【2020年】2019年の試験日程から来年度の私立小学校11/1～5併願を考える

本日は小学校受験の併願に関して考えたいと思います。。

受験する希望が複数あるとき、そもそも併願できるか否か、事前に確認すべきです。

下記は2019年の考査日程一覧です。これを基に来年度を予想できればと思いますが、来年2021年度は11月1日が日曜日です。多かれ少なかれ、2020年度とは違いが出ることが予想されます。
この点、まだいたずらな予想は避けますが、カトリック系とプロテスタント系で分けて考える必要がありそうです。過去の前例で言うと、この両者で対応が変わる傾向があるようです。

仮にどこかしらが日曜受験を回避して後ろにずらすとどうなるかというと、その学校は通常倍率が間違いなく上がります。これは本命としている方にとっては非常に迷惑な話です。なぜなら、1日であれば受験していなかった層が受験してくるのですが、それなりの実力者はたくさんいるからです。彼らは合格枠だけもっていって、あとで辞退するので、難易度がえらく上がります。かつて東洋英和の受験日が異なりましたが、その前は倍率は非常に高かったものです。一緒に受験する生徒にとっては、通常受験日を動かさないほうがメリットがあることが多いです。

小学校受験併願の基礎知識

小学校受験にあたり、知っておくべき常識は下記の通りです。

・埼玉や神奈川など、東京に先駆けて10月に実施される。有力校もあるので、下記で面接等かぶらなければ、積極的に受験して場慣れすると良い。

・東京は11/1が受験校が集中するピーク。1日は専願・推薦の試験日としている学校も多い。このため、11/1で難関校を避けることで、優良な学校を比較的に安全に受験することもできる。

・東京の併願は3校程度受ける方も結構多い。うまく調整して、1日に2校受験することも可能だが、子供にはかなりの負担となるので、第一志望をダブルヘッダーの2校目にするのは愚策とされている。

東京の私立小学校受験・面接日程

それでは、東京の私立小学校全てにつき、考査日程、面接日程を下記に一覧にします。志望校併願のお役に立てばと思います。

こうしてみると、一部12月だったり1月にも実施されることがわかります。
但し、傾向として、後になればなるほど高倍率は避けられません。有利に受験を進めるため、事前に十分に戦略を練るようにしましょう。