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セミの羽化

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砧公園の夏の夜は昆虫王国:カブトムシ、クワガタ、セミの羽化を見に行こう

更新日:

夏と言えば昆虫採集ですね。
東京において昆虫採集が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、東京においても、非常に冒険心を駆り立てられる場所がいくつかあります。
その一つが砧公園です。

当然ながら保護者が同伴してという条件のもとですが、砧公園は常識的な時間(21時頃まで)であれば、
夏期の夜間は人通りも程よくあり、比較的安全に色々な昆虫を観察できます。
砧公園地図

昆虫採集で得られる経験、準備及び注意事項

昆虫採集をすることで得られるメリットは下記の通りです。

・冒険心、探求心を養う。
・昆虫に興味を持ち、考える機会となる。
・必然的に運動量が多くなる。
・小学校受験においても、昆虫関連の問題が得意になる。

一言で言えば、どのような教育方針のご家庭であっても、経験したいイベントとなります。
この点、必須の準備アイテムは下記の通りです。我が家では虫取り四天王と呼ばれており、
これだけあればなんとかなりますが、どれか一つでも欠けるとまともに昆虫採集ができません。

・ライト(頭に巻くヘッドライトタイプが使いやすい。)


・虫取り網(伸縮自在のタイプが使いやすい)

・虫よけ(スプレー、シール両方)

・虫かご(網目が細かい方が良い。)

次に、気をつける点をお話ししましょう。
夜間ですので、けがなど不測の事態に気をつける必要があります。

・子供から目を離さない。GPSを持たせておくと安心。
・枝に足を取られて転ぶと危険。子供はできるだけ歩道を歩く。
・森の中へ入るときは親から離れず、ゆっくり歩くように。
・上記を理解して守れるようにするため、夜に行くのであれば年長以上が望ましい。
言うことを聞けないうちは連れて行かない。
・夏の終わりはスズメバチが増えて危険が増す。そもそも行かない、もしくは見つけてしまったらそのまま放置。

砧公園で見つかる昆虫の採集ポイント

カブトムシ

砧公園 カブトムシ

カブトムシは6月下旬から8月上旬まで採集できます。

クヌギやコナラの木の周りにいるのですが、これらは砧公園に幅広く点在していますので、
カブトムシがいるエリアも必然的に広くなります。

しかしながら、7月下旬以降、カブトムシの数は増えてくるにもかかわらず、あまり採ることができません。
なぜかわかりますか?それはライバルの子供たちが多すぎるからです。私は娘が行きたがっていた時期に
何度か行きましたが、夏休みに入るともう駄目です。夏休みの20時前後は、それほど広くはない子供の森に常時
数組のファミリーがカブトムシを探しています。一つの木に、5分おきにどこかの家族が立ち寄るイメージです。

ネットでいくつか、特定の木をカブトムシが取れる木として紹介していました。
断定しますが、その木はまず取れません。多くの家族が入れ替わり立ち寄る木にカブトムシはいません。

上述した通りの理由でなかなか取れないので、そもそもいるの?という疑問が湧いてくることがあるでしょう。
こちら、結論から言うとたくさんいます。私は一日で8匹取れたことがありますし、名も知らぬおじいちゃんが50匹ぐらい捕まえて
いて譲ってもらったことがあります。植木鉢にまとめて放り込んでいましたが、数が異常だったのでもしかすると公園関係者かも。

砧公園に関して、カブトムシを採るためのコツは下記の通りです。

・雨上がりの新月(曇り)で、蒸し暑い日が最良。
カブトムシが活動を好む環境は、雨上がりで良く樹液が出る日です。
雨上がりとは、雨がやんで少し時間が経過する必要がありますので、直後は見つかりません。
また、明るい状況を好みませんので、満月の日は良くないとされています。
最後に、ムシムシしてやや深いな暑さの日。これが理想です。
ライバルの問題がなければ、本来は7月中旬から下旬が一番良いタイミングでしょう。

・時間は19時~21時か、夜明け前がベター
砧公園は、夜遅くは大人でも怖いです。誰かしらが探しつくしてしまうので、22時頃は非効率です。
色々な危険も考えられることもあり、22時以降は控えて、夜明けに明るくなった直後に行きましょう。

