鍵山優真選手の子供時代の経歴・実績:結果を出す選手の共通点を探る

2022年、北京オリンピックのフィギュアスケート団体男子フリーで、五輪初出場の高校生、18歳の鍵山優真選手が、今季世界最高となる自己ベストの208.94点で1位となりました。
また、2月8日に行われた男子ショートプログラム(SP)では108.12点で2位、2月10日のフリーでは201.93点で2位、総合2位の銀メダルを獲得しました。
王者の一角ネイサンチェンに続く位置につけ、日本人では羽生選手や宇野選手よりも上位となりました。

これまで、アイススケートは羽生選手や宇野選手が注目されてきましたが、鍵山選手はジュニア時代から実績を積み上げてきた実力者です。下記にて経歴や実績と併せて、結果を出すスポーツ選手の子供時代の共通点を探っていきます。

鍵山優真選手の経歴
出生地:神奈川県横浜市 
出身地:富山県富山市、長野県軽井沢町
生年月日: 2003年5月5日(18歳)
親族: 鍵山正和
(1992年アルベールビルオリンピック、1994年リレハンメルオリンピックフィギュアスケート男子シングル日本代表)
コーチ:同上
身長 160 cm
体重 51 kg
血液型 O型
趣味 :ゲーム、YouTube鑑賞、音楽鑑賞
特技:縄跳び(4重飛びできる)
学歴 横浜市立六角橋中学校、星槎国際高等学校横浜(通信)
所属クラブ オリエンタルバイオ/星槎国際高等学校横浜
元所属クラブ 軽井沢スケート連盟
練習拠点 横浜銀行アイスアリーナ
世界ランキング 31位 2019-2020
シーズンランク 17位 2019-2020
憧れの選手:宇野昌磨選手
目標の選手:ネイサンチェン選手
好きなキャラクター:スヌーピー

今回、鍵山選手に注目させて頂いたきっかけは、何歳から始めて、どのような環境で育ったかが気になったからです。
私はこれまでブログ内で多くの有名スポーツ選手の子供時代の生い立ちに注目させて頂いてますが、そのほとんどに共通する点が、保護者様が熱心で、その多くがその道に精通している、という点です。

鍵山選手は、出生は神奈川ですが、オリンピック選手でもあったお父様のお仕事の関係で富山県や長野県北佐久郡軽井沢町へ転居されました。お父様の職場でもある富山スケートセンターで5歳からスケートを始めたとのことで、本人の希望でスケートにのめりこんでいったそうです。

やはり上記法則に当てはまっている傾向があり、小学2年時に軽井沢へ転居されてから、軽井沢中部小学校に通い、軽井沢風越公園アイスアリーナを練習拠点とされていました。
我が家も結構滑ってまして下記のようにスケートリンクには詳しいですが、都心では練習場所が限られます。周囲の一年生で毎日のように滑っている方もいますが、都内の子供のスケーターがもう一段本気になると、特定の方の師事を仰いだり、遠征に行く必要があります。

鍵山選手の幼少期は抜群のスケート環境ですね。

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やはり特定のスポーツに注力しようとした際、保護者様の情熱と労力はもちろん、お子様のやる気を前提に、適切な指導を行うスキルも必要と言えそうです。

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鍵山選手の実績

2016-17:ジュニア1年目で初出場となった全日本ジュニア選手権で8位、フリースケーティングでは12位となり、総合11位。
 
2017-18シーズン:全日本ジュニア選手権でショートプログラムで14位、フリースケーティングでは13位となり、総合162.40点獲得で12位。第38回全国中学校スケート大会では、総合176.31点を獲得し2位。上位者エキシビションで4回転サルコウを成功。2018年4月、リリーカップカナガワ 神奈川県フィギュアスケートフリー選手権大会において3回転アクセルを初成功。

2018-19シーズン:アジアフィギュア杯にて総合174.90点を獲得し、国際大会で初優勝。 
ジュニアグランプリリッチモンド大会では総合194.73点獲得で4位。アルメニアン杯では総合で初の200点超えとなる202.02点を獲得し2位、国際スケート連盟(ISU)主催の公式大会で、初の表彰台に立つ。 
全日本ジュニア選手権では、総合197.60点獲得で5位。

推薦により初出場となった全日本選手権では、ほぼノーミスで総合216.36点を獲得し、6位入賞、新人賞を受賞する。

2月下旬、シニアクラスとして国際大会のチャレンジカップに派遣され自己ベストを上回る218.02点を獲得し、2位。

2019-20シーズン
ジュニアグランプリシリーズクールシュヴェル大会のSPでは、80.61点で自己ベストを更新して首位。フリーでは1位となる154.26点で自己ベストを更新、総合でも234.87点で国際スケート連盟(ISU)主催の国際大会で初優勝となった。

バルティック杯では総合スコア245.35点で自己ベストを更に更新して2位。これにより、ジュニアグランプリファイナルへの進出が確定。

全日本ジュニア選手権では、国際スケート連盟非公認ながらジュニア世界最高得点を上回る251.01点で初優勝し、ユースオリンピックと世界ジュニア選手権の代表に内定。

ジュニアグランプリファイナルでは、SPでは71.19点で6位、フリーでは3位となる155.90点を獲得し、総合227.09点獲得で4位。

推薦出場の全日本選手権では、SPで77.41点獲得で7位につけるものの、フリースケーティングで2位となる180.58点を獲得。総合3位。高校1年生の表彰台は、ソルトレーク4位入賞の本田武史以来24年ぶりの快挙。全日本選手権の成績により、四大陸選手権の代表に決定。

ローザンヌユースオリンピックでは、SPにて、72.76点獲得で3位。フリーでは166.41点を獲得して自己ベストを更新、総合スコア239.17点で金メダルを獲得した。

四大陸選手権では、SPで91.61点で5位、フリーでは179.00点を獲得し3位。総合270.61点で3位に入入った。

初出場の世界ジュニア選手権では、SPにて85.82点を獲得し1位。しかしフリーでは145.93点の5位、総合231.75点で2位となった。「この悔しさを一生忘れず、来季につなげていきたい」と語っている。

シニアでは、関東選手権で世界歴代5位相当の287.71点。

2022年、北京オリンピックのフィギュアスケート団体男子フリーで、208.94点で1位。
男子フィギュアではショートプログラム(SP)では108.12点で2位、2月10日のフリーでは201.93点で2位、総合2位の銀メダルを獲得。

下記のようにSNSでも盛り上がりを見せました。

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