東京大学 推薦・AO入試 合格実績(人数)

大学受験

AO入試と推薦入試の違い、メリットとデメリット、大学別高校別合格者数

今日は大学入試のお話ですが、幼児期の学習に関係するお話です。

近年、大学入試では推薦入試・AO入試の比率が高まってきています。大学では定員厳格化の動きもあり、推薦やAOの割合が増加傾向にあります。私が塾講師をしていた20年前、正直AO入試は慶應で一部実施していた程度で、最難関校受験では通常選択肢にありませんでした。しかし今では制度自体、すっかり定着しました。

今回は両者の違い、メリットデメリット、高校の合格実績についてお話します。

推薦入試とAO入試の違い

推薦入試とAO入試違いは何でしょうか。

昔からあるのが一般入試と推薦入試ですね。

ペーパー試験の点数中心に合否が決まる一般入試に対して、推薦入試は学業の成績を点数化した評定平均が一定以上ある生徒が出願でき、小論文や面接によって合否がきまります。推薦入試には、指定校推薦や公募推薦があります。

指定校推薦の場合は予め大学側から高校に指定校の推薦枠が設けられており、そこで選抜された学生だけが受験することができます。当然に専願ですが、非常に合格率は高いです。その一方、万が一辞退したりしたら推薦枠に影響を及ぼすほど大問題になります。入学後すぐに退学してしまった場合も同等です。

公募推薦の場合は学校の成績に加えて、スポーツや文化活動など、あらかじめ定められた一定のジャンルの中で、小論文や面接を通して受験することとなります。

これに対して、AO入試とは、アドミッションズ・オフィス入試のことで、一般的に学力試験を課さず、高校の成績や成果、論文、面接などを通じて大学独自の基準で学生の合否を決める入試のことです。学力が求められないことが多い点で、上述の推薦入試と本質的に異なります。AO入試はもともとは1990年に慶應義塾大のSFCが始めたのが先駆けです。当時は入学者のほんのわずか1%程度がAO入試入学者でしたが、今では30%以上がAO入試合格者です。

推薦入試とAO入試のメリットデメリット

一般入試と比較した推薦入試とAO入試のメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット

・学業を前提としていないので受験が容易。
・落ちた場合は一般入試も受験可能。
・専願が多いが、併願を許可しているケースもある。
・AO入試の割合が増加し、学内での評価も悪くない。
・机に向かう勉強だけでなく、多彩な能力や活動を認め、個性の尊重につながる。

デメリット

・推薦入試やAO入試の準備に手間がかかり、落ちた場合に一般入試へ移行することが難しい。
・基本的に専願なので、他の学校の受験機会を逸することとなる。
・対策が曖昧で、努力が結果に結び付きにくい。

ここ20年で変わったこととしては、AO入試の割合が増えて、なじみが出てきたと言うことでしょう。
昔は少数派でしたので、AOと聞くと「勉強をせずに入学してきた人」というイメージも少なからずありました。
今はそのようなイメージもなく、就活でも特に損することもありません。

一方デメリットで大きいのは、やはり曖昧な評価基準でしょうか。
AO入試では、再試験をすることもできますが、2回目受験したからといって有利になることはまずありません。
この点、一般入試は勉強すればするほど伸びますから、努力が結果に結び付きやすいです。

AO入試の対策としては、幼児期から「何かにうちこんで秀でた才能を開花させる」ことで、将来のAO入試に自然とつなげることができます。幼児期から小学校においては、親の役目ですね。伸び伸び子育てももちろん良いですが、何か子供に一芸を身に着けさせる活動をしてあげるのも良いかもしれません。

大学別高校別合格者数(2017年~2019年)

東京大、京都大を中心に、高校別合格者数を比較してみましょう。

東京大学

東京大学 推薦・AO入試 合格実績(人数)

3年合計で比較すると、1位は広島高校の6名合格で、公立の中高一貫校です。広島高校は日本で唯一、3年連続複数合格者を輩出しています。こちら京大、阪大、国公立大医学部も複数合格者を出しており、物凄い実績です。学校では、中学の段階で論理的に考える力、人に伝える力を養い、高校に入ってもプレゼンやディベートを重視しているようです。

全体的に、全国均等に散らばっていますね。
なお、東京大学の推薦入試は下記記事でも学部別で触れています。

東京大学推薦入試:2019年度の合格倍率を出願者数と方針から予想する

京都大学

西の雄、京都大学では地元の進学校の合格実績が良いですね。西京高校の合格人数が多いですが、2018年は1名でしたのでそれほど差はないように見受けられます。

その他

この他、東京工業大学で3年合計で最多7名、一橋大で最多2名の合格者を出した洗足学園が目立っています。
こちら、ちょうど先週小学校の試験が行われたばかりですが、洗足学園小学校はここ数年中学受験の実績が日本一の小学校です。

女子のみが中学に進学することになりますが、最難関校への進学のみならず、内部進学できる洗足学園も非常に評価高まってきている学校ですので、今注目の学校ですね。



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