【世田谷区】砧公園の夏の夜は昆虫王国:カブトムシ、クワガタ、セミの羽化を見に行こう

セミの羽化

夏と言えば昆虫採集ですね。
東京において昆虫採集が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、東京23区においても、昆虫が豊富で、非常に冒険心を駆り立てられる場所がいくつかあります。
その一つが世田谷区にある砧公園です。

目次

砧公園のアクセス・公園内地図

砧公園は東京都世田谷区にあります。
電車でのアクセスは東急田園都市線の用賀駅から歩くことになりますが、やや不便です。
24時間利用できる駐車場が美術館横にあり、車でのアクセスが便利です。

駐車場は昆虫がたくさんいる子供の森のすぐお隣にあります(場所は下図ご参照)。

駐車場料金
1時間まで300円
以後20分毎に100円
入庫後12時間最大料金 1200円
※コロナ禍で閉鎖していることがあります。

当然ながら保護者が同伴してという条件のもとですが、砧公園は常識的な時間(21時頃)までであれば、
夏期カブトムシシーズンの夜間は人通りも程よくあり、比較的安全に色々な昆虫を観察できます。

砧公園地図

昆虫採集で得られる経験、準備及び注意事項

昆虫採集をすることで得られるメリットは下記の通りです。

・冒険心、探求心を養う。
・昆虫に興味を持ち、考える機会となる。
・必然的に運動量が多くなる。
・小学校受験においても、昆虫関連の問題が得意になる。

一言で言えば、どのような教育方針のご家庭であっても、一度は経験したいイベントとなります。
この点、必須の準備アイテムは下記の通りです。我が家では虫取り四天王と呼ばれており、
これだけあればなんとかなりますが、どれか一つでも欠けるとまともに昆虫採集ができません。

・ライト(頭に巻くヘッドライトタイプが使いやすい。)


・虫取り網(伸縮自在のタイプが使いやすい) 
池田工業社 昆虫博士の網

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・虫よけ(スプレー、シール両方)

・虫かご(網目が細かい方が良い。)

次に、気をつける点もあります。
夜間ですので、けがなど不測の事態に十分に気をつける必要があります。

小さいお子様との昆虫採集で気を付けたいポイント
・子供から目を離さない。GPSを持たせておくと安心。
枝に足を取られて転ぶと危険。足元を十分に照らし、子供はできるだけ歩道を歩く。
・森の中へ入るときは親から離れず、ゆっくり歩くように。
・上記を守れるようにするため、夜間は年長以上が望ましい。言うことを聞かないうちは連れて行かない。
夏の終わりはスズメバチが増えてやや危険が増す。見つけてしまったら静かに離れる。

砧公園で見つかる昆虫の採集・観察ポイント

カブトムシ

砧公園では、カブトムシは6月下旬から8月上旬頃まで採集できます。
経験上、8月中旬以降は厳しくなります。

クヌギやコナラの木の周りにいるのですが、これらは砧公園に幅広く点在していますので、
カブトムシがいるエリアも必然的に広くなります。

砧公園 クヌギ

しかしながら、7月下旬以降、カブトムシの数は増えてくるにもかかわらず、あまり採ることができません。
なぜかわかりますか?それはライバルの子供たちが多すぎるからです。

我が家も過去5年で何度も行きましたが、夏休みに入るともう駄目です。
夏休みの20時前後は、それほど広くはない子供の森でライトがちらちら動き、常時数組のファミリーがカブトムシを探しています。周囲の人気のポイントでは、一つの木に5分おきにどこかの家族が立ち寄るイメージです。

ネットでいくつか、特定の木をカブトムシが取れる木として紹介されていました。
断定しますが、ネットで紹介されてしまった木はまず取れません。多くの家族が数分おきに入れ替わり立ち寄る木にカブトムシはいません。そうは言われてもいるかも、、と私も立ち寄ってしまいますが、やはりいません。
カブトムシを見つけた木は、そのご家族だけのスポットにしましょう。

