素直な子供、我慢できる子供に育てるためにおすすめのコーチング

皆さまこんばんは、WASABIです。
3歳~4歳頃になると、幼稚園、習い事で多くの同学年のお子様を見ますが、早くも色々な面で差が徐々に広がっているのが分かります。

ここで言う差とは、知育学習などの能力面ではなく、精神的な情緒安定、簡単に言うと素直さです。
この時期に将来が決まることは決してありませんが、本質的な性格として、人を傷つけたり、わがままが過ぎたり、我慢ができない性格が定着してしまうと、幼児期も小学校以降も、人の言うことを聞けず、努力することもできず、何事においても成長が遅れてしまいます。

この前提に立つものとして、重要なのは素直さです。
この素直さも、あくまで受け身のイエスマンという意味ではなく、親や先生から良いところを吸収して、まっすぐ成長できるということです。

本日は「素直」をキーワードとして、いかに素直な子供に育てるかを考えていきます。

目次

素直な子に育てるメリット

素直に話を聞くことができれば、親や先生の言うことを聞いて実践することができ、勉強面はもちろん、人を思いやったりする道徳面も育ちます。また、色々な人に好かれることから、よりよい指導を受けられる可能性も高まります。お受験もそうですね。
後に、自分の意見を発していく重要性も学び、自立していきますが、これもまた素直さを前提とするものです。

そして、素直な子供の多くは我慢できる子供が多いです。
子供は色々な欲求を表に出しますが、この欲求を、適切な指導によりコントロールできるようになり、やりたいことよりやるべきことを実践できる子は、素直故に我慢できる子と言えます。

我慢に関して、よくあるケースとして、具体例は下記の通り。

・外遊びへ行った→疲れた→でも勉強はしよう。
・お友達に酷いことを言われた→傷ついた→同じように怒ったらケンカになるから言い方を考えよう。。

これは、できる子とできない子が幼児にしてはっきり分かれ、将来のポテンシャルを高めたり低めたりすることとなります。
少々高い壁があっても努力できる子や、情緒安定し、何事にもおいても我慢強いお子様は、将来何事においても伸びやすいでしょう。

例えば山登りをして、とても疲れて家に帰ったとしましょう。今日は疲れたから特別に勉強をしなくて良いよ、と親から言うのはあまり意味のない優しさです。疲れの程度の問題もあるので、やらないといけないというものではなく、「勉強どうする?」と自分で考えさせたいところです。
最初から親から言ってしまうと、努力の放棄の機会を与えることとなり、次からは子供から言い始めます。

また、お友達と遊んでいると、遊びで意見が割れたりすることが多々あります。また、心無いことを言われたりもします。この場合、どちらかが譲ってあげるか、もしくはうまく相談しないと遊びが決まりません。どちらでもいいのですが、前へ進むことと、和を重視することの両立が必要です。このあたり、自然とできている子は多いです。
これは高額な幼児教室に行っているから身に着くのではなく、親の指導に基づくもの以外に他ありません。

素直な子供に育てるコツ

もし上記で悩んでいる保護者様がいたら、上記の私のお話は嫌な思いをされたかもしれませんが、まだまだ余裕で修正が利きます。
宜しければ下記を実践してください。

この点、企業の研修にもよくある「コーチング」を取り入れることが、明確で効果もあります。

ウィキペディアによると、コーチングの定義は下記の通りです。

コーチングとは、促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態

但し、世界的に合意された明確な定義は存在しないと注釈があります。

これは目的や関係によって定義が異なるためです。例えば、人の人生を左右する企業の人事評価においてもコーチングはよく注目されます。この場合、コミュニケーションにより、上司と部下の納得感を醸成し、部下を成長させることを目的とします。
親子関係においてコーチングとは、「親子間での教育上の目的を達成するため、その手段を考えるコミュニケーションの手法」という理解で良いです。

親子関係でも信頼が大事で、円滑なコミュニケーションによって、すれ違いを防ぎ、子供が納得感をもって素直に成長していく、という解釈ができます。
ここでの教育上の目的は、子供から「素直→我慢→自立」まで引き出すこととします。

コーチングの手法には傾聴、質問、承認及び提案があります。

傾聴とは、子供が話す内容をしっかり聞くということです。聞いてあげることで、親子に信頼が生まれ、子供も親の真似をして、言うことに耳を傾けるようになります。

質問とは、会話のキャッチボールとして、上記の傾聴の後、子供に何らかの質問を返すことです。この際、自分の意見を返すよりも、なぜそう思ったのかなど、更に説明させる質問で返すと良いです。

承認とは、会話の中で子供の言うことに理解を示し、存在を認めることです。これにより、子供の自己肯定感が高まり、認められることで自信につながります。また、お手伝いをしてもらったり、頑張ったりした後に褒めることも重要です。

最後に提案とは、自立を促すため、自分で決めさせることです。
非認知能力の教育で有名なボーク重子さんは、命令形で子供に指示したことは人生においてたった一度だけしかなかった(それほど少なかったという意味)そうです。
何事においても、「○○しなさい」という指導は避け、それでいいの?と言う視点で促していく教育が今の主流です。

すなわち、傾聴と質問を繰り返しつつ、承認によって子供を認めてあげる。これを繰り返すことで子供は素直なスタンスを取るようになり、提案型の指導も組み入れることによって、自立して正しく自己判断できるようになるということです。

この本質から外れると、怒らないと言うことを聞かない子になり、更には言うことも聞かない子になってしまうこともありうるので、修正ができるうちに、是非参考にしていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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