【2022年度】青山学院初等部の特徴、受験倍率、学費、試験内容、内部進学比較

今日は青山学院初等部の受験倍率、試験情報を中心に、大学付属・系属小学校の整理をしたいと思います。

目次

アクセス

青山学院初等部は渋谷または表参道からそれぞれ徒歩12分程度です。
渋谷からバス(学03系統)に乗れば、青山学院初等部前のバス停まで7分程度で着きます。

受験倍率(2004年度~2021年度)

青山学院初等部の2021年度の受験倍率は男子が5.64倍(前年度5.32倍)、女子が5.90倍(前年度5.55倍)と倍率上昇傾向です。過去18年で比較すると、2004年から2010年までは倍率上昇、その後低下して2015年を底として、緩やかに毎年上がり続けています。

 年度 201020112012201320142015201620172018201920202021
男子男子志願者251279211198195153190200216257234248
 男子倍率5.706.344.804.504.433.484.324.554.915.845.325.64
女子女子志願者325291212205200195198245232235254271
 女子倍率7.396.614.824.664.554.434.505.575.275.345.776.16
合計男女計倍率6.556.484.814.584.493.954.415.065.095.595.555.90
(2022年度入試準備版 そっくり問題集) 青山学院初等部

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青山学院初等部の試験内容

個別審査:お話の記憶は毎年出題。記憶問題もほぼ出題。四方からの観察頻出。その他図形、言語、創意工夫
運動・行動観察:リレー、クマ歩きは毎年。自由遊び、ドッチボール、ケンケン、縄跳びなどオーソドックスな体操種目
制作:ハサミ、ノリ、ポンキーなど使った工作。21年度は紙袋を使った動物の頭づくり。

面接:面接官4名と父母
よくある質問:
出身学校と仕事について
教会とのかかわり
説明会の感想
子どもの通学や帰宅時間について
仕事について(母親)
幼稚園での状況について

2022年度の試験概要

※内容が変更されることも考えられますので、最新の情報は後段URLにてご確認ください。

募集人員男女各44名 計88名
(青山学院幼稚園からの内部進学者 男女各20名を除く)
受験資格2015年4月2日から2016年4月1日までに出生の者
募集要項日 程:2021年9月4日(土)~ 10月2日(土)11:30まで(日曜・祝日は除く、都民の日は開室)
時 間:9:00~17:00(新型コロナウイルス感染症拡大状況により変更になる場合あり)
場 所:青山学院購買会アネックス店(青山キャンパス 別館 間島記念館裏2F)

費用:1部 1,000円
  入学検定料:30,000円
出願期間ネット出願 :2021年 9月6日(月)10:00 ~ 10月3日(日)16:00
郵送出願:2021年10月1日(金)~ 10月3日(日) (消印有効)
入試日程説明会2021年10月21日(木)  ※出願者のみ
試験期間2021年11月1日 (月)~11月6日(土)  
合格発表2021年11月9日 (火)
URLhttp://www.age.aoyama.ed.jp/admission/schedule.html

※保護者面接が10月半ばから開始(日時指定)。海外出張などやむを得ない場合を除き、原則として変更不可。

毎年6月から7月頃にかけて、編入学の募集をすることがあります。
学年ごとの若干名の募集ですが、ライバルも少ない可能性があり要チェックです。

学費

 1年次2~6年次
入学金300,000円
授業料810,000円810,000円
施設設備250,000円190,000円
保険料4,000円4,000円
冷暖房料12,000円12,000円
合計1,376,000円1,016,000円
青山学院初等部入試問題集 2022 (有名小学校合格シリーズ)

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青山大学へ進学できる私立小学校

青山学院初等部横浜英和小学校浦和ルーテル学院小学校
所在地渋谷区渋谷神奈川県横浜市埼玉県さいたま市
最寄駅東京メトロ表参道駅横浜市営地下鉄蒔田駅埼玉高速鉄道浦和美園駅
学費1,473,000円1,100,850円1,005,600円
関係付属2014年より系属2019年より系属
内部進学8割~9割内部進学
中等部へは98%程度進学
2021年以降ほぼ全員2030年以降ほぼ全員

