本日は宮城の人気私立小学校、仙台白百合学園小学校のご紹介です。
白百合学園は国内に総計9校の姉妹校があり、シャルトル聖パウロ修道女会を母体とするカトリック系のミッションスクールです。
アクセス
① 地下鉄仙台駅 → 泉中央 → 宮城交通バスのりつぎ
(地下鉄)仙台駅から泉中央駅まで約15分
(乗り継ぎバス)泉中央3番乗り場 → 紫山・寺岡「パークタウン・工業団地経由 泉パークタウン車庫前行き」→ 白百合学園前下車 370円 約25分
② 仙台駅直通バス
JR仙台駅バスプール2番乗り場から「宮城大学」行き(宮城交通) 宮城県図書館前下車(乗車時間約40分) 徒歩3分
教育目標・校訓
〇教育目標
聖書の教えに従って学び、人々のために奉仕する子どもを育てる
〇校訓
従順:すすんでみがこう正しいこころ
勤勉:すすんでなんでも一生けんめいに
愛徳:すすんで親切よろこんで
沿革
1696年(元禄9年)
フランスのシャルトル郊外にある村ルヴェヴィルで、シャルトル聖パウロ修道女会は生まれました。戦争で貧困にあえぐ人々への奉仕と教育活動が、ここからはじまりました。
1893年(明治26年)
仙台白百合学園の前身である「私立仙台女学校」が修道院長スール・イザークを中心に開校。初代校長に芳賀俊吾先生が就任しました。
1907年(明治40年)
文部省管轄の学校に昇格し、「私立仙台高等女学校」となりました。後に「仙台高等女学校」と改称。
1945年(昭和20年)
仙台大空襲により校舎を焼失。焼け残った「ルルドのマリア像」が学園のこころの拠りどころとなりました。
1948年(昭和23年)
学制改革に伴い、中学・高校を設置し、校名を「仙台白百合学園」と改め、校章も梅の花から百合の花へと一新されました。
1998年(平成10年)
泉区紫山へ校舎移転。花京院で過ごした105年の伝統を土台に、新たな発展を目指す。
2012年(平成24年)
50周年を迎えた仙台白百合学園小学校。女子校ならではの穏やかな思いやりの心を未来へ紡いでいます。
学校特徴
制服
冬服:紺色のセーラー服
夏服:白地に紺の襟のセーラー服。どちらも胸当てと襟に校章の刺繡が入っています。
ランドセル:校章入りの指定ランドセル
教育の特色
穏やかな秩序が保たれた環境の中で、女性としての品性を育みながら、のびやかに6年間を過ごし、人に対しても、ものごとに対しても、いつも丁寧にかかわる感性を磨くための基礎となる確かな知力を身につけます。
一人ひとり、勉強の進度が違うことを当たり前のこととして、受け入れ、認めてあげることが、確実に基礎を身につけ、子どもたちの個性と好奇心を引き出すことにつながると考えています。卒業までに〝自分で考え、人と交わることを通してコミュニケーション能力を高める〟ことを繰り返し学びます。
英語教育に力を入れており、1年生から英語の授業があります。歌や遊び、絵本を通して楽しみながら英語を吸収していくカリキュラムで、1年生のおわりにはアルファベットの読み書きや挨拶、簡単な自己紹介ができるようになります。
〇各教科の特色
【国語】
言葉は学びの基本。自らすすんで文章を読み解き、考えを深め、友達と意見を交わすことで多様な見方を身につける
・声に出し丁寧に文章を読む
低学年から辞書を使って言葉の意味を調べながら、教科書を音読します。高学年になると文章の主題を的確に見つけられるように成長します。
・正しく美しく文字を書く
書き順、とめ、はねなど文字は正しく丁寧に書くことで美しい文字を体で覚えます。各学年で学ぶべき漢字は2学期までに学習。3学期には熟語や使い方を復習しながら、より語彙力を高めます。
・グループでの「学び合い」で豊かな感性を
自分を見つめ、さらに幅広い視野を持てるように工夫した「読みの授業」を行います。文章を読み解き考えたこと、自分の心で感じたことをお互いに伝え合い、さらに自分の意見を深めることができます。ショートスピーチやプレゼンテーション、ディベートを通して、話すだけでなく相手の立場を想像しながら聞く力も育まれます。また、音読が大好きな低学年では、グループで話し合いながら音読劇を発表します。
