キリスト教合同フェアなど説明会が相次いで中止、、コロナウイルスが小学校受験に与える影響

キリスト教合同フェア

昨日2月22日、東京都主催の大人数が集まる企画はやむを得ないものを除き、来月3月15日頃まで開催を控える旨が報道されました。

丁度先週、2月16日に聖徳学園小学校で中央線沿線の私立小学校合同相談会が開催され、私も行きましたが、これが最終便になるかもしれません。
既に不要不急のイベントは多くが中止が主流となりつつある中で、小学校受験においても、毎年人気の「キリスト教合同フェア」の中止が早々と決まりました(下記記事ご参照)。本日の千葉の私立小のイベントも中止になっています。

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私立小学校は2月頃から初夏にかけて、色々な場所で、様々な主催者により、似たような合同説明会を開催します。一番学校の参加率が高く、大きなイベントとされているのが4月下旬に市ヶ谷アルカディアで行われる私立初等学校協会主催の合同説明会ですが、こちらも開催する可能性は低いでしょう。こちらのイベントで配布される冊子は学校情報が網羅されており、無料で頂けるので非常に有益な企画でした。現材の状況では、こちらも中止の可能性が相応にあります。

丁度合同説明会の旬のシーズンと、コロナウイルスの影響が残りやすい時期が完全にかぶっている状況です。

これら、私立小の合同説明会は、受験生にとって非常に大きなメリットがいくつかあります。

・多くの学校情報をまとめて入手できる。
・個別相談で、より学校の内容を詳しく知ることができる。
・校長、教頭と話してアピールの場とすることができる。
・相談した履歴を残して、受験時のアピールとすることができる。

合同説明会がないと、小学校受験のリサーチができていない受験生には情報が入ってこないので、個別に学校のHPを見たりして、説明会へ足を運ぶ必要が生じます。このため、出会いの場が著しく減少することとなり、受験の機会が減少する可能性があります。

この点、人気校は受験生の方から来るので問題ないですが、そうでない場合は合同説明会で、学校に興味をもってもらうように話をする場でもあります。このため、説明会が軒並み中止となる状況は喜ばしい状況ではありません。

また、年長から始めようとしていたご家庭にも大きな影響を与えます。情報が入らないばかりでなく、アピールの機会を逸することになるからです。多くの学校では、学校行事への参加も含め、かかわりの履歴を残しています。学校主催の説明会がどうなるかはわかりませんが、現状は不安定ですので、この機会がなくなれば志望動機も実体験に基づいて願書に反映しにくくなります。

幼児教室は模試などを中止にすると営利上大きな問題が生じるので、こちらは余程のことがなければ継続するでしょう。
一方で、幼児教室主催の説明会は、大きなものほど中止にしていくでしょう。

数少ないメリットは、ある程度勝手知ったる方にとっては、週末に合同説明会に行脚する必要がなくなったことです。

非常に悩ましいのですが、志望校が個別ブースでの対応をしており、なおかつ個人情報の履歴を残す必要がある場合、どうしてもその履歴を残すために積極的に参加しがちです。

これは本当に非常に無駄な時間で、子供を同席させるのであればダブル、もしくは家族で行けばトリプルに時間の無駄です。
子供は遊んでいるだけで勉強になる時期ですが、説明会に参加している時間というのは、非常に空虚な時間ですね。

まずはコロナウイルスの収束を切に願います。

 

 

 

 

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