大学教授(教育、言語、脳科学)による、赤ちゃんの話す力を伸ばす方法まとめ

今日は大学教授の言葉を引用しつつ、赤ちゃんの話す力についてお話したいと思います。

デラウェア大学のロバータ教授(教育、心理・言語学)によると、妊娠7か月頃には、赤ちゃんは母親の声に耳を傾けているとのこと。これにより言葉を覚え、生まれたころには、どんな発音も身に着くように準備されています。母親が話しかけると、胎児の心拍数が上がり、話し終わると下がるそうです。そうであれば、「胎教」も一定の効果が期待できますね。

生後わずか4日の赤ちゃんであっても、母親の声を聞き分けられるようです。ノースカロライナ大のスチュアート准教授によると、赤ちゃんが言葉を学ぶ力は遺伝子に含まれているようです。

このように、「話す力」については胎教をから始まっていると言えますが、生まれてからどのようなことを意識して話す力を伸ばしていけばよいでしょうか。

目次

産まれた直後から話しかける

上述のロバータ教授によれば、生まれた直後からどんどん話しかけることは効果的。
話しかけれた赤ちゃんはその言葉を分析しようとしますので、どんどん話しかけましょう。

絵本を読んで聞かせる

絵本は幼児教育に良いとよく言われますが、これは世界共通のようです。
赤ちゃんは読み聞かせを通じて単語を覚えます。子供は絵をみたり、親の声を聴くのが好きなので、すっと入っていきます。

ゴリンコフによれば、子供は絵本の話を聞いて、構造を把握し、学びます。本のストーリーに沿って、「次はどうなるんだろう?」と聞きながら進めると想像力を働かせる練習になりますし、「なんでこの子は泣いてたの?」と過去のお話を聞くと、聞く力を成長させるトレーニングとなります。

高級な教育玩具やゲームは不要

ウィスコンシン大学のジェニー・サフラン教授によると、赤ちゃんはどんな玩具よりも、親を見たり親の歌を聞くのが好きとのこと。また、テレビやテレビゲームは良くないと。
娘が赤ちゃんの頃は0歳のころは、テレビはほどほどで意識できていましたが、玩具はあまり意識できてませんでした。初めての子供と言うこともあり、結構買い与えましたし、プレゼントとして頂きましたね。

でも、、今となれば、買いすぎはダメだなと言う点は非常に納得です。周りにおもちゃがありすぎて、おもちゃに囲まれる生活は集中力に欠け、よくないと感じました。

一つにしぼって遊ぶのは良いと思うので、今であればサブスクで十分だと思います。一定期間遊んで返し、また新しいおもちゃで遊ぶシステムですが、赤ちゃんは色々なおもちゃをメリハリをつけて楽しむ方がよいと感じます。赤ちゃん用のおもちゃを資産として保有しておく理由はあまりありません。

リラックスして遊ぶ

ガローデット大のローラアン教授(心理学、脳科学)によれば、親が子供の発達プロセスを楽しみながら子育てをすれば、子供も楽しむとのこと。子供が話そうとしたら、何かスキンシップを通じてご褒美をあげるとよいそうです。

いや~非常にわかります。このブログも長いので、何度似たようなことを書いたか。直近であれば、東大薬学部の脳科学者、池谷教授がそのようなことを仰ってましたね。これを実践してもそう思いますが、子供が何かしようとして、親が楽しそうにしていると、自分も楽しくなって、ひたすら続けるんですよね。親が楽しそうに何かをしていると、子供もまた楽しみます。

よって、細かい所作は置いといて、いつも親がにこにこしていれば、子供も楽しくなり、良い循環になるというわけです。

「話す力」についても度々触れましたが、このスキルはこれからの世の中、より重要になってきます。
また、大人になってから突然進歩するものでもありません。
小さいうちであれば、比較的簡単に習得できるスキルですので、是非お腹の中にいる頃や、赤ちゃんの頃から意識して頂ければと思います。

 

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