本日はライフジャケットについて深堀したいと思います。
今年も残念ながら水の事故が相次いでいます。特に子供についてはニュースになる度記憶に残るのですが、今年は多い印象です。
水難事故件数については警察庁より毎年開示されており、昨年は下記記事にまとめてあります。
データ上では既に明確になっていることですが、子供にとって危険な場所は、海より川です。
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水難事故の場所では、全体の616人のうち、海が329人、河川が221人と、この2者で9割近くを占めます。うち、死亡事故に絞ると海が114人、河川が112人とほぼ拮抗し、河川の死亡事故率が高いことがわかります。
子供の死亡事故に絞ると、16名中4名が海で、9名が河川と逆転します。
地域別の事故者数ですと、千葉29人、静岡26人など、愛知23人など海がある地域が目立ちますが、岐阜22人など海がない地域も人数が多く、やはり河川については特段の注意が必要です。
水難事故の原因別では、全体の24%が水遊び、21.1%が魚釣りや魚取りで、14.4%の水泳より多いです。
また、2.6%の16人は水難救助事故という点にも留意しておきたいところです。
子供の海や川での水難事故の事故割合、防止のための心構え | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
水難事故を防ぐ啓蒙活動は至るところでなされています。
しかし、ライフジャケットを実際に着て水辺で遊ぶ子供はまだまだ少数派です。でも、見かけるようになり、少しずつ浸透はしています。水遊びとライフジャケットが紐付いて、広く習慣化すれば、悲しい事故が少しでも減るかもしれない。
このため、できる限り当ブログでもライフジャケットを推進していきたいと思います。
加えて、事故の可能性を少しでも減らすため、初見の場所ではいきなり水に入らない。
親が最初に入って十分に調べ、子供のひざ下半分程度で、水の流れがほぼない場所に限定すると良いでしょう。
調べてみると、安全な場所もたくさんあります。加えてライフジャケットを着ていれば安心です。
子供から目を離さない点は当然の事、いきなり深くなる恐れがある場所(知らないポイント)は絶対に入っていかない。
経験上、水の流れがある場所は川魚はいますが、子供が喜び、捕まえられるような小さな生き物は少ないです。
ですので、我が家の場合、水の流れのある場所で見ずに入る発想には至りません。
初見の水場で、ライフジャケットはコロナ禍のマスクと同様と考えて頂いて良いと考えますが、まだ周知が至っていないと考えます。しかしながら、ライフジャケットは比較的安価で、デザイン性に優れるもの、場所を取らないものもあります。
川遊びを検討される方は是非セットで調査頂きたいです。
ライフジャケットの種類
浮力対式と誇張式があります。
浮力対式はそのまま水に浮かび、誇張式は水に落ちてから自動又は手動で膨らむ違いがあります。
浮力対式
よく見る形式の、そのまま上に羽織るライフジャケットです。
発泡プラスチックなど浮力がある固形物を羽織りますので、安心感があります。
迷ったらこちらで良いでしょう。
価格帯ごとに、評判が良いジャケットをご紹介します。
モンベル
シマノ
リーフツアラー
FINE JAPAN
膨張式
炭酸ガスなどを利用して、水に触れるとガスが充填され膨張します。
自動タイプと手動タイプがありますが、子供の場合は自動式をおすすめします。
加えて、手動でも操作ができるようにしておきましょう。腰巻タイプ、肩掛けタイプがあります。
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