公文(くもん)の国語は評判良くおすすめ!指導内容・進度別教材・効果を詳しく解説

くもんAⅡ

今日は公文国語に興味をお持ちの方、または読解力をつけさせたいとお考えの方に、公文の教材について説明するとともに、
その効果及び代替勉強方法までお話したいと思います。

まず私と公文の関係ですが、私は小学校の時に公文のお世話になっており、勉強の礎を作って頂きました。
また、娘は2歳になる直前から苦悶に通い、もう2年半通っています。
当ブログでも、その軌跡は1年以上綴っています。

今回国語をピックアップしたのには理由があります。
それは、算数は反復問題で丸覚えの箇所も多く、時に批判の対象となり、またされやすい科目なのですが、
国語はどちらかというと算数より支持されているからです。

なぜ公文の国語が評判よく指示されるかというと、下記のような理由が挙げられます。

・読み込みにより、読解力をつけるトレーニングを早期教育として行い、現代文のアドバンテージをつけることができる。
・読み書きが早期にできるようになり、早期に能動的な行動をとることができる。
・論理的思考が身に着き、他の科目の学習理解へ良い影響を与える。

具体的には、皆さま大学受験の現代文の試験を思い出してください。
現代文の読解力は他の科目と違い、覚えてアウトプットするものではありません。
できる人は最初からできるし、できない人はそのままだったり、できるようになるまで多大な時間がかかったりします。

読解力は、幼少時からの日々の積み重ねのたまものです。
会話でも同じで、仕事でも居酒屋トークでも、人の言ったことを汲み取り、適切な回答をぱっと言える方は世の中的に「賢い」、「優秀」となりますが、文章でも同じです。この能力は幼少時から身に着けるべきです。

高校で学ぶ現代文の読み込みのコツというものも確かにありますが、文章を読む正確さ、スピードは小さい頃からどれだけトレーニングを積んできたかによります。

公文の国語では、そのトレーニングをいち早く実施し、ゆるぎない差をつけることができます。

目次

公文学習の授業内容・進行の基本

公文の学習は、通常の学習塾とは異なり、自学自習を基本スタンスとします。

教材は後述しますが、進度別に8A~Oまで細かく分かれています。
一単元は200枚で構成され、それぞれ表がa、裏がbです。
このため、よく公文で言われる〇〇枚とは通常、一単元の200分の1を指します。
国語の内容は乳児の運筆から始まり、大学受験相当の現代文、古典まで非常に幅広いです。

週2回、決められた曜日の好きな時間に通って、プリントを解き、先生に提出して、採点してもらいます。
時間は一教科30分程度が平均ですが、娘は新しい分野に入った場合など、じっくり教えてもらうため2時間程度出てこないこともあります。時間が決まってない点はある意味メリットで、一時間あたりの料金に換算すると安くなることもあります。

生徒には本人の能力や希望を反映して毎日宿題が出され、一教科5枚から20枚程度の宿題が出されます。
もっとたくさん希望する方もいます。

先へ進んでいる方は、難しいのでたくさんの枚数はこなせないこともあります。
一方、公文を始めたてで、既に理解している同学年の内容を進める時はすいすい解けるので、たくさん進められます。

このため、後に始めても個人の努力次第で追いつくことができます。
ベストな開始時期は幼児期と考えますが、小学校低学年でも良いでしょう(事実30年前の私はそうでした。)

公文の進度別教材について

公文のHPに各教材の説明がありますが、やや掴みづらいところもありますので、ここで分かりやすく説明します。
先に言ってしまいますが、公文の目標として、最終教材まで進めることを目標としている方は少数派です。

中学受験をする場合は、小学校低学年までにG~Iまで進めてから移行すると、アドバンテージを取ることができます。

8A~5A

概ね1歳~3歳に適した教材です。
語彙を増やし、まとまったお話を楽しく読める力を養います。同時にズンズンという運筆教材を用いて、鉛筆で書く練習も行います。フラッシュカードを使うこともあり、このあたりの運用の仕方は教室によって差があります。

このあたりは独学でも代替しやすい範囲です。

4A~2A

幼児に適した教材です。

ひらがな文の読み書きをマスターします。2A終了時には、小1の教科書相当の文章をすらすら音読できる力、助詞を含めてひらがな文が正しく書けるようにトレーニングします。教材は音読してから書くスタンスの繰り返しで進めていきます。

相乗効果を高めるため、この時期は読み聞かせも並行して行うべきです。

AⅠ~CⅡ

概ね小学校低学年の内容となります。
今、娘はAⅡですので、ここを進めています。

ここからが公文の真骨頂です。漢字を学びながら、文章を実際に読んで、読解演習の基礎をスモールステップ方式で学ぶことができます。
繰り返しになりますが、この読解演習は大学受験まで続き、いつ始めるかによって将来の国語力に大きな影響を及ぼしますので、非常に重要です。

自分で本を読めるようになれば、読み聞かせも楽になります。

娘の目標と現状は数学と一緒に下記にまとめてあります。

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DⅠ~FⅡ

概ね小学校高学年の内容となります。

比較的長めの文章を読み、重文、複文を含む解答が要求されます。
該当する箇所を探して答える必要がありますので、中学受験にも通ずる読解力が要求されます。

地味ですが、学力が着実に身につく時期です。

GⅠ~IⅡ

概ね中学校の内容となります。

これまでの文章問題の難易度が上がり、更に内容を理解し、話を短くまとめる「縮約」の練習が始まります。
ここまで小学校の間で終えることができれば、以降の学習で非常に大きなアドバンテージになります。

計画的にここまで進めて、小学校3年あたりで中学受験塾に移行する方も多いです。

J~L

ここからは概ね大学受験を見据えた高校の学習内容となります。
内容も歴史や批評を交えた難易度が高いものとなり、古文や漢文も交えて学習します。
このあたりの早期学習は一見関係ないように思えますが、小さいうちに触れておくことで、高校になったら間違いなくアドバンテージを取れます。

M~O

最終教材です。より高いレベルの古典・現代文を読み解いて批評的読解を進めます。

公文式の代替勉強方法

ここまで公文の魅力をお伝えしてきましたが、
公文でよく言われるデメリットとして、月謝が挙げられます。
1教科で、税抜7,000円(東京神奈川以外は6,500円)かかります。

自学自習が基本なのに、高いのでは?とよく議論となるところです。

公文式は週に2回あり、勉強のペースメーカーとしての役割は非常に大きな所ですが、それぐらい家庭でできるよ!
と思う方も多いでしょう。もちろん、公文と同様に勉強習慣をつけることさえできれば、自分で勉強することも可能です。

2歳頃のファースト知育教材としてのおすすめはこちらです。お子様が楽しんで進められる点が特徴です。
同じ教材を繰り返し解くのも良いかもしれません。勢いに乗ると、一日で全部終わらせてしまうこともありますが良い傾向です。

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また、自宅で勉強することとなるので、幼児期はこどもちゃれんじやポピーなどの通信教材もお勧めです。
こどもちゃれんじは教材が充実し、ポピーは安価で必要な教材が揃っています。
ともに、先の学年の教材の学習を進めることで、公文と同様に先取り学習ができます。
総合的なレベルが上がるので過度な先取りは避け、一年程度上の学年でお試しすることをお勧めします。

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