良い家庭教師を見つけるコツ

皆さまこんばんは。
今日は家庭教師についてお話しします。

私は大学時代ほぼ4年間、家庭教師をしていました。

少し遠かったのですが、個人契約で毎日自転車で片道20分、時給3,500円×2時間で7,000円の条件でした。
一方、後半2年は家庭教師の運営会社でテレアポと体験授業役も勤めており、すぐに譲渡したものの学生起業したこともありますので、それなりに裏側もわかっているつもりです。

今回、家庭教師のメリット・デメリット及び、家庭教師の効果を最大限高めるためのポイントをお話したいと思います。

まず家庭教師には、下記2通りの形態があります。
・先生が家に来る場合(従来式)
・通学する場合(マンツーマン塾の形態)
後者では塾と変わりませんので、ここでは前者の従来型の先生が家に来る形式を想定しています。

これに加えて、契約形態でも下記2通りありますので、それぞれメリット・デメリットがあるので、区分して比べます。

・個人で依頼するケース
個人で依頼する場合は、仲介業者が入りませんので、教師は多くの報酬をもらい、一方で生徒は支出を抑えることができます。一方で、何か問題があったときも自己責任ですし、当然に教師の変更もできません。

・運営会社を通すケース
家庭教師の運営会社を通す場合は、仲介手数料が抜かれますので、どうしても支払うほうは割高、受け取る方もちょっとさみしい金額になりがちです。しかしながら、何か問題があった時も対処してくれて、教師の交代も容易で自分に合った先生をオーダーすることも可能です。

この点、どちらがいいとは判断しがたく、何を重視するかによります。
安心を求める場合や、希望の先生がある場合は運営会社を通すのが一番でしょうし、コストを重視したり、知り合いがいる方は個人で依頼すると良いでしょう。

次に、家庭教師を選ぶ際、留意すべきポイントがいくつかあります。

・希望の先生はしっかり伝える。意外に良いのは難関大学一年生

運営会社を通す場合、それなりの手数料に見合ったサービスをしてほしいものです。この点、希望の大学や先生の希望はしっかり伝えましょう。ここで、コストパフォーマンスに優れるのは受験が終わったばかりの大学1年生です。記憶が新しいうちは色々教えることができますが、1年も経てばかなり忘れますので、教えられる範囲が狭くなります。

これは全てに共通することでしょうが、難関大学の3年生がもう一回受験をしたとすると、8~9割落ちるのではないでしょうか。事実、細かいところは覚えてませんから。

例えベテランの家庭教師や塾講師であっても同じことが言えて、普段教えている分野はともかく、それ以外は頼りなくなってしまいます。どうせなら地理とか倫理や、生きた情報も教えられたほうが良いです。
大学1年生であってもセンスが良く、教えるのが元々上手な学生はたくさんいます。このような学生を、運営会社を使って探せばよいです。
会社を使う際はこれが最大のメリットと考えています。

・料金体制をよく調べる

小さい会社になると、色々な料金体制があり、つまりあいまいです。
大学、経験に基づくテーブルがあり、生徒側の学年によっても異なり、その時々におけるブラックボックスについて検証することはほぼ無理です。
この場合どうすればよいかというと、複数の会社で教師を比較検討することです。
比較することで安くなることがあるかもしれませんし、良かった方を選択すれば、より良い先生と巡り合えたこととなります。選ぶ方は手数料も払うわけですから、それぐらいは当然の権利でしょう。

・有名大学の近くは穴場

これは個人で契約する場合にも共通します。有名大のそばには、当然に多くの学生が住んでいます。近いとそれだけチャンスがあり、安くて良い方に出会えるかも知れません。そのような場所にある運営会社にも同じことが言えます。

あと、経験上、有名大学の近くは閑静で治安が良いことが多いです。

・メルカリ系アプリなども有効

私の頃はありませんでしたが、家庭教師探しにネットの活用は有用と思われます。
通常、ネットやアプリは出会い系のような怪しいイメージも付きまといますが、家庭教師に関しては、難関大であればあるほど、真にその学生である限り、そのリスクは低くなると思われます。
教師もまた純粋に、仲介が入ることで手取りが減ることを嫌っているだけですので、慎重を期すにせよ、名門校であれば検討しても良いでしょう。

・成功報酬も検討する

どちらかと言えば個人のお話です。
先生目線で教えているとき、少し期待してしまうことが、合格したら金一封とかあるのかな?ということ。そのような話は逆も考えたらなかなか切り出せるものではありません。

前もってそのようなことを冗談交じりにでも聞いていたら、やはり直前など、熱の入りようが変わってくると思われます。先生に性格にも依りますが、合格したら親もうれしいものでしょうから、軽く投げかけてみても良いでしょう。

先生が十分に頑張っていたら、例え第一希望がダメでも、少し考慮頂きたいところです。

以上、家庭教師選びのポイントでした。
家庭教師はうまくいったときとそうではないときの振れ幅が非常に大きいので、
利用される際は良く戦略だてて利用頂ければと思います。

 

 

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