【東京】子供に人気の昆虫・生き物の飼育難易度と捕まえやすさ、小学校受験出題可能性

幼児になると、お子様が昆虫に興味を持ち始めます。
保護者様が昆虫類を好きだったり、興味があるか否かで子供にも大きく影響します。

我が家の場合、妻が少し苦手ですので、娘は見事にその中間的な性格になっています。

私の狙いとして、娘は昆虫博士みたいになんでも手づかみでこなすタイプになると思っていました。
しかしながら、興味はあるものの、蛙がぴょんとはねたらキャーとか言ってしまうようなノーマルな存在になってしまっています。

これまでたった5年ですが、実に多くの昆虫や生き物を飼育してきました。実際、私が好きなのもあるんでしょうね。
うまくいったこともあれば、失敗したこともあります。

今回、小学校受験視点も交えておすすめの昆虫・生き物をご紹介します。

目次

カブトムシ

子供人気★★★★★
捕まえやすさ★★
飼いやすさ★★★★
小学校受験★★★★★

まずはなんといってもカブトムシです。
特に男の子には絶大な人気を誇ります。
8月~9月頃に卵から孵り、小さな幼虫が冬ごもりの後、5月~6月にかけて蛹になり、7月~9月、短い成虫期を迎えます。
幼虫から育てる場合もあれば、幼虫や成虫をお店で買うケースや、この時期など成虫を探しに行くケースもあります。

育てる場合は、一般的な簡単な部類に入りますが、意外に病気になりやすく、失敗することも多いです。
幼虫は手に乗せても噛むことはなく、慣れるとかわいくなります(多分)。
成虫は手足をひっかけて捕まりますので、直に肌に触れると少し痛いです。ただ、怪我するほどではありません。

幼虫から育てる場合はケースと腐葉土、成虫になってからはこれに加えて昆虫ゼリーや止まり木、コバエ防止シートなどを準備します。

通常のカブトムシは年を越さないことが特徴で、メリハリもついているので飼いやすいです。

幼虫、蛹、成虫の形が全く異なるので、小学校受験でも常識の問題となります。

クワガタ

コクワガタ
子供人気★★★★★
捕まえやすさ★★
飼いやすさ★★★
小学校受験★★★

カブトムシと並んで大人気のクワガタですが、カブトムシと明確に違う点が、一生が必ずしも1年ではない点と、幼虫の過ごし方が木の中だったり様々であることです。
また、捕れるタイミングもやや幅広いです。成虫も、うまく育てれば越冬してくれたりします。

しかしながら、子供がここをケアしてくれるかというと難しい所もあり、忘れてしまったり興味がなくなったりすることもありうるので、幼児期であれば親のサポートが必要になるでしょう。

虫捕りの対象としての人気はカブトムシと同じですが、小学校受験においてはなぜか出題頻度がガクッと下がります。

カナブン・ハナムグリ

子供人気★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★★
小学校受験★★

カブトムシと同じ甲虫でありながら、人気が劣るカナブン、ハナムグリ。
こちら、根を食べてしまう害虫として位置付けられており、大人からも嫌われています。

幼虫の形もカブトムシと似ていますが、小ぶりで、背を下にしたうねうね歩く点で見分けがつきます。

人気が劣るといっても、子供にとって、カブトムシなどを見つけられない代替として喜ばれます。
都心でも、小さいカナブンやハナムグリが灯に誘われてよく飛んでいます。

いざ飼ってみると、カブトムシより強い生命力に驚かされます。
ある程度土替えが雑でも生き残り、元気に羽化します。

我が家も、カブトムシのついでに世話をしている程度ですが、今年で3代目。

また、彼らも越冬することがあり、冬を経てガリガリになりながらも高確率で翌年も生き延びます。

小学校受験ではほぼ出ません(笑)

カエル(おたまじゃくし)

子供人気★★★
捕まえやすさ★★
飼いやすさ★★
小学校受験★★★★★

カエルやおたまじゃくしは子供に一定の人気がありますが、都心ではなかなか見つけにくかったりします。

夏場はカエルがゲコゲコ鳴いていますし、どこかにはいます。
都心では苦労したりしますが、田んぼやビオトープがあればおたまじゃくしも見つけやすいです。

よく見るとおたまじゃくしもカエルも可愛らしい顔をしています。
小さいアマガエル、トノサマガエルなどは無害で、こちらも手に乗せても噛まれることはありません。
慣れればきっと可愛くなります(多分)。

オタマジャクシの時はえら呼吸ですが、足が生えて大人になると尻尾が消えて、陸上で生活するようになります。

カエルも大事に飼えば意外に長生きしますが、比較的すぐに水を汚す傾向があるので、手間はそれなりにかかります。
また、エサも生きている虫などを好みますので、飼育環境課では苦労することもあります。
ただ、生命力が強いので多少水が汚れてもぴんぴんしています。

