皆さまこんばんは。
国公立大、早慶など日本で最難関の大学へ進学しようと考えた場合、
小学校で学習塾に通い、中学受験で最難関中学へ進学することが一番近道でしょう。
中高一貫の最難関校に入れば、過半数が国公立へ進学し、例え駄目でも早慶を期待できます。
しかし、より確実性を高める選択肢があります。
今後は、小学校受験の人気を受けて、下記のような選択を取る方が増えてくると考えます。
【これまでの定番進学パターン】
小学校→最難関中学校・高校→国公立大、早慶
【今後人気が高まると予想する人気の進路】
①私立小学校(中学受験校)→最難関中学校・高校→国公立大、早慶
②私立小学校(附属小)・国立小→系列中高→国公立大、早慶
②では早慶のようにほとんどが大学まで進学する学校もあれば、一定数が他大に抜ける学校もあります。
例えば、学習院では半数程度が他大に抜けますが、その過半数は国公立大や早慶に進学し、学歴に関して合理的な動きが見られます。
ここ20年で公立小学校の数は減りましたが、私立小学校の数は緩やかに増加傾向です。
まだまだ私立小学校進学率は全体の1%全体前後で広く認知はされていません。
しかし、私立小学校は学費が高いという大きなデメリットを除けば、教育指導面で非常に有益なコストパフォーマンスを発揮してくれます。
また、小学校受験においては、2018年までの試験傾向を見る限り、非常に難易度の差が大きい。
東京の考査が重なる11月1日、一部の学校では推薦入試に準じた考査を行っています。
園長先生の推薦状だったり、IQテストだったり要件は様々ですが、共通するのは第一希望を表明する先願入試と言う点です。合格したら辞退しないという前提の試験です。
この推薦入試は、中学進学実績で実績を出している学校でも非常に低い。
卒業生の多くが難関中学へ合格するのに、倍率が1倍近くの学校もあります。
現状の小学校受験においては、多くの方は附属名門校、伝統校に集中しているので、入りやすさに比して得られるものが大きい。
中学受験を検討する層に「中学受験に強い小学校」というものがまだ広く認知、評価されていないと感じます。
先日ブログでご紹介した洗足学園小学校、都市大学付属小、国立学園小学校もそうですが、卒業生の30%以上が最難関校へ進む私立小学校もありますが、この実績に比べれば、倍率がまだまだ低いと見ます。
公立小学校へ通って中学受験を行う場合は勉強は完全に塾任せ、学校の勉強には期待しないというスタンスになります。
中学受験率はまだまだ20%弱ですので、公立の環境は中学受験の本気勢にとって回避できないリスクのように感じますが、実は横一線ではありません。
お受験に強い私立小では、受験を見据えた学習を施してくれますので、このようなリスクを見事に回避できます。
そもそもですが、中学受験で難関中学に合格した方は、高校卒業時、大学受験において目標は最上位国立、医学部です。
彼らの目標は早慶ではなく、更にそれ以外は受験対象にも挙がらないことがあります。
仮に将来の難関大進学率を期待値で出すならばお受験小学校の方が高くなることが多いでしょう。
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