受験本番が近づいてきて、気になってくるのが当日のマスクです。
2020年秋の傾向を踏まえ、結論から申し上げるとお受験上のスタンダードな対応は華美でない、白の不織布マスクで良いでしょう。ただ、2021年で条件を満たす高機能商品も安価で購入しやすくなっています。
不織布の優位性を後押しする信憑性あるニュースも2020年の終わりごろから増えてきました。
多くの大学が共同で検証したスーパーコンピュータ富岳のシミュレーションでも不織布マスクの優位性が示され、2021年1月20日のテレ朝ニュースによると、それぞれの飛沫量のカット割合は下記の通りとのことです。
不織布 | 布 | ウレタン | |
吐き出し飛沫量 | 80%カット | 66%~82%カット | 50%カット |
吸い込み飛沫量 | 70%カット | 35%~45%カット | 30%~40%カット |
いずれにせよ、使い捨てか否か、予備も含めて、使い心地よく迷いないマスクを準備しておきたいところです。
細かいところで議論がありますので、今回、マスク選びのポイントをまとめておきたいと思います。
受験本番を踏まえたマスク選びのポイント
受験を踏まえたマスク選びのポイントは下記の通りです。
高品質か否か?はほとんどの人には判別つきません。
よって、国産か否か、信頼できるブランドか否か、で見極めるほうが確実です。
実店舗があるお店も信頼度が高いですね。
幼児教室では「無地、華美でない柄」という点をしつこくお話されています。
学校でマスクの指定があるケースは今のところ知りませんが、ロゴや色は避けた方が良いですね。
黒マスクは世の中的には定着しましたが、受験で黒マスクで来る方はまずいないでしょう。
あとは普段使っていて慣れているか、という点も重要です。
本番にいつもと違う高級マスクをいきなり使っても、違和感があったら大変です。
2020年秋の試験は、子供らしい給食マスク(アベノマスク)も良いのではという議論もありましたが、実際の受験者層は、過半数は不織布の白でした。まずはここが基本になると思います。
使い捨てか否か?議論
使い捨てか否か、という疑問が生じるかもしれませんが、こちらはどちらでも良いという見解でいます。
なぜなら、試験当日はいずれにせよ新品か綺麗なマスクで行きますよね?
物を大事にする考え方の小学校があるのも事実ですが、わざわざ中古で臨むのは深読みしすぎのハイリスク戦略かと思われます。一見しただけでは判別できず、不衛生にみられるリスクもあります。
コロナ対策として耐ウイルス性はどうする?
見解が分かれるとすれば一点、耐ウイルス性です。
学校の先生方も、親の世代のイメージは、昔ながらの給食マスク、すなわちアベノマスクです。
顔が見えやすくなるメリットもあります。しかし、この型のマスクの多くは耐ウイルスを前提としていません。
こちらの記事でお伝えした通り、考査当日は恐らく魑魅魍魎で、検温が0次試験となります。
中には一定確率で、どうしても一定割合で熱を出したりするお子様もいらっしゃいます。すると、どうするか、、微妙な熱であれば、無理やり受験する方も多そうですよね。
このような方と同室で試験をしたり、行動観察をしたりすることは大きなリスクです。
試験を併願する場合は、耐ウイルス性も欲しい所。
ここでいう耐ウイルスとは、本気の耐ウイルスです。どのマスクも同じような効果を謳っていますが、本当のところは誰しもよくわかりません。このため、私はマスクの信頼性を図る尺度として、作っている先で判断しています。実業と身元まで判明していれば信頼できますね。
お受験本番におすすめの子供向けマスク
上記条件満たしたものとして、2021年は世で定着してきた白無地をベースに、おすすめは不織布で良いと考えます。
国内で入手出来て、ブランドが確立していて品質が安定、無地で使い慣れている、となると、ベタですが下記ユニ・チャームの子供用がおすすめ(というか無難)です。
最近は、マスクは入手しやすくなりましたが、良い品と、子供向けマスクは時間待ちする品も出てきています。
受験前に忽然と姿を消すと慌てるので、早めに最低限準備しておくと良いです。この他、いくつか上記条件を満たしたものを挙げておきますので、学校のカラーに応じて、必要に応じて試してみてください。
安心・安全の不織布定番ユニ・チャーム
今も昔も安心のユニ・チャームです。
マスクが買えない時期、これが見つかれば即買いでしたね。
子供用は実店舗でも多少探す必要がありますが、ネットであれば今はすぐに買えます。
マスクにこだわりがない方も、迷う方もこちらで決まりで良いでしょう。
から咳防止+コロナ予防効果抜群の小林製薬の濡れマスク
こちらもユニ・チャームと並んで安心のツートップの一角、のどぬーるシリーズです。
私自身愛用していて、何が安心かと言うと、のどが潤って、せき込みにくい。
たとえ風邪でなくても、緊張から喉が乾燥して咳が出てしまったり、運が悪いと咳が止まらなくなることがあります。
これは多くは水を飲むと収まりますが、このマスクをしていれば、水を飲んだら収まる程度の咳は未然に防げます。
また、濡れていることで、ウイルス抑止効果はシンプルに抜群です。
絹マスク
無地の絹マスクは、嫌味なく上品なイメージを与えられます。
更に不織布と同様に付加価値がついている絹マスクは有用です。親子で揃えると綺麗ですね。
高機能日本製マスク
我が家が2021年通学でも利用している、耐コロナを意識した、必要な条件を兼ね揃えた高付加価値マスクです。
2021年に入るとマスクの供給が問題なくなり、日本製の高機能マスクが容易に入手できるようになりました。
子供用となると、いざ欲しい時になかなか見つかりませんので貴重です。
ガーゼマスク(給食マスク)
耐ウイルスという点が気になりますが、受験戦略上、ありかもしれない給食マスク。
いわゆるアベノマスク。先生方は馴染みがあるので、悪い印象を持つ方はいないでしょうが、
2021年は敢えて利用する必要はないでしょう。
その他マスクグッズ
現場で予備マスクや、マスクをスマートに収納するポーチなどあるとスマートですね。
その他下記リンクにコロナグッズをまとめています。
【2021年コロナ対策】受験生におすすめしたい最新お役立ちグッズ | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
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