東京都の幼稚園受験:お受験幼児教室に通わず合格する方法

本日は幼稚園受験のお話です。

これまで、私は幼稚園受験にあたり、お受験幼児教室を行くことをお勧めしてきました。

ただ、お受験幼児教室は一般に高額で、1回あたりの授業料は約10,000円、夏期講習や直前講習になると15,000円になることもあります。しかしながら、実際は幼児教室に通わずに受験をされる方も多いでしょう。

今回、高額な幼児教室に通わずに合格するために必要な準備を理詰めで考えてきたいと思います。

まず、合格するために必要かつ最低限の準備は下記の通りです。
幼稚園受験においては親の準備が半分以上を占め、お子様に求められる能力は決して高くありません。

保護者が準備すべきこと
・受験園の情報
・志望動機
・面接対策

お子様ができるようにすべきこと
・泣かない(母子分離)
・最低限の能力
・お行儀

目次

保護者の準備

まず、受験園の情報について必要なことは、園への事前の挨拶や説明会参加の必要性です。
これらの情報を理解して必要な行動をしていれば問題ないですし、知らなければ、受験は慎重にしたほうが良いです。

せっかく受験するのですから、志望動機や面接対策含め、最低限の対応を図り、準備することが必要です。
この点、高額なお受験幼児教室へ行かない場合にまずおすすめしたいのが、志望園の近くにある安価な幼児教室です。

近所ということもあり、色々な情報を持っていることがあります。幼児教室は一般に高額なお受験幼稚園と、それ以外の幼児教室に別れますが、安価な幼児教室が劣るということは全くなく、良質な授業を提供してくれるところがほとんどです。

これらは入会金も高くて1万円、月謝は数千円だったりします。単価で考えると、3分の1以下になります。
まずは情報を得る手段を探してください。

次に、情報が十分に得られない場合でも、幼稚園の倍率が予想できれば違った対応ができます。
どんな名門幼稚園であっても、倍率が少なくなれば、合格のチャンスは格段に上がります。
また、幼稚園の難易度がそれほどでもないことがわかっている場合も、受験もしやすいです。

逆に倍率が概ね3倍を超える場合、親かお子様か、願書か面接か、説明会の参加履歴か、どこかで差がついてしまい、合格が難しくなってしまうでしょう。経験上、倍率の幅は年によって大きく変わりますので、幅広く検討してみてください。
合格できそうな園を検討することも必要です。

お子様の準備

2歳~3歳のお子様に求められる能力は高くありません。
面接で何か聞かれて、仮に答えられなくても多くは致命傷にはなりません。

公文などで学習するような高度な算数、国語、英語ができる必要はなく、
まず必要なのはお行儀、次に笑顔でしょう。

具体的には「面接の間、おとなしく座ってられること」と「楽しく遊べること」
これだけです。途中で泣き出して何も受け付けなくなってしまうと、それだけで見通しは悪くなってしまいます。
まずは確実な母子分離が必要ですね。

考査中、何か質問されても、なんでも良いから答えられる。更に笑顔も加わればもうばっちりです。
能力面についても、確かに要求されることはありますが、通常の範囲の語彙や巧緻性を図るものがほとんど。
これは特別な塾へ通う必要はなく、通常の幼児教育や通信教育で十分です。

まとめると、お受験幼児教室へ行かない場合の対応は下記のとおりです。
高額なお受験幼児教室へ通わなくても、一部の名門幼稚園を除き、必要な情報が得られれば十分に対応できる。
安価な幼児教室でも良いから最低限の情報を入手できる環境は必要。
お子様は母子分離ができており、落ち着きがあれば最低限それだけでOK。

 

 

 

 

 

 

 

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