【東京】トランクルーム業者の辛口評価と比較(価格、セキュリティ、利便性)

私は独身時代から、10年以上トランクルームにお世話になっています。
子供の成長に伴い使わなくなったものや、シーズンオフの衣類の格納などに役立っています。
また、使わないけど捨てられないものも多々ありますので、物の管理に役立ちます。

今回、都心に住むファミリー向け、単身者向けに、トランクルームの有用性をやや辛口でお話します。

目次

トランクルームの特徴

トランクルームとは、自宅とは別に物を自由に預けることができる貸倉庫です。

現在サービスの幅は広がり、貸倉庫の形態は実に様々です。

24時間部屋に行き来できるタイプのものもあれば、荷物を送って預かってもらうだけのタイプもあります。
利便性や立地によって費用は異なりますが、非常に競争が激しくなっており、どこも割引をしています。

このため、消費者にとっては売り手市場で、10年前と比較してお得に使うことができます。

トランクルームが合っている方は下記の通りです。

・物が多すぎて捨てられないものが多い。
・都心に住んでいるが、部屋が手狭。
・トランクルーム激戦地に家がある。(割引が多く、お得に使える。)
・子供の成長に伴い使わなくなったが、将来のために残しておきたい。
・シーズンオフの衣服を収納しておきたい。
・家に余分なものを置きたくない。

子供向け、単身者それぞれにニーズがありますね。

トランクルームの利用方法は業者によって詳細は異なりますが、大きな流れは全体として似ています。

①申込(部屋の決定、決済完了)
②鍵、セキュリティカードの受け取り(管理者常駐の場合はレンタルルームで、管理者がいない場合は郵送で)
③セキュリティカード

トランクルーム選びのポイント

トランクルーム選びにはいくつかポイントがあります。
各自ニーズは異なると思いますので、ご興味がある点のみご確認ください。

使用料金

料金は、業者というよりもサービス形態、立地で決まります。
トランクルームのサービスは主に下記に区分されます。

区分 料金
管理者常駐型のタイプ 高い
無人貸倉庫のタイプ 普通
宅配対応のみで、倉庫に立ち入りできないタイプ 安い

これに加え、管理者がいると、安心ですが料金は高くなる傾向にあります。また、貸倉庫に立ち入ることができない郵送対応の場合は、コストがやすくなります。また、後述しますが屋内型と屋外型で料金が異なります。

トランクルーム業界で比較すると、ブランドによる価額の違いはあまりないように見受けられます。
スケートの点数評価の如く、サービスの違いに料金が加算されていくイメージです。

また、うまく使いたいのが割引制度です。
期間限定、場所限定で、30%OFF~50%OFFといった割引を展開しています。

特に、駅からやや離れた箇所にトランクルームが密集している場合、割引をしていることが多いです。
これは非常にお得ですので、うまく使いたいところです。

セキュリティ

この場合のセキュリティは、物が間違いなく安全に保管されるかという点を指します。

セキュリティも非常に重要です!と言いたいですが、近年はどこの業者も品質向上に努めており、セキュリティがしっかりすることは当然のようになってきています。

というのも、トランクルームの入り口にセキュリティキーがあり、内部で防犯カメラがあり、それぞれの部屋に鍵が閉められていれば、そうそう悪さはできません。このため、倉庫に本人が立ち入ることができるほとんどのトランクルームでは、セキュリティは重要ながらも当然の機能であると言えます。

屋外か屋内か

トランクルームは屋内にあるか屋外にあるかで、かなり環境が異なります。
屋内にある場合は温度管理含めて空調がしっかりしており、より安心できます。このため、屋外より屋内の方が一般的に料金は高めです。

しかし、実際のトランクルームの分布を見ていると、都心部のトランクルームはほとんどが屋内型で、郊外に屋外型のトランクルームが多い印象です。私も23区で郊外型のトランクルームを見たことはほとんどありません。

宅配型との比較

宅配型の特徴は、畳数ではなく、箱単位で料金が算定されることです。
限られたスペースに何を置こうか悩む必要も、行く必要もないので、手間はかかりません。一方で、預けているものの管理が手薄になり、ずっとお金を取られ続けることとなります。また、戻す場合にお金がかかるケースが多いです。

このため、宅配型は通常のトランクルームよりベースは安いのですが、戻す場合の手数料を踏まえると心理的に割高に感じることもあります。

駐車場の数

都心の限られたスペース故に、トランクルームに止められる車の数は重要です。
特に予約していくわけではないので、行ってみたものの、止められないと非常に時間や手間をロスします。

この点、管理者常駐の倉庫であれば、事前に止められるよう調整してくれることもあります。

ただ、一番の解決方法は駐車場は複数あることです。3台以上あれば通常問題ないですが、1台であれば気をつけたほうが良いです。個人的には2台の倉庫が多いように感じます。

トランクルーム業者の比較

次は、トランクルーム業者の特徴を比較しましょう。
実にたくさんの業者に見学に行きましたが、トランクルームは狭いスペースであれば数千円から借りられます。
このため、実際に狭いスペースで試してみるのも一手です。使ってみて初めて、サービスの違いに気が付くことも多いです。

キュラーズ

区分 管理者常駐型
利用時間 24時間
倉庫数 60以上
費用事例 ボックス:3,360円~4,800円
1畳:11,340円~16,200円
2畳:19,040円~27,200円
割引セール 立地により5か月30%OFFなど
縛りはあまりない
クレジットカード なし
荷物の送迎 無料シャトルバスあり

まず、私もお世話になっているトランクルームの老舗、キュラーズです。

キュラーズの特徴は、割引セールを頻繁にやっていることと、無料シャトルバスを使えることです。
特に、無料シャトルバスは他社にあまりありません。あるとないでは大きく異なる良サービスです。

唯一の弱点はキャッシュレス対応をしていないことでしょうか。

スぺラボ

区分 無人貸倉庫
利用時間 24時間
倉庫数 2021年2月都内10以上、毎月2~3倉庫増加
費用事例 都内23区
1畳:10,000円前後
2畳:20,000円前後
割引セール 2ヶ月間賃料半額
1ヶ月フリーレント
新規オープン割引
契約者様へ3000円キャッシュバックなど
クレジットカード あり
荷物の送迎 なし

新しいトランクルームですが、クレジットカードとスマートキー(物理キー不要)で、最短即日利用できる便利なトランクルームです。最短で翌月末で解約可能で、比較的短期の利用にも役立ちます。
現在売り出し中ですので、様々な割引サービスも豊富です。

ハローストレージ

区分 無人貸倉庫
利用時間 24時間
倉庫数 2,000程度
費用事例 1畳:14,100円+管理費2,200円
2畳:22,400円+管理費2,200円
割引セール 立地により大きく異なる。0%~50%OFFと幅広く、縛りも異なる。
クレジットカード あり
荷物の送迎 無料シャトルバスあるが割引と併用不可で、実質的には有料

キュラーズと比較すると倉庫の数が多く、倉庫によっては割引幅が50%になる場合もあります。
この場合はキュラーズよりも価格優位性が生じますが、もともと管理者がいないサービスと言うこともあり、キュラーズより劣る場合がほとんどです。
一時、無料シャトルバスのサービスを始めましたが、上記割引との併用が不可で、実質的に消費者が利用しないサービスでした。また、金額体系も管理費など含まれ、全体的にやや煩雑です。
このため、50%割引と、キャッシュレスに対応しているという点のみ優れてる業者と言えます。

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