規則正しい生活による学力へのプラスの効果

1か月ほど前に文部科学省より子供の学力に関するアンケート調査の結果が発表されましたが、衝撃的な情報が含まれていました。それは、

・父親は22時過ぎに帰る方が子供は賢くなる。
・働いている母親は早く帰る方が子供は賢くなる。

というものです。

え?

どうも直接的な理由で、一言で説明することは難しそうです。
しかし、納得できる点もあります。

毎日決まった早い時間帯に帰れるお父様はかなり少数派でしょう。
日によって19時だったり、21時だったりするお父様が多数派ではないでしょうか。

父親は良かれと思って早く帰ろうとするでしょうが、子供のリズムは変わりますよね。確かに子供が寝そうな時にハイテンションで帰ると、娘は喜んでくれますが、興奮して寝るタイミングが遅れます。このように、規則正しい生活が崩れることで、性格、勉強リズムも崩れるのではと思います。

 

私は受験生の頃、産経新聞のSAMBIC奨学生という制度で新聞配達をしていました。私の住んでいたエリアは新聞が来るのが早い地域で、午前2時から毎日(休みは月1回)新聞を配っていました。
このため、午前1時過ぎに起きる必要があるので、夜21時には寝ていました。
睡眠時間は概ね4時間ですが、新聞配達終了後、1時間程度仮眠していたので、5時間程度は取れていることとなります。

一見、睡眠が短くて厳しいように思われますが、
寝る時間と起きる時間を完全に一致させて約2週間ほど経過すると、完全に体が慣れます。このため、朝1時過ぎに起きる生活が完全に体になじみ、起きるのが辛くなくなりました。

そして、幸いにも21時~1時はほぼ眠りのゴールデンタイムをさらに早寝にした、私のとってのプラチナタイムです。色々な疲れを効率癒してくれたと思われます。
これで何が起こるかというと、夜9時には絶対眠たくなる代わりに、それ以外の時間は集中力が継続し、やる気がでます。事実、成績もこの時期に上がりました。毎日毎日規則正しい睡眠時間で生活することは、幼児教育でも、学力においてもプラスの効果をもたらすと考えます。

因みに、この際の経験から実感したこととして、自分が決めた規則正しい時間に体が完全に慣れるまで、2週間かかります。1週間ではまだ足りず、どこかで疲れが溜まったりしやすいです。継続は力なり、と思います。

この教訓から、朝の時間だけは規則正しく起きるように努力しています。娘は比較的早起きで、朝6時30分には起きています。朝に時間的余裕があるので、最近は公文を幼稚園へ行く前に自分からやるようになり、非常に楽になりました。

子供の早起きにおいては、音だけでなく、太陽の光の代わりをしてくれる目覚ましが非常に寝起きに効果的ですよ。体内時計をコントロールしてくれます。もし早寝早起きを実践される際はお試しください。

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