我が家は、娘が年少の頃、説明会や体験、様子見を含め合計6か月ほどお受験教室に通いました。
まだ本格的ではないですが、色々と様子見をすることが主目的で、春季講習、体験学習まで含めると結構幅広く経験しました。
年少のカリキュラムが気になる方も多いでしょうから、今回、お受験幼児教室のカリキュラムをご紹介させていただきます。お受験対策は全体としては年中から本格的に始める方が多いと思いますが、年少から始めている方も多く、既に満席となって入れない曜日や講座も増えてきています。
実際に6か月通った結果、プラスになった点、ならなかった点を整理したいと思います。
年少対象お受験幼児教室の一般的なカリキュラム
年少においては、どこも受験の基礎固めということで、バランスよく授業を行うという点でどこも勉強内容は類似します。
ペーパーは必須で、お行儀、具体物、行動観察、運動は、時間配分は異なるものの、どこの教室も行います。
面接対策は教室によってまちまちですがまだウェイト低く、願書の書き方についてはどこもまだ取り掛かりません。
ペーパー
お話の記憶、図形(点図形、回転、対称)、数の大小、運筆の練習などを行います。基本的に、年少は最初できないことを想定しているため、先生が解き方を教えるところから始まります。
この時期に始めることで、受験としての型を身に着けられること、他のお子様に後れをとることなく進められることは有益です。
塗り方、訂正の仕方、数え方、早く問題を解く方法など知ることができるので、この点も有益と考えます。
ノンペーパー
制作物などを通じて、巧緻性を磨くトレーニングが多いです。これは幼児教室によって差が生じるところで、具体物を使う所と使わない所の差は結構大きいと感じます。ただ、どこの幼児教室も本質はペーパーにあると考えているようです。
行動観察
主にグループに分かれて、何かの競争に取り組みます。
幼稚園受験をしたか否かで基礎力で既に差がある印象です。
話し合って物事を進めることがポイントで、年少時点ではまだ上手に仕切れる子はほぼいません。
一方、何かしら気を回せる子も、何も話せない子も結構な割合で散見され、受験だったら一目瞭然となる差が既に生じていることがわかります。
行動観察はお教室に通わなければ経験を積めないので、非常に貴重な経験を積むことができます。
運動(体操)
お受験教室においては指示行動が主となります。
先生が指示した通り、止まったり、ジャンプしたり、ケンケンしたり、くぐったりします。
こちらは年少時点では、普通の体操教室に通っていればそれで十分でしょう。
年少から通って良かった点
期待ほどではなかった点
まとめ(小学校受験後のレビュー)
小学校受験が終わってからのレビューです。
年少から幼児教室へ通うメリットは明確にあるのですが、何かを諦めてまで年少から通う必要はないと考えます。
年少時は、通って週一で安心するためといっても良いかもしれません。
年少時にやることは、「説明会への参加」と「基礎力醸成」です。
基礎力はひとりでとっくんなどの基礎問題をこなしていけば十分です。
一方で、ご自宅でなかなか机に向かえない場合は、教室に行ってリズムを作るのも良いですね。
【こぐま会】ひとりでとっくん100:年中のおすすめ小学校受験教材を全解説 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
年中からは一歩抜きんでてできるようになることも大切なので、本格的に動く必要はあるでしょう。
年長近くになってからの参入は色々取り返しがつかない状態になっている可能性もあり、リスクは高いです。
【2021年小学校受験塾】幼児教室合格実績比較:首都圏(東京・神奈川)リンク一覧 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
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