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3年保育「お受験」幼稚園と2年保育「附属」幼稚園の葛藤と闇

今年も幼稚園の進級の時期が近づいてきました。
お受験幼稚園はほぼ3年保育で、2~3歳の受験時には、各ご家庭は園に対して合格のため三顧の礼を尽くします。
しかし、この気遣いは必ずしも最後まで続くわけではありません。

というのも、雙葉、暁星、学習院など、いくつかの人気附属幼稚園は1年遅れで、2年保育として園児を募集します。

このため、小学校受験を待たずして、1年後に「乗換え」が可能なわけです。

このようなご家庭がなぜ辞める前提で3年保育に入ったかというと、お受験幼稚園で必要な礼儀を身に着けさせるためです。
実際、お受験を前提にする幼稚園では、お受験幼児教室に通っているような質の高い指導が毎日受けられます。当然、幼稚園受験時にはその旨は胸の内に隠しています。

通常幼稚園側は、途中で自分の園を辞めて他の園に鞍替えするのを猛烈に嫌がります。実際、多くのお受験幼稚園では、2年保育に行かないように、受験時に確認したり、受験概要に明記したり、誓約書を書かせるケースもあります。
ですが、家庭側も一生の事なので、幼稚園と縁を切ってでも、受験するケースが多いです。法的に辞めてはいけないわけでもないので、定期的に誰かしらが謎の離脱をします。少なくとも、受験日には園児のお休みが多いので、受験した事実は容易に想像できます。

ママ同士では、その対応をめぐる付き合い方は様々です。
抜けるママは、一人でもその旨を話すと、狭い世界で情報が一瞬で拡散します。同時に、仲の良いママ以外に対しては当然に壁を作っていきますし、園への対応も急に雑になります。残るママは、どちらかというと気分の良いものではありませんが、将来同じ学校になる可能性があったりもしますので、ほとんどは大人の対応を取ります。よって、何かが起こるというわけではありません。

一方で、園との関係は水面下で非常に揉めます。
園と小学校の付き合いもあるので、この点どのように受験し、合格したかは定かではありません。附属幼稚園側も、3保で既に幼稚園に通っている園児の受験を認めており、事実合格させています。受験日は園児が幼稚園を休んで試験に臨むわけですから、色々とグレーなところ。

加えて2保受験を促進しているのは、これらの2保の幼稚園を受験しておけば、たとええ落ちても小学校受験で有利になる可能性があるというお話を大手幼児教室がしてしまっていることです。受験した履歴が園への誠意になるという趣旨ですが、複数人受験すれば、統計的に何名かは合格します。

3保と2保を統一することもないでしょうし、受験を制約するのも難しいでしょうから、この問題は毎年続くでしょう。
園側も受験前後の手のひら返しで毎年疲れるだろうなあ、、、と思うばかり。



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