立地はそれぞれ異なりますが、全てプロテスタント系の私立小学校です。
これまで、青山学院大学へ通じる小学校は付属の初等部だけでしたが、系属と言う形で横浜英和と浦和ルーテル学院小学校が加わりました。こうして横並びで比較してみると、系属の2校の方が学費も安いです。青山学院初等部の内部進学が全員でないのは、一部が東大、国公立、早慶上智などに進学するからです。

青山学院初等部の教育特色

教育の理念:青山学院教育方針にもとづいて、神様から与えられた賜物を活かし、感謝の心をもって祈り、神と人に仕える人間を育てる。

サーバント・リーダーの育成

サーバント・リーダーシップという言葉は、企業のリーダーシップの類型として使われた言葉ですが、この言葉は実はキリスト教のリーダーシップ精神を表す言葉です。トップダウン型のリーダーではなくボトムアップ型のリーダー像を表し、
権力を振るうリーダーではなく、縁の下の力持ちとしての役割を持ったリーダー像。

これは「人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである」と語り、弟子たちの足を洗うイエス・キリスト自身のリーダーシップと重なります。

青山学院のスクール・モットーである「地の塩、世の光」を体現する人はサーバント・リーダーの役割を果たしています。
立場や年齢と関係なく、誰でも「地の塩」として周りの人たちに貢献し、サーバント(仕える者)として役割を果たすことができます。

5つのおやくそく

下記5つのおやくそくを掲げ、大事にしています。
・しんせつにします
・しょうじきにします
・れいぎただしくします
・よくかんがえてします
・じぶんのことはじぶんでします

1946 年、前身の緑岡小学校が校名を変えて、青山学院初等部としての歩みが始まった年に、この
「5つのおやくそく」ができました。
50年以上前からランドセルがなく、また通信簿もありませんが、PLAN DO SEEを意識した成長の記録があります(後述)。

活動の質を高めるために行事検討委員会を設け、前年度の活動の良いところを踏襲し、改善点を検討した上で、その年の児童にあったプログラムを実施しています。

宿泊行事の充実

青山学院初等部では宿泊行事につき、次の3つの考え方を大切にしています。
1 教育は出会いである
2 世界は教場(学びの場)である
3 先生だけがリーダー(導き手)ではない

「学校だけで学びを完結させずに、広い世界に積極的に出かけ、出会う人々全てから学ぶ」
ことが初等部行事の基本です。この考え方に基づいて系統的に数多くの宿泊行事、体験プログラムを行っています。

1年生からオリエンテーションキャンプがあり、毎年のように宿泊行事があります。
このように私立は宿泊行事に力をいれている所が多いですね。

食育

生活の一部である食事も大切な教育の場と考えています。身体だけではなく、心を育てる食事となることを目指しています。

1 年生のはじめに、簡単な軽食で給食の準備の仕方や食べ方、片付け、ルールなどを学んでから給食をスタートします。
その後、教室給食や二学年合同で食事をいただく食堂給食を通して、さまざまな場所での食事の準備の仕方や片付けの方法、マナーについて学びを深めていきます。

また、6 週間に一度、学年ごとに頂く木曜ランチョンでは、食堂が「青山レストラン」へと変わります。その一学年のためだけに手をかけて作られた食事をいただきな
がら、テーブルマナーや会食の楽しみ方、お客様のおもてなしについて学んでいきます。

昼食はほぼ給食(週に1回弁当)で、加工品を使わないこだわりです。小学校の給食は知りませんが、高校の学食を食べたことがあります。これが学食か!と思うほどのクオリティで、公立育ちの私は驚愕しました。小学校も品質の高い食事が提供されるでしょう。

