【小学校受験】試験直前!多忙な時期に余裕を作る時短術

小学校受験の直前期に入りました。
年長9月は、直前の学校説明会、願書作成、提出、面接準備、日々のお教室と、あらゆる忙しい条件が揃う超繁忙期。
試験直前期より多忙な日々となることもあり、家族のチームワークが求められます。

記事を読む時間もないでしょうから、簡潔に、小受の直前期の時間の有効活用についてお話します。
自身の経験のみならず、昨年多くの方とお話した内容、お付き合いあるお教室、に加えて今年は一部実際に学校に伺ってまとめています。

受験まであと僅かですが、忙しいこの時期を乗り越え、身心健やかにお過ごしください。

目次

願書

技術的なメソッドより「文章構成(最初の3行)」「学校の方針に賛同」「読みやすく首尾一貫」

願書は当然非常に重要ですが、時間は有限。
数多の攻略法で溢れますが、学校が望んでいるのはありのままのお子様やご家庭の姿で、今まで伺った先生方はの回答は全て似通っています。その延長として学校の方針との一致と整合性。言葉ではいくらでも書けますから、その後面接や考査でも確かめられます。ここまでは小学校受験で共通する幹。言葉選びは願書にかけられる時間に因ります。

先生方がそのような回答をなぜされるのか?
と選抜する側を想像頂くとイメージがつきやすいかもしれません。

私は本業関連で採用面接の経験が多いのですが、売り手市場ならともかく、10年以上前の買い手市場の状況下では、履歴書の他、職務経歴書の目を通す順番はだいたい決まっていて、職務経歴書は読まれない事もありました。

キーマンとなる先生方もまた、間違いなく受験期多忙です。性善説に立つとじっくり読んで頂けるかもしれませんが、願書の数と時間を計算するとぞっとします。少しでも読んで頂ける工夫をしたいところ。
限られた時間で多数の願書に目を通されますから、最初の数行でできる限りの興味を惹きだし、最後まで学校の事を理解しているな、矛盾はないなと共感を持っていただくことがまず第一。

一方で、ハードルは必要以上に高く構える必要なく、願書で一定の仕分けがある場合、残る方に残れば御の字。
願書で差をつけるという表現はお教室や攻略本の見出しで、フリー受験において願書は受験のスタートラインに確実に立つための手段に過ぎません。
時間がある限りじっくり考えるとしても、まず何が一番大事かを意識して、興味と共感を第一に構成頂くと効率よく構成できるかもしれません。見直しの時間は、朝一番など脳がクリアで、かつストレスが少ない時間帯にするだけでもだいぶ違いますよ。

縁故

受験すると決めたら忘れる

時間の無駄と思われます。
その学校の受験を決めた後は、どうか忘れてください。
「在学中のごきょうだい」は多くの学校で有利ですが、所与の数字でどうしようもない。
上記は確実に多数存在しますので、これと比較するとずっと少数であろう噂の縁故は考えても仕方がないです。
一方、全ての私立小でフリーで一定数合格するのも事実です。どうしても不安になったらお教室に辞退数を聞くのも安心材料になります。

考えれば考えるほど「だがしかし、、」とモヤモヤする論点です。
ただ受験すると決めたら受験前の疑念は蛇足。どうか忘れてください。

出願後の選択

状況に応じた柔軟な受験校の選択を

出願数と受験校には非常に注目しています。
全滅回避のためにたくさん受験する考え方と、絞る考え方があります。
また、神奈川の結果により受験校が変わる方もいらっしゃいます。
事前に準備できる出願に関しては計画次第でもなんとでもなり、10校以上の出願も可能ですが、実際に10校を受験、とまでいくとかなりタフになります。

目安として、早実初等部や慶應横浜などもともと受験範囲が多岐に渡る学校の受験を予定し、かつ学習が計画通り進んでいる方であれば何もいう事はありませんが、思うようにいっていない場合で、かつ難関校を軒並み受験すると一つ一つの学校の焦点がぼやける恐れがあります。

不合格が続くと精神的にも辛くなり、お子様の表情など調子に影響することもありえます。

試験における逆転は多々ありますが、一定の差が広がり過ぎると合格しにくい学校があるのも事実です。
お教室は合格実績を重視しますので受けてみないとわからない!と仰ることもありますが、この最適解は人によって異なります。学習計画が破綻しつつある場合は、出願後に志望校の学習分野に寄せていく、または初回と二次の難易度が大きく違う場合は初回で勝負を決めることを決断するのも一手です。

一校減らすと、その学校の面接対策、過去問対策、当日の時間、当日のコロナリスク回避と、時間的に得られる余裕が大きいです。
逆に直前期に一校追加で増やすと、上記が倍返しで返ってきます。その学校の理解に加え、説明会の参加不足も足を引っ張ります。実力者であっても、倍率がある程度高いと学校理解から信用を得られず思わぬ苦戦をすることもあります。

