今日はテレビのお話です。
我が家は反テレビ派というわけではありませんが、昨年、お部屋の模様替えをしてから1月から5月頃まで、テレビの配線をつなげずに過ごしました。意外に過ごせてしまうものですね。
生活の中で何かを諦めることで日々の時間に余裕ができますが、我が家の場合はテレビかもしれません。
この経緯と当時感じた効果は、一年程前に下記のような記事を書いています。
テレビのない生活を100日続けたら、、大きく変わった子供の勉強習慣 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
振り返ってみると、この時期に娘の成績も上がり始めたので、成績向上の遠因として挙げられるかもしれません。
今回は受験後の後日談をまとめていきたいと思います。
テレビには優良な教育番組があり、新しい情報がどんどん入ってくるので有用な面もある一方、いくつかデメリットもあります。
・テレビは全てにおいて受け身であること
・テレビで興味をもつことで、小学校受験学習にストレスを感じる可能性があること
・テレビを見ている間、時間が拘束されること
小学校受験の場合、幼稚園と比べて自宅学習が増えると思いますので、これにストレスを与えるようになる存在になると良くないかもしれません。大人でもそうですが、より楽しいことに興味が集中しますからね。
個人的にはサザエさんやドラえもんなど良質なアニメと思いますし、何より自分自身が子供の頃どっぷり見ていましたが、毎週見るアニメが本当に必要かと言われると微妙です。昨年はテレビの配線をつなげた5月以降もテレビを見ることはありませんでしたのでほぼアニメを見ない1年となりましたが、これにより学習時間のみならず、家族で話す時間も増えました。
アニメが息抜きと考えるご家庭もいらっしゃるかもしれませんが、幼児は学び自体に興味を持つ時期ですので、学びにストレスを感じていなければ、息抜きはアニメである必要はなく、気分転換に外遊びを取り入れた方がよいかもしれませんね。
幼児が習い事や勉強を好きになるためのポイント4点 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
周囲の方に伺うと、小学校受験をするご家庭では、一定割合でテレビを見ていない、または控えるという方が確実にいらっしゃいます。
近年、受け身ではなく、発信型の能動的な学習や成果が重視される傾向がありますので、受け身のメディアの代表でもあるテレビはややネガティブなイメージを持つ方もいるようです。最近はネットでも不足なく情報が入りますからね。
出典:総務省2020年8月 令和2年「情報通信に関する現状報告」より
今後は5G時代を迎え、容量の重い動画も即座に配信できるようになります。また、コロナ禍で生活様式も変わり、テレビのあり方も更に変わってきそうです。
現状既に、受験と関係なくテレビを見ない方針のご家庭もいらっしゃいます。我々が子供の頃は、昨日のテレビの内容が学校で話題になりがちでしたが、家庭での過ごし方も多様になるに従い、子供とテレビの関係も年々変わっていくと思われます。
下記に年長時のテレビ視聴時間のアンケートを掲載させて頂きますので、宜しければご回答頂ければと思います。
アンケート開始後、一日経過した時点ではテレビを全く見ていないご家庭の率がトップです。
これは予想していませんでした。
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