【年末年始・お盆】子供連れ家族の移動手段(東京~名古屋~大阪)費用・時間比較:一度は青春18きっぷで冒険しよう

成田空港

年末年始が近づいてきましたね。
我が家も毎年、年末年始は東京から大阪方面に家族で帰省します。

娘が小さい頃は車か新幹線で帰省するのが一番楽でしたが、大きくなってきたので毎回様々なルートで帰省しています。
東京に来てから20年以上が経過し、東京~大阪間の移動に関しては、学生時代含め実に詳しいです。今回、子供連れのファミリー対象に、時短・費用・教育的視点で、帰省手段を下記にまとめます。

基本的に、幼児期は移動が過酷な手段を除き、新幹線、飛行機、車両の他、様々な交通手段で帰省されることをお勧めしたいです。機会あらば、一度は体験して頂きたいのが青春18きっぷです!

目次

新幹線

一番確実な交通手段です。遅延リスクが低く、本数が多いので思い立ったら電車と同じ感覚で乗車することが可能です。
高額ですが、幼児(未就学児)は席を指定で取らないのであれば、原則無料ですので2人分の席を抑えて、3人もしくは4人で利用することもできます。但し、グリーン車は幼児無料にならないのでご注意ください。

東京から大阪までの移動時間は概ね2時間30分です。一番早いのぞみで、片道13,870円。予約は1か月前から予約可能で、すぐに動けばたいてい席が取れます。随時キャンセルや変更が生じますので、機を逸した場合は毎日始発の時間で空席を見れば、直前でも席が取れることがあります。

格安切符を金券ショップで買うと500円~1,000円程安く乗れますが、年末年始は適用外になりやすいので日程には注意が必要です。

飛行機

新幹線と異なり、国内線飛行機は2か月、特売は6か月ほど先の日程を予約することができます。

最近国内で人気があるのはエアトリで、私も国内外で利用しています。早く動けば新幹線より安く抑えることが可能です。
飛行機の場合、安い場合は8,000円ぐらいですが、年末年始は先に予約しても1万円超かかることが多いです。新幹線と異なり、3歳以上で半額を目安とする小児料金がかかります。
早割はこちら!<エアトリ>

大阪ですと乗車時間は40分~50分ですが、遅くとも1時間前には空港についておく必要があり、早いうちに動くことを考えると、結果的に新幹線より時間を要することが多いです。荷物の預け入れなどの管理もやや面倒ですが、乳児がいる場合は専用の窓口で先にチェックインを済ませられるところが多いです。

また、株主優待券を使うと安く収まることがあります。

旅行会社・楽天などのパック旅行

人気は楽天や駅探など、ネットを利用したパック旅行です。
行きと帰りの時間を自由に選び、滞在期間中のホテル(一部利用も可)を組み合わせてお買い得になります。
期間にもよりますが、交通手段だけの値段で、ホテルも泊まれる料金になることがあります。
人気のない時間帯の交通手段を選ぶと安いです。
新幹線+宿泊セットプラン

高速バス

非常に安価で単身者向けで人気の移動手段ですが、子供が小さいうちは不向きです。
但し、近年高額でゆっくりリクライニングできるバスも登場しているので、環境は改善されつつあります。
年末年始でも一人当たり5,000円程度で移動することも可能です。
格安高速バス!ポイント還元も

車両

運転するパパ以外は幸せな交通手段です。
大家族ほど、費用的に車両が有利になります。またお子様が小さいうちは安心です。

かかる費用は高速道路で18,000円~20,000円程度で、ガソリン代は車両差はあるものの、往復10,000円でしょうか。
つまり、ざっと30,000円ぐらいで往復できることとなります。

レンタカーですとこれにレンタカー料金が加算されますので、お得感はかなりなくなります。

長期休暇中は常に渋滞リスクや通行止めリスクが高く、移動時間も8時間程度かかり、一日費やすことになります。
新幹線や飛行機であれば使えたはずの時間を約半日ロスします。

寝台列車サンライズ

一度は乗ってみたい寝台列車。子供は旅行気分になって楽しいようです。私も一度だけ乗ったことがあるのですが、今でも覚えています。自分が電車で寝ていて、電車が動いているというのは新鮮な経験です。やや高額ですが、子供の知的好奇心をくすぐる移動手段です。雑魚寝で12,000円、個室で20,000円程度かかります。通常は個室がおすすめです。

青春18切符

今回詳しく紹介したかったのはこちらです。
青春18きっぷは、特急などの有料切符を除き(都市部の快速などは可)、ほとんどの車両に乗り放題となる5枚つづりのチケットで、12,050円です。一枚あたり2,410円ですね。主に学校が長期休暇となる春休み、夏休み、冬休みに対応して販売されます。大学生を中心に非常に人気があるチケットですが、大人でも利用可能です。こちら、私は貧乏な学生時代に愛用していましたよ。なんと、大学入学時に、大阪を出て上京するときも利用しました。

こちら、最初にスタンプを押しますが、それ以降、日付が変わる終電車まで乗り放題、降り放題なので、基本的に早い時間帯に電車に乗った方がお得と言うことになります。未就学児は元々電車料金が不要なので、未就学児の3人家族、4人家族であれば非常にリーズナブルに旅行が楽しめます。

メリット

・最安値で移動が可能
・途中下車が自由なので、休憩、観光、食事も自由。
・子供に地図を見せながら移動できるので、勉強になる。
・子供に色々な街や風景、電車や人を見せることができる(方言も異なる。)
・始発からの移動が多いため、座れる機会が多い。

デメリット

・ある程度忍耐、体力がないと、途中でぐずる可能性
・移動時間だけでほぼ一日費やすこととなる。

娘ですと、昨年の3歳時点ではまだ厳しいかなと感じましたが、本年4歳になって体力がつき、物事の理解もできるようになってきたので、休憩しながらであれば、そろそろ可能かなと感じています。距離に応じて4歳~小学生ぐらいがおすすめです。

東京~大阪間のルート

下図の通り、電車だけの所要時間で概ね9時間程度要します。
それでも東京から大阪まで乗り換えたった5回(6つの列車)で到着するって驚きですよね。
うまく乗り継げば、もう少し少ない乗り換えで行くことも可能です。

ほとんど座っているだけですが、横になるわけでもないのでいつもと違った疲労もたまってきます。
朝8時に出発すれば、夕方に着くイメージです。
実際は寄り道をしつつ、夜8時~9時ごろに着くようにプランを立てるか、途中で一泊すると楽かと思います。
一泊したとしても、1人あたり4,820円で済むことになりますね。

東京~大阪 各駅停車ルート

行程のポイントは下記の通りです。

・東京から熱海はアクティー(快速)があり、こちらに乗ればスタートダッシュが図れます。
・熱海から豊橋までは長い長い各駅停車の旅。富士駅で降りると、綺麗な空気とともに富士山が目の前に望めます。
・浜松はうなぎ屋が多いです。うなぎが食べたいなら途中下車おすすめ。所要時間ベースで、東京、大阪の中間地点です。
・名古屋は下りたことなければ是非途中下車を。味噌煮込みうどんなど美味しいですよ。ここで一泊するのも良いですね。
・米原からは快速急行でスイスイ行けます。京都・大阪の通勤圏に入り、ゴール間近。周りは完全に関西弁になります。

と言いながら、我が家も家族ではまだ実行したことがないです。いつかプランを立てて実行したいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次