【幼児・小学生】成功体験を重ねて、自分から勉強に取り組む習慣を作ろう

こんばんは。今日は塾での指導経験と育児経験から、子供向けの効果的な勉強方法についてお話したい思います。

幼児、小学生の間は、遊ぶことも大事な時期ですが、自分の意志で、何かに取り組むことが重要な時期です。

今回、表題で「勉強」という言葉を使いましたが、これは机に向かって座学することだけを意味していません。
何かに対して、一生懸命打ち込み、頑張れることを「勉強」としています。

一つのことをひたすら努力することができれば、何を頑張るにせよ、その分野は伸びることになります。
これは、人に言われても実行しても、継続できなかったり伸び悩んだりしがちですので、自分の意志で行いたいところです。

この点、自分の意志で継続的に努力するパターンは、次のいずれかです。
基本的に、この2点しかないと思われます。

・自分自身がそれを好きで、楽しみながら頑張れる。
・自分を律することができ、好き嫌い関係なしに頑張れる。

前者は、例えば特定のスポーツが気にいって、打ち込む時などがあげられます。
毎日、楽しみながら自分から頑張るパターンですね。

後者は、自分が好きか嫌いかは関係なく、その必要性を自分なりに納得して進める場合です。
子供だけでなく、学生の受験勉強全般に言えますね。聞こえは悪いかもしれませんが、例え好きでなくても、ひたすら努力できるのであれば伸びてきます。

そして、これら2点を伸ばす大切な要素が、成功体験です。小さい時ほど効果を発揮する、頑張るためのガソリンみたいなものです。

上記の事例で言うと、あるスポーツが楽しくて取り組む場合においても、長く続けるほど、飽きる時も必ずやってきます。
しかし、特定のスポーツを得意になることで、周りより上手に取り組むことができます。これは本人の自信になり、やってて気持ちの良いものとして定着してきますので、負けたくないために、継続して努力できるようになります。

また、例え好きでなくても、成長すればいつかは好きではないけど取り組まなければならないことが増えてきます。
それを理解して、小さいうちにやると決めたことを頑張れるようになれば、より有利に立ち回ることができます。
先の取り組み、学ぶことで、人より早く進級したり、合格したりする体験を踏み、こちらも同様に楽しい気分になり、もっと頑張ろうという気が起こるようになります。これは負けず嫌いとも関連していて、成功体験を知ると、次は負けたくないという気持ちが生じますので、一生懸命頑張るモチベーションにもなります。

これらにより、頑張れば成果が出る→もっと頑張る→成果が出て嬉しい、と言った好循環のループに入っていくわけです。

この成功体験は、小さい時ほど効果を発揮すると上述しましたが、これは小さい頃の方が素直に体感できるからです。
我が家でも3歳ぐらいからこれは非常に意識していて、今のところ、うまくフィットしています。4歳、5歳と成長するにつれて、「努力できて、忍耐強く、自律できる子供」を目指して日々過ごしています。

この方針のメリットは、勉強しなさいと言わなくても良い点です。小学校受験のペーパーにしろ、公文にせよ、先に一生懸命取り組むことで、小さな成功体験を少しずつ積んでいます。「できる」という喜びが次へつながっていきます。

是非、小さいうちから、小さな成功体験を積み重ねて自信を持たせててあげていただければ、、と思います。

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