今回は、これまで様々な形で伺ってきた小学校受験のアンケート結果を、幼児教室に焦点を当ててまとめていきたいと思います。
皆さまのおかげで、世にないであろう面白いデータもあります。引用ご自由にどうぞ(参照元は記載ください)。
通学している幼児教室の数
皆さまが通っている幼児教室の数を伺いました。昨年は年長対象の一般、本年は加えて難関小志望者に伺いました。
多くの回答を頂き、割合は安定してきましたので両者比較してみます。
11月16日時点の情報をまとめると下記の通り。
一般(年長) | 慶應幼稚舎 横浜初等部 早実初等部 雙葉 |
|
1つのみ | 40% | 38% |
通学なし | 39% | 15% |
2つ掛け持ち | 15% | 26% |
3つ掛け持ち | 4% | 13% |
4つ以上掛け持ち | 3% | 9% |
一般的な小学校受験者の8割は幼児教室は通っても一つ、または幼児教室に通わずで丁度半々。
一方、上記難関小受験者の凡そ半数は掛け持ちしていることがわかります。
難関小の倍率は概ね10倍前後ですから、合格者の多くは複数通学していると考えたほうが良さそうです。
これ、周りの皆様の状況見ても凄く納得できます!
すなわち、各幼児教室が合格実績を出してますが、その多くは単独の幼児教室の実績ではないわけです。
では、メインの教室はどこでしょう?
難関小学校受験者がメインで通う幼児教室比較
難関小学校の合格実績に定評ある上位4教室を比較させて頂きました。
当初他の教室も挙げていましたが、票が少ないため4教室に絞りました。
まだ新しいアンケートなので回答数が少ないですが、伸芽会がリード。
こちらはまだ推移を見守る必要がありそうです。
現状、スイングとジャックが追いかける展開です。
これではこれだけでは情報として心もとないので、もう少し深堀してみます。
評判良い幼児教室がある街はどこか?
皆さまどこに通っているのか?過去に「評判良い幼児教室がある街」と称して伺いました。
それぞれの街の幼児教室の数はそれほど多くないので、ご回答を通じて、その街にある教室から評判の高い教室を
推定することができます。
結果は自由が丘、吉祥寺、二子玉川、広尾が上位となりました。
それぞれにある人気教室は下記の通り。概ねメイン教室のアンケート結果と比例していることがわかります。
多くの幼児教室が集まる街は各教室、力を入れてきますので総じてレベルも高くおすすめです。
また、上記の街は個人塾も多く、掛け持ちの移動も便利です。
難関小学校受験者は試験直前、どの程度費用をかけているか
では次に、皆さまどれだけ費用をかけているのでしょうか。
難関小学校受験者対象に伺った結果は下記の通り。
う~ん、わかりにくい。簡単ですがグラフにします。
なかなか面白い傾向がでました。一番多い価格帯は3か月で50万~100万円。
しかし、上記の志望者の幼児教室掛け持ち数のアンケートでは、凡そ半数が幼児教室を2つ以上掛け持ちしていました。
このため、幼児教室へたくさん通っている方は、100万円以上の支払いをしていることでしょうね。
3つになれば300万円近くになるということでしょう。この場合、月100万円ということになりますが、計算上は普通にありえます。
直前期は1時間1万円程度がベースとなりますが、平日3時間×4日、土日5時間×2日として、週6で22時間。一か月で100万円近くになりますね。恐ろしい世界です。
駆け足でしたがいかがでしたでしょうか。
皆さまご回答ありがとうございました。
また、新たに難関小学校合格者向けのアンケート記事も追加しました。
宜しければこちらも宜しくお願いします。
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