皆さまこんばんは、今日は日記です。
香港は本来、大人向け、子供向け問わず、治安と費用のバランスもよく、ファミリーに人気の海外旅行先の一つでした。
海外へ行くことで、お子様が外国人の存在を知り、英語の必要性を感じることで語学の勉強促進を期待できます。
しかしながら、ここ最近香港デモのニュースが日に日に大きく報じられ、旅行することを躊躇されている方も多いのではないでしょうか。中には便を確定させてしまったものの、どうしようか困っている方も多いでしょう。
今回、我が家も同じ状態になり、迷った末に、一定の制限を設けて香港へ行ってきました。
意思決定の参考にしていただくべく、香港で起こっている事実をお話したいと思います。
日本に流れてくる情報も断片的なものが多いと感じる一方、香港事情がナイーブな状況であることには変わりはないです。
決して安全という趣旨でお話しているわけではございませんので、その点ご含みおきください。
事実関係
・ここ数か月行われているデモで、暴動含む過激な動画が繰り返し配信されている。
・香港島や九龍島始め、多くのエリアはいつどこでデモが起こるかわからない状況である。
・空港でデモが起こり、欠航を伴う騒動になったことがある。けが人はなし。
・空港は現状、チケットとパスポートの突合せをして、入場規制を行っている(トップ画像と上図)。
8月24日から規制がなくなる予定であったが、延長された。24日の入国、27日の出国については問題なかった。
・空港へ向かう鉄道については、妨害行為により、正常な運航ができなくなる恐れは残っている。
・空港のあるランタオ島では、空港で入場規制が行われている限り、デモが起こりにくい状況。ランタオ島の施設で目立ったデモの報道はない。
実際に香港へ行ってわかったこと
上記リスクを極力避けるため、下記条件で香港へ行くこととしました。
・デモの混乱の可能性が少ないランタオ島のみの観光とし、デモ発生が読めない九龍、香港島はあきらめる。
・ディズニー以外で行ったことがない観光地は中国人の友人と一緒に行く。
・夜は出歩かないようにする(ディズニー内、ホテルへのシャトルバスは除く)
・服装は黒と白の服は避ける。
私が香港へ行ったのは8月24日、前日になって空港の入場規制が延長された日でした。
香港空港では搭乗券を持っていないと入場できず、結果として香港空港内は至って無風でした。機内も空港も、日本人は特に少なかったです。
当日、中国人の友人が広州からわざわざ出てきてくれて合流し、荷物を預けて東涌(トンチャン)に移動。
一緒にロープウェイに乗っていくつかの山を越え、20分のロープウェイと20分の徒歩を経て、ポーリンジーという寺に巨大な大仏を見に行きました。流石にこのような山上で危険な暴動が起こる気配はなく、問題ありませんでした。
また、香港ディズニーはパーク内は日本と同様、平和そのものです。ここも心配無用。
このように、現状のレベルであれば、リスクを十分に最低限に落としてから行動すれば、特段問題はないと考えます。
帰りは心配であれば、ホテルからシャトルバスやタクシーで直行すればよいだけです。ディズニーホテルからは一日前にシャトルバスを予約するか、随時タクシーで15分程度、150香港ドル相当です。
最後に残るリスクは飛行機が飛ばないリスクですが、こちらは空港入場が規制されている限り、心配がほぼ不要です。
27日、チェックインをして搭乗口へ行くまでの時間は30分程度でした。
今回言いたかったのは、断片的な情報で左右され、世論が一方に傾くこともあるので、正しい情報を得て、適切な判断をしていただきたいということです。現状の香港は、上記のような制約を設けている限り、絶対危険でもなく、絶対安全でもなく、本人が自覚を持って正しく行動すればよいレベルと考えます。
今回のデモの件も少しずつ子供に話したりすることで、小さいうちから国際的なバランス思考を身につけさせてやりたいと考えています。
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