【幼稚園受験・小学校受験】受験に反対するパパブロックの説得方法

今日はお受験に反対するパパ対策のお話です。
東京では凡そ5%が私立小学校・国立小学校へ進学します。
近年は10倍を超える志願倍率の学校も多く、志願者ではもっと高い比率でしょう。

しかしながら、よくママ友を通じて聞こえてくる声は、パパの対応です。
前回、下記ブログで父親目線で気を付けるべきことをお話しました。

参考記事:東京都の幼稚園受験:父親視点のお受験の考え方

しかし、実際のところそもそも受験に反対する父親は多く、このようなパパブロックで大きなトラブルになることも多いです。
私自身公立育ちで、この父親の思考回路はある程度わかるつもりですので、適切な対応を考えたいと思います。

目次

パパブロックの理由別説得方法

パパが反対する理由はそれほど多くありません。
下記で9割以上はカバーできるでしょう。

・自分自身が小学校は公立育ち
・私立小学校の校風が嫌い。
・お金がない。

やるべきこととして、まず上記のうち、受験を拒む原因を確かめましょう。

上段2つは言い方次第で覆せる可能性があります。一方、3つ目のお金の話は慎重に判断する必要があります。

パパはお仕事上、色々悩みを抱えているものです。
今後給料が上がっていくか、下手すると下がるか、もしかしたら首になるかとか、それぞれ奥様には
言えない不安を抱えていたりします。
厄介なのはこのご時世、そのような憂き目に会ってしまう方が一定数いることです。

過度なプレッシャーを抱えてしまったり、本当に危なくなったりすると本末転倒ですので、
経済上不安を抱えている方は慎重に考えましょう。

次に対応可能な2パターンについて検討します。

ご自身が公立育ちで嫌がっている原因は、細分化すると、食わず嫌いで否定している場合や、世間体を気にしている場合、大した理由なく断る頑固者の場合などが挙げられます。

このような場合に共通して有効な一手は、学校説明会になんとかして連れていき、ストレートに良さを伝えること。
そこで考えが変わる可能性があります。私立小学校は設備が綺麗なだけでなく、学習環境も優れています。

次に、私立がとにかく嫌いで、学校説明会への参加も受け付けないような方。
こちらはある意味、自分の中で結論を出してしまっているので難易度が上がります。
しかし、パパが考えている将来像によっては、ニーズに即して対応することで理解を得られる可能性があります。

小学校は公立へ行かせたいが、中学受験を考えているパパであれば、
受験をする私立小学校を紹介すると良いかもしれません。私立小学校は一般に、公立に比べて難関中学合格率が高いです。

参考記事:【首都圏私立小学校】難関国立・私立中学受験の合格実績・進学実績比較:洗足学園小学校がダントツ一番?

一方、中学も公立で考えている場合は、2020年度からの学習指導要領の変更や、大学受験で求められる能力が変わること、
補助金の関係で大学一般受験の枠が狭まり、内部進学や推薦枠は維持、場合によっては拡大傾向にあること
を説明しましょう。20年前とは受験を取り巻く状況が変わっていることを理解することが必要です。

全体として、受験を拒む理由が「なんとなく」で、「教育改革を巡る現状を把握していない」場合、
現状を正しく知ることで理解を示す可能性は十分にあります。逆に、よく調べた上で結論を出し、自分自身も成功した
やり方を踏襲させようとしている場合は難しいこともあります。

よくよく相談して方向性を決めて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

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