今日は小学校受験の超難関校の幼児教室のお話です。
小学校受験といっても、難易度の差は非常に幅広く、受験倍率が10倍を超えるものもあれば、1倍前後の学校もあります。
前者の難関校は年少、遅くとも年中から始める必要があり、非常に高いレベルで切磋琢磨しています。
単純な難易度においては、大手幼児教室にて下記四校が最難関と認識されています。
・慶応義塾幼稚舎
・慶應義塾横浜初等部
・早稲田実業初等部
・雙葉小学校
2019年からは新設の東京農大稲花小学校が志願倍率で注目を集めていますが、こちらは試験日程が複数あり、前期の試験であれば倍率はこれほどではないです。この他国立の筑波や竹早も非常に高い倍率ですが、こちらは抽選倍率が高く、対策をあまりしていない方の割合も多いので、純粋な試験難易度ではやはりこの4校が上位かなと考えます。
上記全て、合格された先輩方をたくさん存じ上げていますが、合格したご家庭の幼児教室の利用には下記傾向があると感じています。
・ほとんどの方は、複数の幼児教室に通っている。(弱い分野を補完)
・一つに絞る場合は、合格実績が高い幼児教室で早いうちからとことん通いつくす。
この点、私だけの感想であれば心もとないので、一か月前ぐらいから下記アンケートを取らせて頂いてました。
この結果から考察したいと思います。
最難関校受験者は幼児教室へどの程度通っているのか
多くの方にご参加いただきありがとうございます。
これだけ数が集まれば、十分実態を反映していると思われます。
2020年10月22日現在、アンケート結果から読み取れる点は下記の通りです。
・凡そ半数は幼児教室を複数掛け持ち。
・合格者は幼児教室を掛け持ちしている側に多いと推定。
・3つ、4つと通っている方も2割程度存在し、存在感あり。
あくまで受験生ですから、幼児教室に通っていない方もいらっしゃいますね。
理論的にはペーパーの必要がない慶應幼稚舎など、なんとかなり得ますが、全体として特殊な試験が多い中での高倍率の試験ですので、きょうだい枠だったり、親が指導を熟知していたり、特段の事情がなければ通常は幼児教育なくして合格は厳しいでしょう。
私の周りの難関校合格者も、例外なく幼児教室を掛け持ちするか、一つの幼児教室であっても毎日のように通っていました。
この点、よくよく考えると私の上記アンケートは特定の幼児教室に集中して通った時間や費用にフォーカスしておらず、少し詰めが甘い質問だったかなと思われます。
一つでも毎日のように通学している方もいるので、幼児教室へかけた費用もふまえて検討すれば、各ご家庭の考え方がよく反映されることとなります。
ということで、すいませんが、質問を追加させてください。
幼児教室の費用相場は凡そ1分あたり100円~150円なので、幼児教室にかかった費用と共に、かけた時間も推定できます。
大手幼児教室に日中通しで5時間程度通うと5万円程度かかります。このため、3か月で200万円程度かける方もいるのではと予想してます。なお、各教室の費用目安は下記ご参照ください。
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