【小学校受験】天秤の重さ比べ(つりあい)の問題を解くコツ

今日は多くの学校で頻出の、天秤やシーソーによる重さ比べの問題についてお話しします。

まるこはこの問題が大好きです。
実際にこの問題が出るかと言うと、学校によりある程度絞れるので割り切っても良い論点ですが、幼児教室の模試ではかなり頻出で、難しい問題も簡単に作れるので差がついているようです。
難関校を受験する場合は、出題された場合に確実に回答しておきたい論点になりますので、必然的に抑えるべ論点になります。

受験勉強から実際の試験までの経緯から、効果が出た勉強方法をご紹介します。

目次

具体物で実際に体験させる

大手幼児教室でも行われている取り組みですが、実際に天秤を使って、まず天秤がどのように動くのか、示してあげることが理解への近道です。大前提として、重いものが下がることを、実際に手を動かして十分に理解することが必要です。

次に、つりあっている状態から、加えたり抜いたりして、どのように天秤が動くのかも、自分で試してみると尚良いです。

ここでは、天秤の原理を覚えることが目的なので、細かい問題に取り組むことが目的ではありません。

方程式的な理解

天秤の理解の次は、解法を学ぶ必要があります。

問題を確実に解くには、方程式と似た変換を頭の中で行い、正しく比較する計算力が必要です。
この点、頭の中だけで行う必要はありませんので、複雑な計算力は不要です。

例えばリンゴ1個とミカン3個がつりあっていると仮定した場合、リンゴ2個とミカン7個を比べる場合にはどうしますか?

これは非常に簡単で、リンゴ1個を消してミカン3個に置き換え、これを2回繰り返すとミカン6個になります。
ミカン6個と7個であれば、結果は明白ですね。

このように、方程式的な変換を行い、更にその検討過程を紙に書くことで間違いは激減します。

問題演習

解法がわかったら、実際に簡単な問題からスモールステップ方式で、難解な問題まで解けるようにします。

最初のおすすめはこぐま会のひとりでとっくんシリーズ43です。

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こちら、最初は非常に簡単な問題から始まり、最後の方はかなり難しくなります。
更に1冊600円(税抜)と超安価。解説は少ないですが、最低限回答は載っていますので、特段不自由はありません。

ある程度天秤を理解できる状態であれば、初見でも一日で半分ぐらい終わらせることが可能です。
最終的には15分ぐらいで1冊終わるようになります。

なお、似た問題にシーソーがありますが、こちらは既に死語というか死問になりそうな様相です。
試験や幼児教室の問題でも見たことはほとんどありませんし、更に公園には昔ながらのシーソーはほとんどありません。
まずは天秤で上記つりあいを理解できていれば、それで良いでしょう。

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