まなのび:旧幼児教育と教材の効果を検証するブログ

高まる子供英会話のニーズと小学校受験・中学受験の相性、大学受験への影響

英語 授業

本日のテーマは幼児~小学生の英語と受験です。

2020年4月から小学校で英語教育も始まり、急速に英語学習ニーズが高まっています。
これに伴い、幼児英語のレベルも急速に高まっていて、〇歳で英検〇級合格しました!というSNSも散見されます。

一方で、教育熱のある多くのご家庭は、幼児英語の重要性を認識しながらも、受験との並行学習に苦慮しています。
小学校受験では英語の必要性は皆無、中学受験でもまだ英語受験は十分に浸透しておらず、多くの子供達がやむを得ず英語学習のペースを抑えることとなります。

幼児の英語学習は受験や算数・英語学習と異なり、まだ「こうしたら伸びる」という定番学習方法が確立されていないのが実情です。
色々なご家庭を拝見する限り、保護者様がネイティブ並に話せるご家庭では幼児期に伸びやすいようですが、そのような環境はごく少数ですから、我が家を含め多くのご家庭では難しい所。不透明故に、綿密な計画が必要となります。

幼児~小学生の英語学習には下記のような選択肢があります。

・英会話教室通学
オンライン英会話
英語学童
・個別指導
・通信教育

それぞれ多くの教室がありますから、実に膨大な選択肢となります。
これらのメリット・デメリットを簡潔に比較すると下記の通りです。

 メリットデメリット
英会話教室通学・確実な指導・コロナ禍
個別指導・話す時間が長い・高額
・コロナ禍
オンライン英会話・コロナ禍回避
・通学時間なし
・指導の連続性
・さぼりやすい
英語学童・長時間対応・高額
・コロナ禍
通信教育・コロナ禍回避
・安価
・さぼりやすい

この点、どの選択をするかは非常に重要ですが、全てに共通する学習の前提として、注意点が二つあります。
それは、①中途半端にしないこと、②勉強しない期間を設けないことです。

①については、週に1回程度何らかの方法で英語を勉強し、その前後の復習がない場合などが挙げられます。

やらないよりやった方がまし、という考え方に基づけば効果がゼロとまでは言いませんが、効果はかなり薄くなります。
幼児英会話教室に週に1回程度通う場合は、その前後で予習・復習を行い、できれば毎日英語学習を習慣づける方が良いです。

英会話教室が日々の英語学習のメインになるのではなく、日々の家庭での英語学習の中で、英語学習のリズムを調整するために英会話教室があるイメージです。

②については、我が家も実際に体験しました。
娘は長く英語学童に通っており、年齢相応の簡単な英語のコミュニケーションが取れるなど一定の成果を感じていました。

しかし、小学校受験の直前期は英語に手が回らず、試験6か月前からコロナ禍もあって①の状態に陥りました。
直前期は学習を全くしない時期もありました。

小学校受験が終わった後、年末にオンライン英会話を再開してみたものの、色々見事に忘れていて、スピーキングやリスニングなど、年中時にできたことができなくなっていました。
もちろん、復活までの時間が早いなどの違いはあると思われますが、たった半年で見事に後退しました。
英語学童にかけた時間は相応に長かったので、この空白の期間はやはり手痛かったです。

そう考えると、中学受験なども同様のリスクが考えられますね。

最近は、小学校の間に英語を準2級~2級レベルまで上げようという高い目標を掲げる英語教室が目立ち、実際に成果を上げる小学生も増えてきました。小学校で流暢に話せたら、中高生の学習は非常に楽になりますね。
これは、中学受験で最難関合格者が数学など得意科目を活かして成績を伸ばすパターンに似ています。

私立小の多くは一年生から週2~5回の英語授業があります。これら英語学習に力を入れる組の成果が見えてくるのはまだだいぶ先ですが、中学受験(英語なし)でトップ校に合格した最優秀層が、大学受験時に4技能含めて英語のトップ層に追いつくかというと、別次元の努力が必要となります。
読み書きはこれまで通り追いつけるでしょうが、リスニング、スピーキングまで含めると大変です。
10年後には高校の大学受験実績も影響を受けている可能性があり、子供が自分で判断できないうちは保護者の先読みが重要となりそうです。

中学受験については小学校受験と異なり、まだ先の話ですから、小学校低学年の間に一定のラインまで仕上げておくという手もありますね。いずれにせよ、幼児英語は継続して学習することが望ましく、計画立てて学習しないと効率の悪い学習になってしまうと思われます。

この点を踏まえ、受験動向別の子供英語の留意点とリスクをまとめると下記の通りです。

幼稚園受験をする場合:かける時間がそれほどでもないので制約はあまりない。→リスクほぼ無
小学校受験をする場合:年長の間、英語を学習しにくい期間が生じる可能性。→リスク小~中
中学受験をする場合:小学校高学年に英語学習をしない期間が長くなる可能性。→リスク大
高校受験をする場合:英語学習に何ら制約がない。→リスク無

受験科目の弊害とも言えますが、英語学習の空白期間が生じることは将来の受験においても、社会人生活においても大きな足踏みとなります。
個人的には、20年後には英語話せますか?のレベル感は、今のエクセルできますか?ぐらいのレベル感になっているのではと予想します。社会的に役立つのみならず、常識に近いスキルになる可能性が高いので、計画的に英語学習をさせてやりたいですね。

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