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英語に力を入れる私立小学校と、小学校受験合格のために幼児英語を諦める矛盾

いよいよ現年中は小学校受験の新年長クラスに入り、本格的なお受験の戦いが始まりました。

多くの私立小学校は英語に力を入れています。保護者の方も学校説明会等で英語教育方針に熱心に耳を傾けて、志望動機の一つとすることが多いです。

しかしながら、足元ではお受験に専念にするため、ほとんどのご家庭では年長の間、英語勉強を完全にストップしてしまいます。

名門小学校の合格を目指す方ほどその傾向が顕著です。感覚的には、年少や年中まで何らかの幼児英語を勉強していても、凡そ7~8割が年長では一時的にお休みし、残り2~3割がかろうじて週1日程度の英語学習となります。週に2回英語を学習しているご家庭は、聞いたことがありません。

この理由は極めて単純で、いわゆる名門小学校、難関小学校のお受験には、英語は全く関係なく、かすりもしないからです。
英語が重要で力を入れると言っておきながら、まだ幼い受験生には、意図せず受験のために英語を放棄させる形となっています。

この点、小学校側からの言い分を予測すると、幼児期は英語よりもっと大事なことがあるとか、もっともらしい理由をつけることは簡単でしょう。

しかし、英語の重要性が高まる昨今、小学校入学まで英語に全く触れない教育は、かなり危ういと感じます。
英語学習の早期学習をする幼児も増えており、幼児期にネイティブ並に英語を話せるようになっているスーパーキッズが増えています。これから英語は読む、書く、聞く、話すと4技能が重要視されますが、聞く能力、話す能力に関しては幼児期で相当差をつけられます。まず間違いないと思われ、今の親世代の頃とは環境が一変しています。

名門小学校を受験して合格する層は、平均して週2回以上の塾通いと自習、関連分野のフォローとして体操教室へ行ったり絵画教室へ行ったり、非常に多忙な一年を送りますが、英語を勉強する余地は皆無です。

我が家も英語学習の比率を落としつつあり、来年度になると、英語学習が一時ストップしてしまいそうで戦々恐々としています。英語学習の重要性はひしひしと感じており、歩みを止めている場合ではないんですけどね。

個人的な予想になりますが、10年後か20年後かわかりませんが、中学入試と同様に英語学習の必要性と需要が更に増し、難関校でも小学校入試で英語に関する試験枠ができているのではと予想します。一番最初に始めた学校が革新的な学校という扱いをされ前例となるでしょうから、その後徐々に増えていくのではないでしょうか。

そもそもですが、現状は純粋に英才教育を施そうとしたとき、進学先としては私立小学校が前提と言うわけではなく、中学受験を前提にするご家庭も多いです。まだまだ全国的には私立小学校進学者は1%程度と非常に少ないです。

東大生が幼児期にしていた人気の習い事は、水泳、体操、そろばん、公文、ピアノ、能力開発系の幼児教室が並びますが、小学校受験とは相反する習い事です。

これは、お受験のための幼児教室が悪いのではなく、学習指導要領が大きく変わっても、昔から試験内容が全く変わらない私立小学校に問題があると考えます。多彩な能力を認める延長線上にお受験があると考え、試験内容もそれに合わせていけば、努力の方向性としては非常に明確になるんですけどね。
世のニーズに沿った試験形式や試験内容にしていただきたいものです。



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