ICT教育


学習の理解を深め、話し合い活動を活発にするために、日常的にICTを活用しています。
低学年では学習内容をわかりやすく伝えるツールとして、電子黒板や書画カメラを教員が活用しています。

学年が上がるにつれ、自ら調べ、まとめ、発表するためのツールとして子どもたち自身が活用するようになります。
教科学習だけでなく、当日の予定や帰りの会での連絡事項を表示するなど、学級活動でも活用しています。
近年は、タブレット PC の活用も進めています。子どもたちがグループでの意見をまとめた
り発表したりするためのツールとして活用しています。

青山学院初等部では、2012 年度より学内に ICT 教育戦略委員会を設置し、授業での活用やICT 環境整備に関しての検討を始めました。この委員会では、青山学院大学の教授や ICT 関連の企業がメンバーとして属している、産学協働のプロジェクトです。 ICT 活用の様子をフィードバックして、製品の改良に繋げたり、新製品の検証等を行ったりしています。その結果、より活用しやすい ICT 環境の整備を行うことができています。

英語教育

初等部、中等部、高等部の 12 年間で連携し、第 1 期(初等部 1 年生~4 年生)、第 2 期(5年生~中等部 2 年生)、第 3 期(中等部 3 年生~高等部 3 年生)からなる 4-4-4 制一貫英語教育を進めています。
小学校から高校までの一貫したカリキュラムに基づいて、オリジナル教科書 SEED BOOK を使用して学習しています。

また、課外活動として、希望者向けに週に 3~4 回「チャットルーム」を開催しています。チャットルームでは、青山学院大学に所属している留学生たちと英語を使ってゲームをしたり、簡単な会話をしたりと、楽しみながら英語に触れています。毎年 100 人を超える子どもたちがチャットルームを利用し、国際交流を楽しんでいます。

パートナー制度

1 年生が入学すると、2 年生のお兄さんお姉さん、6 年生のお兄さんお姉さんとそれぞれペアを組みます。
このペアを組む相手のことを「パートナー」と呼んでいます。2 年生は身近なお兄さんお姉さんです。
いっしょに学校探検をしたり休み時間に遊んだりする中で、1 年生は遊び方や学校生活のおやくそくを学び、少しずつ学校に慣れていきます。
また、6 年生のお兄さんお姉さんも、5年前に自分たちがパートナーのお兄さんお姉さんにしてもらったことを、今度は自分のパートナーにしてあげます。

日常評価・成長の記録

青山学院初等部には通知表がありません。
「日常評価」に重点を置き、「成長の記録」を用いた「三者面談」をおこなっています。

日常評価では、子どもたちの成長のために、「学校任せ」「家庭任せ」ではなく、学校と家庭とが
「車の両輪」となって子どもたちの成長に関わっていくことを大切にしています。そのため、学
校で取り組んだ学習プリントや連絡ノートは、毎日家庭で確認し保護者がサインをする形式を取っています。

また、テストの点数だけでなく、学習プリントや授業ノート、学校での生活や授業の取り組みの姿勢を通して、子どもたちの日々の取り組みを日常的に評価しています。

毎学期、学期終わりが近づくと、児童と家庭でその学期の歩みを振り返り、「成長の記録」に記します。
自分のその学期の成長に関して記入をします。記入するのは下記の3項目です。

A できるようになったこと・努力を続けたこと(10こ以上)
B まだできていないこと・努力の足りないこと(5つまで)
C これからできるようにしたい課題(3つ)

日常評価を大切にし、児童自身が成長を実感できるよう、A 項目を一番多く挙げることにしています。
B 項目は、自分にとって今学期うまく取り組めなかったりさらに良い取り組みに変えていける項目、C 項目は、次の学期に毎日意識して取り組む課題、児童にとっては次の成長へのステップになります。数を絞ることで、課題を明確にするねらいがあります。また、前学期の「成長の記録」に書いた C 項目の取り組みの様子も振り返り、記入することで達成度を確認しています。

