今日は模試の経過報告です。
最初にお話しておくと、模試の成績はどうしても他のお子様と比較しがちで、ナイーブな論点となります。
当然ながら、最後の試験が一発勝負で、こちらはご家庭の総合力によりますので、模試は参考に過ぎません。
こちらの記事は、論点の課題把握のいちとして読み物程度に読み流していただき、使える部分があれば、今後の参考にしていただければと思います。
模試の結果
某大手の模試ですが、かなり分野ごとに差が出ました。
普段ブログで綴っている通り、力を入れているペーパーと運動は点が満点で良いのですが、生活習慣がなんと平均点以下!!
という、いかにも国立向きな結果となりました(笑)。
日々の勉強習慣からこの理由を分析します。
生活習慣が苦手な理由
受験を見据えた生活習慣指導ができていない
まず、ここに尽きるでしょう。
簡単に言うと、自立は促しても、受験向きの細かいところまで正しく教えていなかったという所。
試験年度なのでそれなりに「自分でやらせる」という点は意識していますが、子供の自主性に任せるあまり、正しく行う方法についてはあまり教えられていないと、先生のレビューで実感しました。
これが正しいかどうかはさておき、問題点に気づけた点は良かったです。
今後は、自分でやらせるだけでなく、正しいやり方も意識して修正していきます。
幼児教室不足
我が家はコロナ禍以降、「生活習慣」を教えてくれる幼児教室に通学していません。
この結果を見ると、切磋琢磨しているご家庭と勝負するにあたっては差が出ると思っていて、家庭+αの正しいプロの指導は必要と感じています。そのための高額な幼児教室ですからね。
戦略上、この時期まではペーパーを完ぺきにこなし、コロナ禍の状況に応じてそれ以外を夏以降、仕上げていくプランでいます。
一応、計画通り進んではいますが、平均点以下になると間に合うかどうか、、、
少し偏ってしまったので計画の前倒しが必要と感じています。
ペーパー対策でおすすめできる教材
ペーパー、運動に関しては娘のこれまでのやり方で、ある程度通用することがわかりました。
ペーパーに関しては今まで通りの勉強量を短い時間で続けることで、追い抜かれないように準備していきます。
運動に関しては習い事が充実していますので、指示行動を練習するのみです。
来年度の方向けに、ペーパー対策で効果が出たと思われるものをお話しておきます。
ペーパー対策
ペーパー対策として必要なものは、お子様のモチベーションと正しい教材です。
教材を与えるだけでは、たとえ親にモチベーションがあっても結構厳しいと思っています。
通常、年長は毎日2,3時間程度勉強する必要があると考えますが、この集中を維持させるには、子供なりの納得感が必要です。
我が家の場合、大きかったのは下記と思われます。
・幼児教室で切磋琢磨しているお友達がいる。
・学校訪問して、具体的に行きたいと思う。
・将来なりたい、やりたいことと紐づける
・一年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが行っている学校へ行きたいと憧れる。
親が子供を他のお子様と比較するのはご法度と言われますが、お子様が負けじと競争意識を持つことは寧ろ必要なことです。
大人も同じですが、理由なく学習することほど辛いものではないです。
次に教材です。
ことペーパーに関しては、上記モチベーションがが維持される限り、幼児教室でのペーパー学習は必ずしも必須ではないと考えています。
コロナ前まで様々な国を回って思いましたが、日本は非常に自習のための教材、通信教育が優れています。本当に至れる尽くせり
と感じます。
この中でも特に良かったのは、まずはこぐま会と理英会の書籍。分野ごとに全種類網羅されており、両方とも激安で1冊ランチ価格で買えてしまいます。1分100円の幼児教室と比較すると、10分弱の金額ですからね。
それでいて、内容は結構充実しています。質は両方良いのですが、理英会は漢字で問題が書かれていますが、ひとりでとっくんは問題がひらがなで書かれており、スモールステップ方式で徐々に難しくなっていくので、ひらがなが読めれば本当に自分で取り組んでいくことができます。
図形対策で、今年一番のヒットはワンダーボックスです。こちら、過去の記事で触れているので見ていただければと思いますが、子供にとっては「休憩時間の遊び」という位置づけになります。
視覚的に図形の動きを確認できますので、ペーパー図形学習の優れた補完となります。
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