【幼児教育】幼児・小学生にテレビゲームは悪影響?気をつけたいことは?

本日は幼児教育に絡めて、子供のテレビゲームがテーマです。

皆さま子供の頃は、ファミコンなどテレビゲームはされていましたか?

私が子供の頃は、渋々公文へ通い、放課後は外遊び、誰かの家に集まってゲームもよくやっていました。
みんな集まってゲームして怒られたり、誰かの足が当たってゲームが止まったり、懐かしい思い出です。
難しいゲームは解き方を本気で考えて、時間を費やしたこともありました。とある人気ゲームのバグを発見して、ファミリーコンピュータやファミ通といった、当時人気の雑誌に掲載されたこともあるほどです。

今日のお話は、昔ゲームをやっていた同世代の方は懐かしいと思うかもしれませんが、目新しいお話はないと思われます。お子様が今後興味をもつであろうゲームに関する考え方の指針になればと思います。

いずれにしても、今日は日記ですので、かる~く聞いて頂ければと思います。

テレビゲームをやっている子供と聞くと、一般にネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、
幼児教育視点で考えると、興味を持って頭をフル回転させて遊んでいるとも考えられます。

幼児教育において「遊び」は欠かせない教育の一つですから、テレビゲームも正しく遊べばプラスに働く面もあるはず、というのが私の考え方です。

そして、周りの高学歴の皆さんにゲームをやっていたか否か聞いてみてください。
多くの方が、やっていたと答えるはずです。結構特定のゲームに偏りがあるんですよ(笑)

私見が入りますが、何が良くて何がダメなのかを考えていきたいと思います。
最近ではeスポーツも考慮すべきですが、目指すところの次元が異なりますので今回は省きます。

まず大前提として宜しくないのは、ゲームにはまりすぎてそれ以外への興味がなくなること。
私が小学生の頃で言うと、ゲームは楽しかったけど、いつも一定の制限がありました。これが制限なく、夜遅くまでだったり、土日に1日中だったり、ゲームばかりしていると、他の勉学への悪影響が生じます。

ゲームが楽しくなるか否かの多いな判断基準として、「流行りか否か」があります。
最近は「どうぶつの森」でしょうね。娘によく言われます。このあたりは、楽しすぎる副作用を警戒してまだ様子見しています。何でもそうですが、お友達とのお話の中で話題に挙がる共通点となるものはハマりやすい。
一方、レトロゲームは既にいくつかやってますが、こちらは娘も問題なし。学校でお友達と盛り上がることもないローカルネタというのもあるのかと思っています。

テレビゲームには、いつか種類がありますが、大きく4つに分けることができます。
据え置き型のパッケージ型ゲームと、持ち運びできるゲーム機、スマホゲーム、ネットゲームです。

やったことがあるかどうかでいうと、私は全てやったことがあります。
最近はこれらの垣根がなくなりつつありますね。

目次

据え置き型ゲーム

昔ながらのゲームのほとんどがこれに該当します。
ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、プレイステーション、セガサターン、Wii、スイッチなどなど。それぞれ、主にパッケージソフトで、完結するゲームで、終わりがある点がポイントです。

基本的に、家でしかできないため、1日1時間とか言われながら、それなりの統制のもと、遊ぶことができます。

また、ゲームの中には頭や手先を使う優良なゲームがたくさんあります。下記、私の時代の一例を挙げます。

・ドラゴンクエスト
通称ドラクエ。ロールプレイングゲーム。自分の成長に従い、体力やお金が全て数字化されますので、頭の中で計算したり、戦略を練ったりすることで、頭を働かせます。

・ファイアーエムブレム
シミュレーションゲーム。すごろくみたいなマトリックス上の地図で味方のコマを動かし、敵をやっつけていきます。一手間違ったらやられてしまいますので、思考プロセスは将棋と似ています。数字も沢山出てきますので、2ケタの暗算なども強くなるでしょう。

・スーパーマリオ
アクションゲーム。うまく動かすために指先を起用に操ります。始めてコントローラーに触る人が非常に不器用に見えますが、両手を使って操作するわけで、やっていることはピアノと似ています。

・信長の野望
いわゆる歴史シミュレーションゲーム。日本全国で好きな大名を選び、天下統一を目指します。全てを数字で管理するので、戦略性のみならず、数字にも強くなります。

・さんまの名探偵
謎解き・推理ゲーム。限られた選択肢の中から謎解きをしていきます。自由な発想で調べていかないと前へ進めません。難しいものの独力でなんとかなる仕様で、学校内で粘り強い数人の子供がクリアして羨望の的となります。

ゲームの副作用は、やりすぎると勉強などに支障がでること。しかし、ゲームに終わりがあるのであれば、メリハリをつけて、勉強とも普通に両立できます。ご家庭の方針にもよっては許容しても良いでしょう。