三者面談

学期末に「三者面談」をおこなっています。子ども・保護者・担任の三者で、「成長の記録」を用いて話し合いを進めます。

子どもの学習や生活の現状を確認し、成長したことと、今後取り組みたい課題、及びその具体的な方法を確認していきます。面談後は、面談で確認した取り組むべき課題(成長の記録 C 項目)を意識した生活が始まります。

このように、目標の達成を目指して日々取り組み、定期的に振り返るルーティンを作っています。
「先生がこうしなさいと言ったからやる」ではなく、自身の良かったところ、良い取り組みができなかったところを客観的に評価し、できなかったところはその改善策まで考える取り組みによって、子どもたちはPDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルを体験的に学んでいきます。
「三者面談」も「成長の記録」も、学校と家庭が両輪となって子どもを支え、子どもと共に前へ進んでいくことを目指しています。「通知表」が学期の終わりに評価を伝達するだけのものになりやすいのに対して、これらの方法は、日々の子どもの成長を共に確認し合い、次の目標への挑戦を促す取り組みとされています。

その他

極めつけは小学校のマスコット「ミニーゴ」までいます。様々なイベントに登場して盛り上げてくれますが、
これはあまり他行で聞きません。ディズニーみたいですね、、、。

青山学院横浜英和小学校との比較

1996年に成美学園小学校から名称変更し、横浜英和となりました。2014年に系属校になり、2018年には共学化しました。
2020年からは名称も青山学院横浜英和小学校となります。
横浜英和で大きな点は、将来青山学院大学へほぼ全員進学できることです。将来大学へ行けるのは同じですが、横浜英和の倍率はまだ2倍余りで決して高くはありません。程なく名称が変われば、それだけで受験者の目を引くので、個人的には、遅くとも2020年度には倍率が上がり、難化すると予想します。

4つの教育目標
神をおそれる子ども:神と向き合う基本姿勢として,神を畏れ敬う心を育てます。
人間を大切にする子ども:思いやりを持って人と接することのできる,豊かな心を養います。
考える子ども:教えられたことを,ただ学ぶだけの姿勢ではなく,教師と共に考え,考える力を養います。
やりぬく子ども:何事も,最後までまじめに取り組むことは,児童の可能性を大きく伸ばす経験となります。

青山初等部と異なる点として、夕方6時までアフタースクールがあります。最寄り駅までの送迎付きで安心です。
4時間、週5回で3万円程度と費用も青山系らしからぬリーズナブルな価格帯で、懐にも優しいです。

青山学院大学系属 浦和ルーテル学院小学校との比較

2019年に青山学院の系属校になり、今注目を浴びている小学校です。
今後入学した生徒は、横浜英和と同様に、青山学院大学へほとんど進学できます。

教育方針として、浦和ルーテル学院は子どもの才能を育てる「ギフト教育」を重視しています。
これを実現するため、行っていることは下記4点です。

・1クラス20~25名、一人ひとりの個性を的確にとらえたきめ細かい指導。
・英語・国際教育:本物の英語力と国際人としての素養を身につける1年生からの英語授業。
・小中高一貫教育:6・3・3にとらわれず、長期的視野に立つ効果的なカリキュラム配置。
・キリスト教教育:感謝と思いやりにあふれる豊かな心と、神さまを信頼して困難を乗り越える逞しい人間性を育成。

こちらもアフタースクールがあり、19時まで児童を預かってくれるサービスがあります。
また、埼玉は受験日時が非常に早く、こちらは受験しやすいです。都心の方もおすすめです。


このように、上記3校はプロテスタントという教育の礎は同じですが、教育環境は付属の初等部と付属の2校で大きく異なります。付属校は学費も安く、アフタースクールもあります。言い方を変えるとお買い得と言ってもよいかもしれません。

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