上述した通りの理由で、いざ行ってみるとなかなか取れないので、そもそもいるの?という疑問が湧いてくることがあるでしょう。こちら、結論から言うとたくさんいます。私は一日で8匹取れたことがありますし、名も知らぬおじいさんが50匹ぐらい捕まえていて譲ってもらったことがあります。植木鉢にまとめて放り込んでいましたが、数が異常だったのでもしかすると公園関係者かも。

砧公園 カブトムシ

我々が見ているのは木の一番下、ほんの一部分だけですから上の方や立ち入りできない区域に隠れ家があるのでしょうね。砧公園はライバルの多さから空振りが多いのですが、一度当たりに遭遇してしまうと、魅了され何度も足を運んでしまいます。

下記は夏休み中の砧公園の子供の森。
下の方にぼんやり見える小さな光の多くはカブトムシを探すライトの光です。
それでも人が探している部分は木の下の方の、ほんのわずかにすぎません。上で枝葉が広がることを考えると、目の届く範囲の総面積は1割程度でしょう。我々は、同じところを繰り返し繰り返し照らして探しているわけです。

カブトムシ採集のコツ

砧公園に関して、カブトムシを採るためのコツは下記の通りです。

雨上がりの新月(曇り)で、蒸し暑い日が最良

カブトムシが活動を好む環境は、雨上がりで良く樹液が出る日です。
雨上がりといっても、雨がやんで少し時間が経過する必要がありますので、直後は見つかりません。
また、明るい状況を好みませんので、満月の日は良くないとされています。
最後に、ムシムシしてやや不快な暑さの日。これが理想です。
ライバルの問題がなければ、本来は7月中旬から下旬が一番良いタイミングでしょう。

19時~21時か、夜明け前がベター

砧公園は、夜遅くは大人でも怖いです。誰かしらが探しつくしてしまうので、22時頃は非効率です。
実際、怪しい方はごく少数ですが、暗闇に急に人(学生?)がいて驚くことが多々あります。
色々な危険も考えられることもあり、22時以降は控えて、夜明けに明るくなった直後に行きましょう。

バナナや焼酎で作るバナナトラップは効果薄い

カブトムシが集まってくると思いきや、来ません。
また、もし採れたとしても、相当わかりにくい場所におかないと、ライバルの子供達に横取りされてしまうでしょう。

夏場はたくさん仕掛けが置かれていますが、仕掛けに寄ってくるカブトムシを見たことは一度もないです。
何よりも公園を汚しますので、ネットを鵜呑みにせず、避けたい採集方法です。

砧公園カブトムシカレンダー

6月下旬:砧公園のカブトムシは早く、既にカブトムシはいる。ライバル不在故、8月よりは見つかりやすい。
7月上旬:梅雨の隙間は超狙い目。雨がやんで蒸し暑い日は狙い目です。
7月中旬:小学生が増え始める。カブトムシもたくさんいる。
7月下旬:夏休み突入。カブトムシは間違いなくいるが、虫探しのライバルも多くなかなか見つからない。
8月上旬:ほとんどカブトムシの姿を見られなくなる。
お盆以降:ほとんど取れない。常連は来ないので人もやや少なくなる。夏休みの終わりを感じつつまた来年、、、

最後に、、、カブトムシを砧公園で見つけたら子供は大喜びでしょうが、できれば適時、公園に戻してあげましょう。
カブトムシは冬を越すどころか秋を越すこともできず、ほぼ8月中、長生きしても9月中旬には9割がた死んでしまいます。

飼育して学ぶこともありますが、もとの自然に返してあげてまた学ぶこともあります。
また、来年その木に探しに来る楽しみもできますよ。

クワガタ

コクワガタ

クワガタは、カブトムシより採れる期間が長いです。一番多くいるのはコクワガタ。
クワガタは種によっては秋になっても生きているのが特徴で、昨年は12月まで生き続けました。

死んでしまったときは非常に悲しかったですが、うまく飼えば冬眠する可能性もあります。
また、砧公園に意外に多いのがノコギリクワガタ。カブトムシのポイントと近い場所に散在しています。
しかし、カブトムシと同様、夏休みは見つけることが難しいです。