・漢字検定
準会場として年に二回、検定試験が開催されます。漢字学習の総まとめとして、自分の漢字力を試すチャンスの場です。
・漢字検定
準会場として年に二回、検定試験が開催されます。漢字学習の総まとめとして、自分の漢字力を試すチャンスの場です。
【算数】
図解や説明・創作などを通して算数の楽しさを知る
・「伝え合う」ことを学びの入口に
文章から読み取ったことを図などに表し、友達に考えを伝えます。伝え合う場とその楽しさを学んだ子どもたちは、難しい問題に挑むときも「いろいろな考えがあって楽しい!」「自分のわからない部分を伝えたおかげで解けた!」と盛り上がります。
・ひらめく楽しさが「考える」「活用する」力を育てる
授業では「正解」にたどり着くまでの過程を重視しています。「わからない」「どうしてそうなるの?」が言える雰囲気の中で、「伝え合う」ことの大切さを身につけます。回り道をしたり、間違った答えになっても、自分たちで正解を導く方法を見つけあうことで、考える力を養います。問題を発見する喜びに気づいた時、自分で考えたことを応用する力も育ちます。
・ひらめく楽しさが「考える」「活用する」力を育てる
授業では「正解」にたどり着くまでの過程を重視しています。「わからない」「どうしてそうなるの?」が言える雰囲気の中で、「伝え合う」ことの大切さを身につけます。回り道をしたり、間違った答えになっても、自分たちで正解を導く方法を見つけあうことで、考える力を養います。問題を発見する喜びに気づいた時、自分で考えたことを応用する力も育っていきます。
・i・teMさんすう(筑波大学付属小学校・算数研究部/著)
勉強している感覚ではなく、「なるほど」「わかったぞ」と思わせる工夫がちりばめられたドリルです。考えることが楽しいと実感できる問題との出会いがあるので、子どもたちも大好きです。
【音楽】
たくさんの楽器に触れ、みんなで声を合わせて歌う。音楽を通して、素敵な響き合いの感性を育てる
・自然の音に囲まれた学園全体が音楽室
鳥の声、風の音、木々のざわめき。自然の音、季節を感じる音に囲まれた学園は、それ自体が感性を磨く絶好の音楽室。マリンバ、ハンドベル、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、聖堂のオルガンといったたくさんの楽器があるのも特徴です。1年生では鍵盤ハーモニカ、3年生はリコーダーやヴァイオリンを習います。
・音楽からはじまる子どもたちの1日
毎朝子どもたちは、季節にあわせた聖歌を歌います。歌詞の意味や、宗教の授業で習った聖歌の背景を考えながら、曲にふさわしい表現も身につけていきます。一年生の時から楽譜に触れ、先生や友だちと一緒に楽譜の記号や音符に親しむことは、学び合いや助け合いの気持ちも育てます。
・ヴァイオリン
3年生からはじまるヴァイオリンの授業。隔週で弦楽の先生が一から弾き方を教えてくれるので初めてでも安心。卒業するころにはクラスで簡単な曲を合奏できるようになります。
※ヴァイオリンは学校の備品として用意してあります。
〇ALPHA(アルファ)コース
週2時間、楽しく英語を学びます。はじめて英語に触れる子どもたちでも安心なコースです。
・楽しく英語を身につける
アルファベットや英語の発音を中心に、基礎・基本を学びます。歌や遊び、絵本を通して、楽しみながら全身で英語を吸収していくカリキュラムで、1年生のおわりには、アルファベットの読み書きや挨拶、簡単な自己紹介ができるようになります。
・人数&習熟度別クラスできめ細やかにフォロー
はじめて英語にふれる子どもたちも、少人数&習熟度別クラスで安心。日本人の先生とネイティブの先生が一緒に授業を行うので、分からないこともすぐに質問ができます。一人ひとりのペースに合わせたステップアップを目指します。
〇CLIL(クリル)コース
英語と算数をオールイングリッシュで学ぶ一歩進んだコース。週6時間、毎日英語で学びます。
CLILとは?