持ち運びできるゲーム

私が小学校高学年になる頃、子供にとって画期的なゲームが登場しました。その名もゲームボーイ。
当時はまだ白黒ですが、電池を入れて、ポータブルでゲームができる!これは当時、非常に興奮し、子供の外遊びの在り方に革命を起こしました。

現代においては、ニンテンドーDSなどが、代表的な持ち運び型ゲームです。
こちらも仕組みとしては同じで、基本はゲームに終わりがあるパッケージソフトです。

自分で判断できる中高生は置いといて、幼児や小学生については親が統制することで、据え置き型ゲームと
同様に、ゲームのやりすぎなどを防止することがまだ可能でしょう。

スマホゲーム

お馴染みのスマホゲーム。
振り返るとガラケーからの移行で常識になりましたから、まだ10年ちょっとですね。
今や、誰もが簡単にアプリをインストールしてゲームで遊ぶことができます。

教育上、とても優良な学習アプリもあります。
が、こちらは、私は幼児教育上、やや危険だと感じています。

それは、純粋に子供にとって楽しいから。そして終わりがないからです。

終わりがなくてどこでもできる楽しいゲームというのは、課金の可否以上に恐ろしいものです。
もし家族で山登りでもして、休憩時にスマホゲームをしていたら、、、寂しいですよね。

自律できる学生であれば何も言うことはありませんが、幼児期、小学生においてはのめりこんでしまう恐れがあるので、要注意です。

手が空いたら遊びたくなるようになってしまったらもう中毒です。
親が管理しきれなくなる恐れもあります。

Think Thinkなど優良な知育アプリもありますから、スマホではなくタブレットなどでうまく切り分けしたいところです。

ネットゲーム

最後にネットゲーム。

私は結婚前、ドラゴンクエストから出た初めてのネットゲーム、ドラゴンクエストⅩ(10)で遊んでいた時期がありました。

初めてのネットゲームでしたので、非常に驚きの連続です。
いくつかサーバーがあって、それぞれのサーバーに同じ世界があります。
サーバーを選んでゲームに入ると、同じ空間にたくさんのプレイヤーがいます。お店などの前には人だかりができていますが、並ぶ必要はなく行動できます。

その中でプレイヤー同士で一緒に力を合わせて進めていくわけです。

そしてこちら、ストーリーやコンテンツがどんどんアップデートされて増え、いつまでも終わりがない仕組みになっています。加えて、飽きさせないようにと、毎日これをやるとよい、みたいな日課があったりします。

ドラクエファンにとっては面白いと思える仕組みになっていますが、面白いがゆえに、非常に怖い。
ネットゲームには全て同じようなことが言えるでしょう。

実は最近、深夜に6年ぶりにログインしたことがあります。娘が生まれて初めてです。

ここで驚愕したのが、ゲームを初めて数分後に、6年前のフレンド(ネット上の友達)が飛んできて、さしぶり!と声をかけてくれたことです。ゲーム上の見た目も凄く変わっていて、とても成長しています。私なんて足元に及ばない。
更に私はゲーム内で所有していた一等地の自宅が競売にかけられ、違う人の家になっていました。
ゲームを続けないとこうなります。

私の場合、結婚をきっかけに環境が変わり、自然と辞めることができましたが、どんな楽しいことでも、終わりがないように誘導される仕組みは恐ろしいです。

ゲーム自体が永遠に続くならまだ違う考え方もできますが、長い時間をかけた後、いずれサービスは終わるわけです。終わったら、無。残るのは思い出だけですが、ゲーム内ですと少し寂しいですね。

いくら趣味といっても、日課のような作業はさすがに自他ともに有益ではありません。

子供が早い段階でネットゲームにはまってしまうと、パッケージソフトと異なり、終わりがないため後戻りができなくなる可能性があります。

お酒のような表現になりますが、ゲームとは節度を持って、正しく付き合っていくことが必要かと思います。
ネットゲームは成人まで待つ法律はないですが、自分を律することができる年齢まで、ネットゲームは控えたほうが良いと個人的には考えます。

まとめ

子供の頃、ゲームが大好きだった私の見解として、ゲームは頭をフル回転して考えることから、悪ではないばかりか、プラスの効果もあると考えています。

でも、やりすぎると当然に悪影響を及ぼしますので、お子様が小さいうちは保護者の統制、お子様が大きくなってきたら、自分自身を律する力が必要となります。

私自身振り返ると、やめることが難しいほど楽しいゲームもありましたが、パッケージソフトを全てクリアすることで一時卒業できた時、ホッとしたりもしました。一方、終わりのないゲームは、続けさせるための違う意図が組み込まれているので、お気を付けください。

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