小学校受験直前期になり、受験される方はペーパーの仕上げに差し掛かっている方も多いと思います。
お話の記憶で鍛えられる聞く力に関しては、埋没になりにくく、どんどん難しい問題に挑戦すればするほど、情報処理能力が高まります。我が家では、移動中に即興で問題を作成したりしていますが、慣れてくるといくらでも出てきますので良い脳トレになります。
過去問を参考に色々アレンジして難しい問題を自作したり、問題を追加したりしていますが、下記に一例を挙げますので、宜しければ休憩中や移動中など、ちょっとした時間の合間に取り組んでみてください。
人の話を聞き、情報処理する能力は受験のみならず、先々役立ちます。
また、個人差があるものの、親の声には通常、お子様はよく耳を傾けて聞きます。親が話して忘れてしまったことでも、お子様はよく覚えています。
運動会の競争ネタの問題は鉄板ですが、これだけ登場キャラクターが出てくる問題はあまりないと思います。
因みに作成しておきながらなんですが、私だったら撃沈します(笑)。
コピーせずともそのまま取り組めるように作ってあります。問題文は短いものの、敢えて難しめに作成していますので、その点ご留意ください。選択式ですので、わからなかったら解けないです。3問以上出来たら凄いですよ!
お話の記憶 問題①
今日はタンポポ幼稚園で、動物たちの運動会です。 赤チーム、 青チーム、 黄色チーム、 緑チーム、白チームの5チームに分かれて、かけっこ競争をします。
観客席から見て右から順番に、 1コースには赤チームのキリンさん、2コースには青チームのウマさん、3コースには黄色チームのサル君、4コースには緑チームのネコさん、5コースには白チームのクマ君が並びました。
「よーい、スタート!」 というカバ先生の合図で5匹は一斉に走り出しました。
最初に一番を走っているのはネコさんです。 しかし応援していたヒツジさんが持っていたサンマを見つけると、 コースを外れてしまい、失格になってしまいました。クマさんは花壇のリンドウの花が綺麗で見とれてしまい、一番後ろをゆっくり走っています。レースの中盤、 サル君が後ろの2匹をぐんと引き離しましたが、ゴール近くで後ろを振り返った時に、足元のバナナの皮を踏んですべって転んでしまいました。
そのすきに横を駆け抜けていったのが、ウマさんとそのすぐ後を追いかけるキリンさんです。 そのままゴールするかと思われましたが、 長い首を目いっばいに伸ばして、 最後はキリンさんが優勝しました。
問題1:スタートする時に、観客席から見て一番左に並んでいた動物は何ですか?→クマ
問題2:ネコさんのチームの色は何ですか?→緑
問題3:最後にキリンさんに抜かされた動物は何ですか?→ウマ
問題4:動物は全部で何匹出てきましたか?→7匹
問題5:お話の中の季節は何ですか?→秋
【小学校受験】お話の記憶の最高水準問題② | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
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