日本で一番難関中学受験で実績を出している私立小学校というと、洗足学園小学校を挙げる方が多いと思います。
ここ洗足学園小学校では、難関中合格者が後輩のために、自分たちがどのような生活習慣で、どのような対策をして、どのように合格したのか細かく記載したリアルな合格体験を残し、いつでも在校生が見られるようになっています。
これは実際に努力して受験して結果を出した6年生が純粋に後輩のためを思って作成しているので、非常に実用的な合格バイブルになっています。
この洗足学園小学校では、毎年小学校入学希望者向けに、授業見学ができるのですが、この際、この体験談が張り出されていました。この詳細は当然に開示するわけにいきませんが、下記の通り合格者に共通する決定的な傾向が見つかりました。
休みの日も含めて極端に早起き
ほとんど全ての子供に共通して、皆かなり早起きでした。
これは私立小で遠方から通学しているという理由もあるのでしょうが、6時より前に起きている子供が過半数で、朝も計画的に勉強していました。私が小学生の頃は、公立なので8時に家を出れば間に合うわけで、7時より早く起きる理由はありませんでした。
それと比較すると、1、2時間早く起きていることになり、非常に驚きです。
最難関中学に合格する子どもは朝5時だったり5時30分に起きている子が多いという事実は踏まえる必要がありそうです。
字が綺麗
最難関中学の合格者が書く字は総じて綺麗で、読みやすい字を書いていました。
少し前の東大生のノートというものが流行りましたが、それと通じるものがあるかもしれません。
綺麗な字を書く子供は、成績も比例して伸びる傾向があるという説もありますが、
事実、体験談は難関中学合格者ほど、とても綺麗な字の方が多かったです。
文章構成がわかりやすく読みやすい
合格体験談はA4一枚程度の紙で、合格者はそこに自らの体験をまとめ、アウトプットします。
もはや社会人の域なのですが、言いたいことを簡潔にわかりやすくまとめるというのは非常に重要な要素です。
この点、難関中学合格者は、読み手が知りたいニーズをくみ取り、必要な情報をわかりやすい表現で、隙間なく書いていました。
小学校の段階でこれができるのであれば、社会人になっても情報処理能力を発揮するでしょうね。
受験で言えば、このようなことが小学生でできるから、難関中学にも合格するんでしょうね。
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