今日のお話は小学校受験の願書につき、父親と母親、どちらが書くかがテーマです。
小学校受験の合否において願書は非常に大きな影響を及ぼしますので、お父様とお母様、どちらが書くかが非常に気になるところです。まず、2021年秋受験版としてアンケートをさせて頂きます。解答しなくても結果を見ることができます。
2021年6月8日追記
次に、下記は2021年2月にSNSで伺った結果です。
上記ご投票が集まるまで、ご参考として頂ければと思います。
願書はお母様が書く割合が多いようですね。
【アンケート】 過去に小学校受験を経験したご家庭に伺います。 願書は、父親と母親のどちらが書きましたか?
対象期間:2021年2月14日~15日
回答数:90
ほぼ父親(9割以上)15.6%
どちらかといえば父親(5割~9割未満)5.6%
どちらかといえば母親(5割~9割未満)10%
ほぼ母親(9割以上)68.9%
9割以上ということは相談はしたけど後はお母様が全て書く、というような方が多いと思われますが、それで7割近くというのは結構な比率です。どちらかというえばお母様が書くという割合も含めると、実に8割近くがお母様が書いています。
願書は重要で失敗できないから、よりお子様と接する時間が長いお母さまが書くというケースもあるでしょう。
一方で、お父様がほぼ書いたという方もいらっしゃいます。比率にして、6~7人に1人。
気になるのは、どちらかが書いたほうが良いかという点ですが、
私共は、学校によって分担し、お互いに添削しあいました。清書も夫婦で分担しました。
我が家は全体として比率は下記の通りです。
文章構成は私が考える方が多く、清書部分は妻が多かったです。
文章構成
父親:母親=8:2
↓互いに見直して
清書
父親:母親=3:7
字は妻の方が綺麗なのですが、父親が全て書いたチャレンジ校もうまく乗り切れました。
父親が書く戦略を取る方も多いですので、有利不利を気にすることなく、ご家庭で得意な方が書けば良いと考えます。
小学校受験をするご家庭のお父様は、文章を書くのが得意なお父様も多いと思われます。
専門職の方は論文を書きますし、会社では稟議や企画書などをいつも作っているはずです。
経営者の方はやや書きにくい方もいそうですね。願書では一歩引いた立ち位置で書きたいところですから、ご自身の華やかな経歴を除いてお子様との間だけの取り組みとなった場合、どの程度日々のかかわりを示せるかが重要となりそうです。それをうまく示せれば逆に目立つ願書になりそうです。
ですので、学校研究が進んでいるお父様であれば、願書作成に是非参加頂きたいところ。
幼児教室の添削は頼りになる一面、過信は禁物です。
受験生はほぼ幼児教室に通って、同様に添削を受けているわけで、環境は同様です。
その添削が良いのか悪いのか、結果が出るまでずっとわかりません。
願書は書いてはいけないポイント、言葉遣いなどはあるものの、それを学べばあとの書式は自由です。
小学校も横並びの作られた文章ではなくて、ここを見たいはず。
幼児教室も願書の批評はできても、エピソード自体を作ることはできません。
よって、最終的に一番良い添削者は幼児教室よりも配偶者ではないかと思っています。
配偶者が一番お子様のことをわかっているためです。
我が家の場合、幼稚園受験の際にお世話になった教室を信頼していることもあり、小学校受験でも添削をお願いしましたが、一か所句読点の変更があったのみで、ほぼそのまま帰ってきました。
これはそのままで良いというご判断を頂いたと思われますが、時を経て帰ってきた自分の願書を見返すととても冴えなく見えました。このため、急遽エピソードまで変えて大きく変更し、夫婦で見直して全く別物の願書を未添削でそのまま提出しました。当時勇気がいりましたが、結果も伴いましたので夫婦でよく考える良い機会となりました。
書き終えた後、筆圧や文字で、父母のどちらが書いたか想像できますし、どちらが書いたか記載する学校もあります。
本当によくできたな、と思ったあとは、願書のパッと見もよく見えます。是非ご夫婦で色々と話し合って、余裕をもって願書を作り上げて頂ければと思います。
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