最強の知育アプリ?Think! Think!(シンクシンク)の評価

皆さまこんばんは。

今日は花まるラボのヒットアプリThink!Think!(シンクシンク)のご紹介です。

余りに有名すぎて、既にご存知の方が多いと思います。私はこれまで多くの幼児教育サービスを試してきましたので、
既存のサービスと比較して、このアプリが与える業界への影響を予測しながら進めたいと思います。

目次

シンクシンクとは?

花まる学習会が手掛けたアプリで、算数オリンピック、世界算数の問題に関わったチームが全てのコンテンツを作成しており、パズル、迷路、図形などをゲーム形式で楽しく遊べる知育アプリです。アプリは非常にシンプルながら品質が非常に高く、今も日々進化し、問題も増え続けています。
自然と空間識別能力やプログラミング思考が身に着くカリキュラムになっていると感じます。

2019年2月23日、アプリの公式情報によると68種12,000問の問題が準備されています。
コースは下記の3つが準備されており、無料でも十分楽しめます。

フリーコース:無料
1ユーザーのみ。1日1プレー(凡そ3分ほど)、コンテンツは限定

スタンダードコース:300円/月
3ユーザー設定可、各ユーザー1日3プレー、コンテンツはほとんど利用可。

プレミアムコース:980円/月
6ユーザー設定可、各ユーザー1日3プレー、プレミアムコンテンツ含め全て利用可。

最初は無料で試すと良いでしょう。最初に複数の選択肢からゲームを選んで遊びますが、どれを選んでもその品質の高さに驚くと思います。

シンクシンクのおすすめポイント

シンクシンクには実に多くのコンテンツが準備されていますが、特に強みがあると感じたのは、下記の通りです。

・お受験ペーパー対策と能力開発、いずれにも効果あり。

シンクシンクは、紙では理解しがたい展開図からの立体のイメージなど、空間識別能力の学習に長けたカリキュラムが非常に多く準備されています。

本来、右脳教育系の幼児教室とお受験教室は水と油な所があり、教育で重視するポイントも多くは異なりますが、このアプリは両者に共通する点が多いです。つまり、両者のニーズを満たしているので、多くの支持を集め、事実有用です。

・品質が高いのにコストで優れる

詳しくは後述しますが、この価額設定は、今ある幼児教室の価額設定とかけ離れすぎています。幼児教室では、価額の幅はあるものの、凡そ15,000円程度軽くかかることが多いわけですが、そのほとんどの教材は同じようなレベルの品質の教材を使っています。(これは幼児教室の教材のレベルが低いという意味ではなく、シンクシンクのレベルがしっかりしているということを伝えたい趣旨です。)

50分を週に1回よりも、10分を週に7回の方が反復復習効果も出て、成長を期待できる一面があるかもしれません。でも、月額300円です。

23年ほど前、私が初めて近所に開店したユニクロに行った日の記憶と被ります。当時はまだユニクロの知名度もなかったのですが、バブルが崩壊して景気が急速に冷え込んでいく中、高校生でも買える値段で高品質の衣服を提供しており驚きました。明らかに通常より一段低い価額帯でしたので。

ユニクロは確実に地盤を固めて、多くのアパレルを淘汰しつつ今や世界のユニクロになりました。

シンクシンクは動画を用いて立体イメージをつかんだり、プログラミング的要素を組み込んだり、現在既にあるサービスより優良のサービスを無料または安価で提供してしまうので、同じイメージでおります。

コースも無料、月額300円、月額980円という3設定も絶妙です。
無料で1日1回普通に楽しみたい家庭、気に入って毎日使う家庭、はまって使いこむ家庭にそれぞれフィットし、運営側もサブスク的に非常に多くのユーザーから安定収入が入ります。

この収入をもってアプリの充実にコストをかけられるので、これに勝てるアプリは早々出てこないのではないでしょうか。


このシンクシンクでいつも思うことは、もっと早く気づきたかった、、ということです。
2017年のGoogle Play Awards Kids部門ファイナリストなど、アプリの実力を認められていながら、色々な幼児教育を当時調べていながら、アプリでインストールさえしていませんでした。

これは、アプリのゲームは悪という先入観が邪魔していたからに異なりません。中にはよいアプリもあったわけですが、確かめもしなかったことで機会損失が生まれていたと今は感じていますので、普通に反省しています。

 

 

 

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