・バナナや焼酎で作るバナナトラップは効果薄。
カブトムシが集まってくると思いきや、来ません。また、もし採れたとしても、相当わかりにくい場所におかないと、
ライバルの子供に横取りされてしまいます。そして何よりも公園を汚します。ネットを鵜呑みにせず、避けたい採集方法です。

砧公園カブトムシカレンダー
6月下旬:砧公園のカブトムシは早く、既にカブトムシはいる。ライバル不在故、8月よりは見つかりやすい。
7月上旬:梅雨の隙間は超狙い目。雨がやんで蒸し暑い日は狙い目です。
7月中旬:小学生が増え始める。カブトムシもたくさんいる。
7月下旬:夏休み突入。カブトムシは間違いなくいるが、虫探しのライバルも多くなかなか見つからない。
8月上旬:ほとんどカブトムシの姿を見られなくなる。
お盆以降:ほとんど取れない。常連は来ないので人もやや少なくなる。また来年、、、

クワガタ

クワガタは、カブトムシより採れる期間が長いです。一番多くいるのはコクワガタ。
こちら、秋になっても生きているのが特徴で、昨年は12月まで生き続けました。

死んでしまったときは非常に悲しかったですが、うまく飼えば冬眠する可能性もあります。
また、砧公園に意外に多いのがノコギリクワガタ。カブトムシのポイントと近い場所に散在しています。
しかし、カブトムシと同様、夏休みは見つけることが難しいです。

コクワガタ

 

カミキリムシ、カナブン

実際は害虫なのですが、それなりに大きかったり、目立ったりするので、見つけるとワクワクしてしまいます。
虫取りデビューの子供が見つけるとまず喜びます。こちらもクヌギの木の近くによくいます。

カナブンは大きさもそれほどでもなく、触りやすいのが特徴です。
昆虫を怖くて触れないというのももったいないことですので、触る練習をするのであればカナブンはビギナー向けに
おすすめです。

カナブンをさわる娘

セミ

セミは、時期を間違えなければ、ほぼ100%羽化を見ることができます。
その時期とは7月中旬から8月上旬。毎年、7月上旬ごろまでセミの鳴く声が聞こえませんよね。中旬からようやく聞こえ始めますが、この時期に一斉に羽化して鳴き始めます。最初は小さいニイニイゼミから。羽化するセミ自体は8月中旬以降、ほとんど見られなくなります。一方、セミの鳴き声は9月下旬でも聞こえたりするので、セミは成虫してから1ヶ月ぐらい余裕で生きているのではと考えます。

羽化するセミが多い場所は子供の森と、吊り橋を渡ったところの木。なぜこの木に、、という所にあって
少々不気味なのですが、一つの木に数十匹いるケースもあります。夜、暗くなると根元から登ってきて、それぞれのタイミングで止まって、羽化します。羽化したての頃は羽が柔らかいので、固まるまでしばらくじっとしています。このため、比較的容易に羽化途中のセミを観察することができます。

砧公園 無数のセミ

ヒキガエル

雨上がりの日に多く現れます。こちら、葉っぱの上を移動する際に音がするので、音でわかります。
重量があるので、音も大物感があり、怖い気持ちもありつつ、何だろうとワクワクさせられます。
手で触るとよくないので、観察したいのであれば網で捕まえましょう。

砧公園 ヒキガエル

その他無数の、名も知らぬものたち

彼らがいるために、昆虫好きは未知の出会いにワクワクし、昆虫嫌いの人を遠ざけているのかもしれません。
脅かすつもりはないですが昆虫探しをしていると、下記のようにドキッとすることもあります。

・足の長いクモ(幼児の手と同じぐらいの大きさ)が木に張り付いている。
・蚊が多すぎるポイントがある。
・わけのわからない大きい昆虫がいる。
・木にゴキブリがいる(特定の木にたくさんいる傾向)。
・謎の巨大キノコが成長している。(6月下旬。カブトムシの捜索が始まると、軒並み引っこ抜かれる。)

巨大キノコ

このように言うと、行かなくなってしまうかもしれませんが、事実です。

砧公園に限っては、ライトをもって足元に気をつければ比較的危険が少ないと思うのですが、
びっくりさせられることは多いです。

 



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