合格するために必要な道を最短で駆け抜ける準備をして頂きたいと思います。
次に学習対象とする範囲のお話に続きます。

学習範囲の限定

小学校受験の試験範囲外は手を出さない

直前期は過去問対策が基本となります。
複数出願される場合や、ある程度過去問が進んだ場合、何をやればいいの?
と迷うこともあります。

この場合、他校の過去問を超えた難問はあまりお勧めしない所。
全ての学校の出題を俯瞰した限り、お互い他校の過去問を参照していると見受けられ、ここまでは落とせません。
まだできていないという方も、既に先行している方に追いつくという発想よりも、当日に同じ問題を解けさえすればよいと考えると幾分気が楽になるかもしれません。一日一分野の基礎標準範囲であればまだまだ習得できます。試験に出る可能性がある分野から潰していきます。30日時間をかけられるとしたら、まだまだ伸びます。
次に、新しい視点の出題は、学校はその場での応用力、発想を重視しており、一つの答えを想定していなかったり、難問で解けない場合はそのプロセスを評価したりします。

つまり、過去問まではしっかり解いて本番勝負、過去問外の応用問題は、どんな問題が出てもよく考えて爪痕を残すように範囲を絞ることが基本姿勢となります。

効率的な復習

解けた問題と要復習問題の仕分け&ミスノート

試験直前、ペーパー枚数は関係ないです。
直前期の現時点でお子様がどの程度解けるのか、保護者様が把握していることが理想。
問題を見て上述の必要十分な試験範囲の中から、解けないorより早く解きたい問題を渡していきます。
解ける問題は解く時間も勿体ないです。同時に、間違った問題はミスノートとして、適時復習できるように一言記録しておくと、復習時に解き直しの必要もなく更に加速できます。

上記が皮肉に聞こえた方もいるかもしれません。
まだ十分に学習が進んでなくて過去問に時間がかかる場合は、周囲のペースに焦らず基本の徹底が肝要と思われます。
うさぎとかめの、かめの側に立った学習法です。試験日にたとえ学力差があったとしても、出題されたその問題だけはできれば差はありません。その可能性を高めるために、過去問を解いて、その周辺の基礎問題も解きます。これで、その分野が出題された場合、その分野はなんとかなる可能性が高まります。その範囲を増やしていきます。

また、ペーパー、行動観察、口頭試問、運動、絵画など、志望校の過去問に照らして優先すべき分野を選択してください。
娘はお受験絵画は苦手でしたが、直前期に時間を要する絵画は程々に、自由な発想や口頭試問に力を入れて、絵画分野それ自体の穴がなくなるように意識しました。これも学校で求めているのが何か?という所で、過去の記事にも繰り返し書いているので宜しければご参照ください。

短期間で伸びる可能性がある分野

子供自身が行きたいと思う気持ちは試験時の大きなリスク(不確実性)

リスクとはネガティブな要因を指すのではなく「不確実性」を指します。
どれだけ試験までに準備を重ねても、考査時の気分次第で上にも下にも大きく触れ、試験にも大きく影響します。
しかもこの部分は試験結果が出ても親には伝わりません。

まだ幼児ですから、本当に心の底から行きたいと願い、しかも日々の学習やお教室通いを楽しく続けられている場合、その気持ちが表に出てきます。これが光る子を構成する要素の一つと言って良いのではと思います。

逆に、お教室も問題なく通っているけど、心のどこかで公立でもいいなど別の思いがある場合、、それが行動観察の一つ一つの所作で表れ、相対的に表れます。

行動観察面で道に迷ったら、学校の説明会、学校の生徒たち、自分が先生だったら(難しいことは考えずに)、どのような生徒が好まれるか想像してみてください。

究極的には下記のように考えますが、
「①規律を守り②楽しみながら④創造力豊かに③思いやりをもって④よく聞き⑤反応よく動いて⑥はっきり話す」
語呂合わせは「きたそうよ、はは」。しかしながら、直前期、思うようにもいかないと思います。
この場合、
結果は気にしなくてよいから、先生の言うことをよく聞いて、元気に楽しんでらっしゃい!」
でも良いかなと考えます。

とにかく、試験を少しでもお子様が少しでも楽しく迎えられるようにケアしてあげてください。

さいごに

アサガオのタネがどこかで落ちたのか、猛暑の6月末に遅れて芽を出し、水やりをしていたら9月に小さくもたくさんの花を咲かせました。草花の若芽は、厳しい暴風雨からは守ってあげる必要がありますが、芽を出した場所で日々太陽の光を浴び、雨水を吸収して元気に育ち、美しい花を開かせます。
幼児も同様、どの学校へ進学しても、新しい環境でたくさんお友達を作り、充実した学校生活を過ごします。
皆さまの小学校受験が無事終わり、ご縁があった場所で元気闊達に成長されることを願っております。

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