USJは東京ディズニーランドと並ぶ日本を代表するテーマパークです。
開業当初、客が少ない時期もありましたが、今は集客が増加安定し、外国人旅行客も呼び込んで、チケットも値上がり、大変な混雑です。今回、東京など遠方から初めて行く方が不安に思う所をおさえつつ、楽しみ方をお話します。
アクセス
USJの最寄り駅はJRゆめ咲線のユニバーサルシティ駅から歩いて徒歩5分程度です。
新幹線で来た場合は、JR新大阪駅からJR大阪駅へ出て、環状線内回りに乗り、西九条で乗り換えます。ゆめ咲線に乗り換えます。しかしながら、JR大阪から直通便が出ていますので、慣れない場合はこちらを利用すると良いでしょう。
飛行機で行く場合は、関空か大阪空港(伊丹空港)経由になります。両者とも空港からシャトルバスが出ていますので、非常に便利です。例えば伊丹空港からUSJまでは空いている時間帯であれば30分程度で到着することも多いです。
手荷物の裏技
誰もが悩むであろうことを先にお話しておきます。旅行の荷物です。
ホテルがUSJ近くであれば悩む必要はないですが、多くの方は梅田や新大阪などにホテルがあることでしょう。この点、行きの場合はホテルに預けてからUSJへ、また帰りの日の場合はホテルにチェックアウト後預かってもらって、少し早めに出てホテルへ取りに行く方が多いのではないでしょうか。
この点、大荷物であっても、USJにおいては荷物が預けられずに難民になることはありません。
なぜなら、正面入り口横にあるゲストサービスでどんな大荷物でも1,000円でいつでも預かってくれるからです。
上図ゲストサービスは、ユニバーサルスタジオ正面入口左にあります。更にその隣にはコインロッカーがあり、大小預け入れができます。それぞれの特徴は下記の通り
・コインロッカー・・・入る限り、たくさん詰め込むことができる(400円~1,000円)。大型キャリーケースは入らない。混雑の日は空きがない日もあるが、ロッカーの数は豊富。
・ゲストサービス・・・ロッカーに入らない大きな荷物でも一律1点1,000円で預かってくれる。原則制限なし。
つまり、大きなキャリーケース1、2個に詰め込んでゲストサービスに預ければ大抵解決します。必要に応じてコインロッカーも併用すると良いです。お金は多少かかりますが、ホテルを経由する交通費や時間的なロスを考えればお得なことが多いです。
狙い目は圧倒的に平日
USJは土日祝日は説明の必要もなく、大混雑です。
混んでいると、ちょっとしたアトラクションも並んだり、食事もなかなか取れなかったり、ストレスが親子ともどもかかります。
ファストパスを購入することもできますが、幼児が楽しむ目的の範囲内では、それほど必要ありません。
何とかして平日に行くことをおすすめします。
本年2019年、7月16日(火)の平日に行きました。天気の良い日だったにもかかわらず、多くの幼児向けアトラクションの多くは待ち時間なしで、人気のアトラクションも短時間で乗れました。参考までに夕方の待ち時間は下記の通り。お子様は何度でも繰り返しアトラクションを楽しんでいました。これはコスパ抜群ですね。
幼児におすすめの施設・アトラクション:楽しみがぐっと広がるのは身長92cmから
USJにおいては、幼児向けの非常に豊富なアトラクションが用意されています。
しかしながら、赤ちゃんが楽しむにはまだ早いと感じます。多くのアトラクションが乗れるようになる分岐点は身長92cm。
92cmを超えると乗れるようになるアトラクションがかなり増えます。
下図で92cm以上で乗れるようになる乗り物は、下記の通り。これだけでも数時間楽しめます。
27番:ミニオン・ハチャメチャ・アイス
57番:フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ
66番:フライング・スヌーピー
67番:スヌーピーのグレート・レース
72番:エルモのゴーゴースケートボード
73番:モッピーのバルーン・トリップ
75番:エルモのバブル・バブル
上図のうち、幼児におすすめは26番~27番のミニオン・パークと、66番~76番のユニバーサルワンダーランドです。
また、パークの至る所にミニゲームがあり、1,000円で楽しめます。イメージは祭りの的屋のようなものですが、ある程度クリアできるようになっている点が異なります。スタッフも精一杯盛り上げてくれます。
下図はコインを投げて、皿の上に乗せるゲーム。非常にシンプルです。ざっと見た限り、クリア率は3割程度。
私は、、、、駄目でした!!
ミニオン・パーク
ミニオン・パークには92cmから乗れる人気のアトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・アイス」の他、写真が撮れるグリーティングや、ミニゲームがあります。また、ここのショップで購入すると、グリーティングの優先券がもらえることがあるので、買い物予定がある方は先に買い物しましょう。
ユニバーサル・ワンダーランド
こちらの方がアトラクションの種類が豊富です。ユニバーサルスタジオにおいて、3歳~5歳程度の幼児が遊ぶためのアトラクションが一番集中するエリアですので、一番おすすめのエリアです。
まず下図は人気のフライングスヌーピー、92cm制限ありの乗り物です。
こちら、レバーを引いて高く上がったり下がったりできます。こちらの乗り物は待ち時間が生じやすいので、予めファストパスのように時間予約することができます。こちらで券を入手し、指定の時間まで周りのアトラクションで遊べば時間を有意義に使えます。
次に、エルモのリトル・ドライブ。こちらは年齢で制限しており、3歳~5歳が対象です。幼稚園児の年齢ですね。
こちら、実際に小さいコースで車を運転することができます。私がここで一番感動したのはスタッフさん。
日中、30度を超す炎天下でしたが、一人一人のお子様に笑いながら盛り上げる姿は複雑な気持ちではありましたが、
やはり伝わるものがありました。
3つ目はモッピーのバルーン・トリップ。
私はこのエリアの乗り物で、これが一番楽しかったです。上へ登ってくるくる回るんですが、涼しくて爽快。心地よいです。
知育教材
グッズ売り場で良く見たのがレゴのようなパズルです。
恐竜、ミニオンなど、多くのキャラクターがレゴとして売っていました。
レゴ系パズルは巧緻性の向上に非常に良いとされていますのでおすすめです。
なぜUSJはここまで人気となったのか?
私は今は東京に住んでいますので、USJにはたまにしか行くことができません。
たまにしか行くことができない分、変わった点も気づきやすいです。
今回、特に印象に残ったのが、スタッフ一人一人が何かと話しかけてきたり、コミュニケーションを図ってくることです。
USJ関連グッズを持っていたり、子供の髪型だったり、ハイタッチだったり、最後はレストランのおばちゃんまで、とにかく絡む。
東京に長くいると忘れてしまいがちですが、関西はもともとこのような土地柄です。
そして、その考え方がスタッフの一人一人に浸透していること。想像するに、お客さんとコミュニケーションを積極的に取る指示は出ているでしょうが、その具体的な方法はマニュアルから発展して個々のアドリブによってなされていると感じました。
マニュアルではない一人一人の対応が、心地よくさせるのだと思います。このあたりの対応はディズニーとまた異なる視点のアプローチですが、また来たいと思わせる素晴らしいアプローチかと思います。
でも夏場、、暑くて大変そうです。スタッフも皆さまも、しっかり水分補給してくださいね~
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