小学校受験において、会話やコミュニケーション能力は非常に重要で、口頭試問、面接、集団行動の他、至る所で役立つスキルです。このスキルは将来、中学、高校、大学、社会人と、どの局面においても避けて通れません。
私は近日友人の結婚式スピーチをするのですが、ちょっと現時点で緊張しています。話す内容も細かく決めて、何度か練習しなければなりませんので、この後そちらを考えます。でも、能力がないから時間がかかるわけで、人前で話すことが得意であれば、本来かける時間は短くて良いわけです。
友人に某俳優がいますが、テレビの撮影の前の日でも飲み会に参加したり余裕があり、本当にすごいなあと尊敬します。昔から通る声を持っていたのですが、大勢の前でも物おじせず、自分の話したいことを伝えられる能力は、結果として人を惹きつけることとなります。これは人生において非常に大きなアドバンテージです。
私は残された人生、それなりにがんばるのみですが、まるこには得意になってほしい。そういうわけで、小学校受験だけでなくその先も見据えて、ボイストレーニング・プレゼンを習うことにしました。
幼児ボイストレーニングのカリキュラムと効果
ボイストレーニングは主に下記のようなカリキュラムで構成されます。
①発声練習
②あいうえおの口の形
③早口言葉
④声の出し方
⑤文章朗読
⑥しゃべり方のコツ
⑦表現力向上のコツ
私もボイストレーニングに行ったことがありますが、カリキュラムは大人向けのボイストレーニングを、子供向けに優しく楽しく再構成したもので、一つ一つは大人と変わりありません。
教室や先生にもよりますが、基本的にできたら褒めて伸ばしますので、子供の感覚としては、幼児教室より楽しいようです。
あ、い、う、え、おの口の形と、声量は、教えられるものではありませんが、指導を少し受けると途端によくなります。
このため、声が小さくて、、と悩む方にはいいかもしれません。
優しい口調ながらレッスンの要求水準は高いです。
今日楽しかったことはなんですか?と聞かれたら、その答えと理由を答えることは普通の目標かと思います。
ボイトレで学ぶことは、これに留まらず、理由を複数答えたり、棒読みではなく心を込めて話すように指導します。
一番驚いたのは、上記のようなプレゼンをビデオで撮って皆の前で見せて、感想を言わせたりします。
まるこの場合は、「ふらふらしていた。」と反省の弁を述べていましたが、これは非常に良い取り組みと思います。
人に言われると自分で言うのでは、全然意識が異なるからです。
ボイトレ教室の、他の習い事との違いは、数回行くだけでその効果が実感できることです。
数回で声が大きくなり、話すときに口の形が大きく変わるようになり、また心を込めて読むことができるようになりました。
これでまず目標とするのは、面接や口頭試問、集団行動で大きな声ではっきり自分の意見を伝えられるようにすることです。
まだ始めたばかりなので、数か月後効果の程を追伸したいと思います。
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