イチローの子供の頃(幼児期~小学生)の過ごし方から学びたいこと

皆さまこんばんは。
2019年3月21日は、ネットもテレビもイチロー引退の話題一色の一日となりました。

個人的にイチローは90年代のオリックスの頃の印象が非常に強いです。
神戸の震災の時も「がんばろう、神戸」というスローガンのもと、勇気づけてくれました。野球に関する輝かしい歴史を書くブログはたくさんあるので、私は幼児期に注目して、学べるところがないか模索したいと思います。

まず、イチローという偉人が残したすさまじい記録を一部補足説明とともに記載します。

日米通算4,367安打:プロ野球通算安打世界記録ギネス更新中だった数字。
2019年3月時点で、日本の2,000本安打達成者は通算52人、1年に1人出るか出ないか程度です。米国では日本での安打は通算しないという議論もありましたが、今は誰も異論を挟むことはなくなりました。まさに実績で黙らせた印象です。

メジャー最多安打記録262本:歴史あるメジャーで、一年間で一番ヒットを打った記録を持っているのはイチローです。

その他、日本人で初めてメジャーへ行った野手、MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞などなど、、これぐらいにします。

とにかく偉人です。28年間、平成のほとんどを日米プロ野球で過ごしています。

イチローの日常は、おにぎりやカレーなど、決まったものを毎日食べることで有名ですが、無視できないのは、イチローもプロ入り後2年間は一軍と二軍を行き来する日々で、まだ頭角を表していなかったことです。
ここでたゆまぬ努力の継続により、チャンスを引き寄せて成果を出したことは明白です。

なお、私のポリシーの一つに継続するという点があります。
小学校は毎日公文、中学校・高校は毎日進研ゼミ、大学以降は毎日会計士の勉強、そして、このブログの1,000日継続もそうです。

イチローと比較するのは恐れ多いのでしませんが、少なくとも方向性は同じはず。さてさて、、、

まず、有名なサイトに、イチローのお父様、鈴木宣之さんの記事があります。今回、こちらも参考とさせていただき、幼児教育のヒントとなるものがないか、探っていきたいと思います。

http://kodomo-ouen.com/interview/01.html

目次

イチローの幼児期から成人まで

お父様によれば、幼児期に行っていた幼児教育と成長過程は下記のとおりです。太字は教育上大きな意味を持つと思われる行動です。

・3歳から野球好きになった。以後、毎日かけられる時間の半分は野球漬けとなる。
・小学校3年から地元の野球チームで野球を始めたが、野球は日曜のみ。自分から野球がやりたいと言い、毎日お父さんが練習に付き合い、バッティングセンターにも通い詰めた。→自分で選択した野球に対して親が付き合った。
・小学校6年にはプロ野球選手になりたいという明確なビジョンがあった。
・高校入学直後、打たれて野球を辞めたいといったことがある。
→お父さんはただ見守ることに徹した。その後、自分で進み始めた。

お父様いわく、20歳までは親の責任。周囲に感謝することを教えて、義務教育の期間は特に周りが配慮して皆で育てていかなければならない、とお話しています。

バッティングセンターのお話は面白いですね。イチローのために特別速いマシンを準備してくれたとか。極論ですが、これがないと高校やドラフトまでいかなかったかもしれません、イチローはプロに入ってから急に頭角を現しましたので。一つ一つのちょっとしたことが重なって今があるということでしょう。

そして上記黒字部分ですが、やはり自分でやりたいと言い始めたものに対して親がバックアップするという形が自然であり、望ましいですね。お父様は、最初は親がそれをみつけるためにフォローするという表現もされています。
3歳のころ、野球道具を与えて遊んだり練習したりといった補助輪までは親の役目で、子供と向き合って色々な選択肢を与え可能性を探ることが大事ということでしょうか。

また、途中で困難があり辞めようとしたときの対応ですが、これは非常に難しい。親としては色々思うことはあるでしょうし、正しい答えというものは本当はないんでしょう。お父様は見守るという決断をして、イチローは自分自身で決断して、自分の足で前へ進んだということですね。

私もこのブログを開始した直後の8月3日、下記記事の通り、幼児教育の目標を「意思決定能力が未熟な幼児期に、教育を正しく施して将来自立した子供に育てることと」としています。これが達成したとき、このブログは終わりになると考えています。

なぜ幼児教育を大切と考えているか

イチローは引退会見で子供たちに向けて、下記のようにお話しています。

自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げるので。そういうものを早く見つけてほしいなと思います。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。向かうことができると思うんですね。それが見つけられないと壁が出てくると諦めてしまうということがあると思うので。色んなことにトライして、自分に向くか向かないかというより自分が好きなものを見つけてほしいなと思います。

我が家においても、娘が将来自分の意志で何を始めるか楽しみにしつつ、そのヒントとなるものを毎日探していきたいと思います。

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