがとうございました。」が退出の狼煙。

皆立ち上がり、もう一度「本日はお忙しい中お時間を頂戴し、ありがとうございました。」など。最後の一句で礼。どうせなら予め練習しておく。
※子供が一緒に言えればverygood! しかし子供はそろわなくても、自分の言葉でご挨拶できれば印象十分。練習しましょう。

父、子、母の順で
出口まで行って、振り返って揃って礼。

ドアを開けて父、子、母の順で
退出。礼をしながら閉める。

全体として、2歳、3歳の子供を正確にコントロールするのは幼児教室に通っていても難しいです。入退室で子供がそろわなくても、減点は気にしないでください。
子供が気を付けるべきは、「先生の質問に対して、何かしら回答する。」「泣かない。」「面接時の姿勢。」これだけではないでしょうか。
寧ろ、親が「子供に助け舟を出さない。」「面接中に子供に怒らない」などは注意が必要です。終始温かい目で、子供を見守るように見るスタンスが基本です。

どこの幼稚園でも共通するのはモンスターペアレンツと思われないこと、清潔感を保ち常識ある家族と認識されることです。
面接の内容については、想定される質問など後日追伸したいと思います。

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