小学校受験に頻出なので、飼うまでには至らずとも、一見の価値はあります。
少々遠いですが、見るだけであれば二子玉川公園でおたまじゃくしを高確率で発見することができます。

ヌマエビ

ヌマエビ
子供人気★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★★★
小学校受験★★

あまり目立ちませんが、ザリガニ釣りなどができるビオトープには、小エビがいることが多いです。
ミナミヌマエビなどの小エビは、よく見ると動きがかわいらしく、藻を食べてくれるので蛙やザリガニと比較して、水をあまり汚しません。

屋外で水だけ定期的に替えて、ウィローモス(水草)を入れて放っておくと、1か月後に小エビが生まれて数が増えてました。

このように、飼育が極めて楽で、他で飼っている生き物の餌にもなりますので、ヌマエビもおすすめです。

小学校受験では、エビとしては出たとしても生態としてはほぼ出ませんね。

ザリガニ

子供人気★★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★
小学校受験★★★

東京にはザリガニ釣りができるとされるスポットがいくつかありますが、実態としてはなかなか難しいようです。

子供は今も昔もザリガニが大好きで人気がありますが、ちょっと匂いが気になるところです。
カエルとならんで衛生面で課題がありますが、それ以外はおすすめです。

ヤモリ

子供人気★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★★
小学校受験★★★

ヤモリ(家守)はご存知ですか?トカゲと呼ばれることが多いでしょうが、アニエスベーのロゴみたいな形をしています。
イモリとの違いは、イモリはおなかが赤い点で、街中や公園で見かけることが多いのは圧倒的にヤモリです。

ヤモリは害虫を食べてくれる爬虫類で、他の生き物と飼っていると多かれ少なかれ発生する虫を根こそぎ食べてくれます。

また、意外に丈夫なので、エサが食べれる環境下では非常に長生きします。

ダンゴムシ

子供人気★★★★
捕まえやすさ★★★★★
飼いやすさ★★★★
小学校受験★★★★

地味ではありますが、3歳ぐらいのお子様でも気軽に接することができ、手を触れると丸くなるのは初見では面白い特徴です。
非常に見つけやすく、都心の公園でもたくさんいます。

落ち葉など放り込んでおけばそれを食べて生きながらえますので飼いやすいですが、どこへいったかわからなくなることもあり、
こちらの根気が続かず忘れてしまわないように気をつける必要があります。

小学校受験でも頻出の部類には入りますが、意外にあまり見ませんね。

アリ

アリ観察開始直後
子供人気★★★
捕まえやすさ★★★★★
飼いやすさ★★★
小学校受験★★★★★

昆虫と言えば、カブトムシか、アリでしょう。一番目にするのもアリでしょうね。
アリも巣作りまで含めて生態を観察すると面白いです。

しかしながら、飼っている間の「飼っている感」が得にくいので、ダンゴムシと同様気をつける必要があります。

受験には頻出ですが、アリという言葉が出るのがせいぜいでしょう。

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子供人気★★★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★
小学校受験★★★★★

蝶も子供たちに大人気ですね。カブトムシとはなぜか別腹なイメージです。
こちらも捕まえるのは容易ではないですが、アゲハやモンシロチョウがたくさん舞っているところへ行けば、チャンスが増えますのですぐに捕まえられます。

しかし、蝶も飼育が難しく、飼育環境下ではすぐに死んでしまうことが多いです。
捕まえたら、戻してやるのも良いでしょう。

バッタ

子供人気★★★★
捕まえやすさ★★★★
飼いやすさ★★
小学校受験★★★★

都心で場所によっては簡単に見つけられます。河川敷が良いですね。
長時間飛べるわけではないので、一度見つければ網ですぐに捕まえられます。

飼いにくくもないのですが、時間が経つと死んでしまうことが多いです。
このため、捕まえるのは良いとして、あまり飼うのはおすすめしない昆虫です。

カマキリ

子供人気★★★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ★★★
小学校受験★★★★

子供に人気ですが、自然環境下で見つけるのは結構大変です。しかし、見つけようと思っていない場合にちょっとしたところで見かけることは多いです。
絶対数はそれなりにいますね。
ただ、こちらも飼育は簡単ではなく、すぐに死んでしまうことが多いです。

セミ

セミの羽化
子供人気★★★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ
小学校受験★★★★★

飼うのをおすすめしない昆虫になります。
捕まえるのは、根気よく探せば比較的容易な部類にはいりますが、とにかく餌を食べてくれず、ストレスにも弱いです。
一日で死んでしまうこともしばしば。

セミを買うよりも、羽化の観察にとどめることをおすすめします。

ヤゴ

ヤゴ
子供人気★★★
捕まえやすさ★★★
飼いやすさ
小学校受験★★★

こちらも飼うのをおすすめしない昆虫になります。
ヤゴはトンボの幼虫ですが、生きている
ものを好み、なかなか餌を食べてくれません。

結構繊細で、自然環境下でなければ羽化も難しいので、現場での観察に留めたほうが良いです。

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