今日は小学校受験教材のお話です。
小学校受験のペーパーは様々な問題があり、各ご家庭で非常に多大な時間を要します。
この点、幼児は基本的に親がつきっきりになる点が特徴で、親も自分の時間を費やすことになります。
しかしながら、小学校受験を志すご家庭の場合、多くのお子様はひらがなを読めるように学習していると推定されます。
このため、お子様に余裕があっても勉強時間には一定の限りがあるのが通常ですが、ひらがなを読めるお子さまは更に勉強を進められる余地があります。
今回、ひらがなで問題が書いてあり、自分で進められるおすすめ教材をご紹介します。
自習教材がはまれば、朝のばたばたした時間帯、夕方食事前後、寝る前など+αの勉強が可能となり、ペーパー成績の底上げを目指せます。
この点、自習を中心に据える際は、問題のレベル感を合わせる工夫も必要です。
簡単すぎても成長しないので、10問やって1~3問程度知らなかったり、間違う可能性があるぐらいが理想ですね。
ひとりでとっくん(こぐま会)
問題の質が良くて、安い!!(1冊600円~700円程度)おすすめ教材です。
ランチ価格で、重点科目を強化できます。
問題は1冊30問、30枚程度で構成されています。
問題が全てひらがなであることが特徴です。類似教材に理英会の問題集もありますが、こちらは自習を前提としておらず、問題が漢字で書かれています。
ひとりでとっくんは、ある程度スムーズに進めることができれば、凡そ1~2時間で終ります。
終ったら、まとめて親が丸付けしてあげましょう。
やり直しができるように、問題部分を切り離してコピーしておくと楽です。
我が家はプリント革命でレンタルしていますが、勉強効率化におすすめです。
4歳用、5歳用に別れているので、お子様の年齢に合わせて学習することをおすすめします。
5歳用は、難易度の高い問題も含まれます。
聞き取り問題、展開図やつり合いなど、特に良い問題で、これを機に得意問題になりました。初見ではできなかったりしますが、何度も練習できます。
がんばる舎 すてっぷ5,6
がんばる舎の問題もひらがなで書かれています。
小学校受験を志すお子様の場合は、レベル的にステップ5が年中、ステップ6が年長で丁度良いです。
ステップ6のさんすう参考
こちらの教材もまた非常に安価で、1冊880円で約30問の問題に取り組めます。
しかしながら、小学校受験の問題集ではないので、文字を書く練習や数字、算数など幅広く学ぶことになります。
レベルは基礎~標準です。
よって、勉強は試験直前ではなく、年中や年長の春が丁度良いでしょう。
小学校受験用の問題ではないとはいえ、受験に役立つ問題がワーク形式でたくさん含まれますので、非常におすすめです。
モコモコゼミ(旧ハローキティゼミ)(こぐま会、SAPIX)
ハローキティゼミはこぐま会が教材提供している通信教材です。
SAPIXとも提携しており、ある意味最強のコンビとも言えます。
キティちゃん中心に様々なキャラクターが登場するので、ひとりでとっくんと比べて楽しく勉強できる点が特徴です。
毎月教材が届き、ワークブックには問題が20問ほど掲載されています。他に知育教材の付録、シールや手引きなどもあり、月額2,420円です。
先取り学習も可能ですが、年中の場合は、相応のレベルでないと年長教材は厳しいです。
なぜわかるか?というと我が家が背伸びして年中でやってみたからです(笑)
自習の場合、先取りは大変かもしれませんね。
年中であればこれぐらいのレベルです。
問題が完全に小学校受験と対応していますので、無駄がありません。
レベルとしては、幼児教室で行う標準問題と同じ程度です。
難しいこともないですが、簡単すぎて退屈になることもないでしょう。
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