Content and Language lntegrated Learning(内容言語統合型学習)の略。英語で他教科を勉強することにより、自然に「語彙と文法」を身につけていきます。柔軟で多様な思考、そして、論理的思考を養っていく学習方法です。
・他教科を英語で学習「語彙と文法」を自然に身につける
週4時間の算数も英語で学びます。算数を理解するために、自然と英語の語彙も増えていきます。算数の授業はネイティブの先生と英語ができる日本人の先生の2名でしっかりとフォローしてくれます。
・英語の授業はネイティブの小学校一年生と同じ内容
CLILコースの子どもたちが使う教材は、ネイティブの小学校1年生が使う教材と同じもの。アルファベットや正しい発音を学ぶフォニックス学習も取り入れ基本もフォローします。週2時間の英語の授業で一年生のおわりには、英語で自分の気持ちを伝えること、作文が書けることを目指します。
・オーストラリア海外体験プログラム(5年生の春休み/13日間)※希望者のみ
13日間のホームステイプログラムです。ホストファミリーとの交流に加えて、現地の小学生との交流もあります。自分の英語力を試すことはもちろん、文化の異なる人々とのコミュニケーションを通じて、多様な価値観にふれることができます。
現地では、英語の勉強や、現地の小学生たちと文化交流を行います。遊びや歌、踊りなどの日本文化を発表したり教えてあげたりするうちに、すっかり打ち解けていきます。
・英検対策プログラム
2016年度より2年生から参加できるようになった課外活動。英検合格に向け、一人ひとりのレベルにあわせて指導します。卒業時のベースレベルは4級合格です。さらに上の級へどんどんチャレンジしていきます。
・Reading program(3年生から)
ストーリーブックを使いながら英語を学ぶ読書活動です。物語を通して、英語の「読む力」を無理なく養います。
アフタースクール SKIP(放課後こどもクラブ)
学校が終わった後に、子どもたちが安心して遊んだり宿題をしたりでき、専任の先生やスタッフの方がいます。
保護者のお迎えだけでなく、18:30までスクールバスが利用できます。放課後だけでなく長期休業中も開設しているので、スキップは安心して子どもを預けられる場所です。勉強や運動だけでなく、お誕生会やお話会などいろいろな行事もあり、先生はもちろんのこと、上級生が下級生の面倒をよく見てくれます。学年の枠を超えて、学んだり遊んだりできるのも魅力の一つです。
終業時間から19時まで
※長期休みにも対応
料金:1回/500円(おやつ代込み)
※定期(1ヵ月分)を申込みいただくと20%offになり、1回400円
対象:仙台白百合学園小学校の1~6年生
学校行事
4月
・入学式(前期始業式)
・遠足
・スポーツ大会
5月
・こどもの日 祈りの集い
・運動会
6月
・水泳教室
・学園記念日 祈りの集い
・加美町合宿(4年生)
7月
・七夕まつり(1・2年生)
伝承七夕作り(5・6年生)
・蔵王合宿(5年生)
・オーケストラ定期演奏会
8月
9月
・前期終業式
・芸術鑑賞
・安全教室
10月
・後期始業式
・ロザリオの月 祈りの集い
・避難訓練
・学習発表会(音楽発表会)
11月
・修学旅行(6年生)
12月
・歳末助け合い
・クリスマス・ミサ
1月
・避難訓練
・スケート教室
2月
・修養会(6年生)
3月
・6年生を送る会
・卒業式(修了式)
・オーストラリア研修(5年生)
学費
入学時納入金
100,000円 【内訳】入学金50,000円、教育充実費50,000円
月額納入金
授業料:22,000円
教育充実費:8,000円
施設設備:6,000円
※兄弟姉妹で学園(幼稚園・小学校・中学校・高等学校)に複数在籍している場合、授業料が3人目からは半額、 4人目からは全額免除。
2022年度入試日程(前期)
変更される可能性もありますので、最新情報はこちらでご確認ください。
募集人員 | 第1学年 女子 50名 (CLILコース含20名含) |
出願期間 | 2021年9月27日(月)〜2021年10月29日(金) |
受付時間 | 平日/9:00〜16:00 ※土曜日・日曜日・祝日は受付なし |
出願手続 | 以下の必要書類及び検定料を小学校事務所に提出 |
①本校指定の入学願書(CLILコース希望者は、CLIL用入学願書に記入) | |
②入学検定料 8,000円 | |
③結果通知用封筒(宛名明記、切手貼付) | |
※様・様方はそのままで良いと明記あり | |
入学考査 | ①総合テスト(個人ごとの口頭試問によるテスト) |
前期:2021年10月30日 | |
②面接(園児及び両親同伴) | |
日時:面接の日時は、願書受付時に個別に設定 | |
③英語による試験(CLILコース希望者のみ) | |
合格発表 | 入学考査日に合格通知書および入学手続書類を発送 |
CLILコース受験者は、試験の結果、普通コースとなる場合がある。 | |
入学手続き | 2021年11月8日(月) (14:00〜15:30) 場所: 小学校 テレジアホール |
入学時納入金 | 100,000円 【内訳】・入学金:50,000円 ・教育充実費:50,000円 |
なお、後期日程の試験予定日は下記の通りです。
12月11日(土) 一般幼稚園 願書受付 11月1日(月)~12月10日(金)
※CLILコースとは、英語と算数をオールイングリッシュで学ぶコースです。
週2時間の英語の授業に加えて週4時間の算数も英語で学びます。
倍率
倍率は非公開ですが、二次試験及び編入試験があることから、一次試験であれば相応の倍率と予想します。
内部進学
併設する仙台白百合幼稚園からの内部進学者と新規入学者の比率は半々です。
卒業生の大半は併設する仙台白百合学園中学校・高等学校へ進学します。
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