カミキリムシ、カナブン

幼虫はプランターを荒らすため害虫として認識されがちですが、成虫はそれなりに大きかったり、目立ったりするので、見つけるとワクワクしてしまいます。カブトムシのような感動はない可哀そうな存在でもありますが、虫取りデビューの子供が見つけるとまず喜びます。こちらもクヌギの木の近くによくいます。

カナブンは大きさもそれほどでもなく、噛まないので触りやすいのが特徴です。
昆虫を怖くて触れないというのももったいないことですので、触る練習をするのであればカナブンはビギナー向けにおすすめです。

カミキリムシも同じくそこそこ見かけます。大きさがあるので子供のリアクションはカブトムシとカナブンの間ぐらい。
ちょっと尖がった存在で、カブトムシがルパン、クワガタが次元とするとカミキリムシは五右衛門(わかりにくくてすみません)。こちらは噛まれると大変ですので、幼児は手で触らないようにしましょう。

カナブンをさわる娘

セミ

セミの羽化

セミは、時期を間違えなければ、ほぼ確実に羽化を見ることができます。

その時期とは平均的には7月中旬から8月上旬。7月末がベストかな?
毎年、7月上旬ごろまでセミの鳴く声が聞こえませんよね。中旬からようやく聞こえ始めますが、この時期に一斉に羽化して鳴き始めます。7月中旬、最初は小さいニイニイゼミから始まります。その後下旬から大きなアブラゼミなども加わり、羽化するセミ自体は8月中旬以降、ほとんど見られなくなります。
一方、セミの鳴き声は9月下旬でも聞こえたりするので、セミは成虫してから1ヶ月ぐらい余裕で生きているのではと考えます。

羽化するセミは公園中で見られますが、特に多い場所は子供の森かなと思われます。
一つの木に数十匹いるケースもあり、夏休み後半は子供の手も網も届かない場所に恐ろしい数の抜け殻が残ります。

セミは夕方、薄暗くなると比較的早い時間帯から根元から登り、それぞれのタイミングで止まって、羽化します。羽化したての頃は羽が柔らかいので、固まるまでしばらくじっとしています。近づいても逃げませんので、比較的容易に羽化途中のセミを観察することができます。

羽化途中で触るとすぐに転落し、ほとんどはまともに羽化できなくなりますのでご注意を。
また、羽化する前に木登りしている途中で持って帰っても同様で、運よく羽化しても自由に飛んでいくだけです。

虫かごですとすぐに死んでしまいますので、ぐっと我慢して観察だけに留めたいところです。
なお、出てきてから羽を出すまでの間は比較的早く進行しますので、じっと見ていても動きがあって楽しいです。

砧公園 無数のセミ

ヒキガエル

こちら昆虫ではないですが(笑)

雨上がりの日に多く現れます。こちら、葉っぱの上を移動する際に音がするので、音でわかります。
重量があるので、音も大物感があり、怖い気持ちもありつつ、何だろうとワクワクさせられます。
手で触るとよくないので、観察したいのであれば網で捕まえましょう。

砧公園 ヒキガエル

その他無数の、名も知らぬものたち

彼らがいるために、昆虫好きは未知の出会いにワクワクし、昆虫嫌いの人を遠ざけているのかもしれません。
脅かすつもりはないですが昆虫探しをしていると、下記のようにドキッとすることもあります。

・足の長いクモ(幼児の手と同じぐらいの大きさ)が木に張り付いている。
・蚊があまりにも多すぎるポイントがある。
・わけのわからない大きい昆虫がいる。
・ゴキブリのたまり場と決まっている木がある。
・謎の巨大キノコが成長している。(6月下旬以降。カブトムシの捜索が始まると、軒並み子供に引っこ抜かれる。)

巨大キノコ

このように言うと、行かなくなってしまうかもしれませんが、事実です。

砧公園に限っては、ライトをもって足元に気をつければ比較的危険が少ないと思うのですが、
びっくりさせられることは多いです。

井の頭公園の夏は昆虫王国:カブトムシ、セミの羽化、カマキリを観察しよう(動画あり) | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

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