皆さまこんばんは、WASABIです。
今日は小学校受験のお話です。
我が家は幼稚園に入ってから最低限の準備は進めてきましたが、来年小学校受験をすることに決めました。
この過程においては、色々葛藤がありました。葛藤という言葉を使っているのは、どちらかというと良いものと良いものの
比較を意味するからです。しかしながら、小学校受験の準備自体は非常に大変で、受験を行うことで失う機会損失も多いです。
今回、迷っている方向けに、悪い面と良い面をお伝えします。
小学校受験を志すことで失うもの
・説明会に足を運ぶロス
→この時期、毎週のように説明会があります。3,4校受ける方はアピールのため、毎週回っている方もいます。
子供を連れて説明会へ毎週のように行くことは親子ともども成長の機会を逸しています。
・幼児教室に通うロス
→受験をすることがなければ通う必要がなかった幼児教室。お受験のために特化した幼児教室は、値段も高く、あくまでおりこうさんを育てるための教室です。長い人生において役に立つとは限りません。
・面接、願書を準備するロス
→夏の終わりから秋にかけて、多大な時間をかけて、面接や願書を作り上げます。親が準備するこの時間は、今後役立つとは思えません。
・金銭的なロス
→何かするごとに信じられない金額のお金が落ちていきます。
このように、いくつか挙げられますが、わかりやすいのが上記4点です。
我が家でも正直ありました。説明会へ行くのをやめたら、おもちゃショーに一日行けたなあとか。
幼児教室に毎日通うのも同じですね。公園で走り回る機会を失います。公園遊びは社交性や創造性、運動能力向上にもつながりますので、非常に重要です。面接・願書を考える時間がなければ、子供に本を読んであげたり、勉強する時間を作れたでしょう。
衝撃的だったのは、東大生のアンケートで、お受験幼児教室へ通っていた割合はわずか5%程度だったことです。
小学校受験で落ちる子も、中学受験をする子もいるので一定率確保してもおかしくないのですが。
結果として、上記のようなロスが後々響いている可能性があります。
それでも小学校受験をするメリット
では、私も含め、小学校受験をする理由とは何でしょう?
小学校受験には下記のメリットもあります。こちらは私の主観も入ります。
・私立小学校の教育環境自体は抜群に良い。
→数ある学校を回って思いました。多くの学校で子供一人一人が非常に大事にされている。
・自己肯定感が身に着きやすい。
→大事にされることで、非認知能力の教育や自己肯定感に良い影響を与えます。
・今後の受験は詰込み型ではない。
→ただ覚えるだけではなく、考えることがこれから重要視されていきます。
このように、学校の環境自体は非常に良く、時代の流れも私立のカリキュラムに近くなっていくという印象でいます。
逆に、その準備にかける時間が非常に長いので、これがデメリットです。
よくよく受験の目的に立ち返っていただき、適切な指針の助けとなれば幸いです。
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