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早稲田実業正門前

小学校受験

早稲田実業学校初等部の特徴・試験方式・受験倍率:受験率は8割強、女児は不利

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皆さまこんばんは、WASABIです。

今日は早稲田実業初等部のお話です。

早稲田実業初等部は、2001年の早稲田実業中等部・高等部の国分寺移転と男女共学化に伴い、2002年に開校しました。よって、確固たる早稲田ブランドの有力な系属校としての地位はありつつも、その歴史はまだ浅い学校です。

系属・附属の違いや早実の位置づけは下記ご参照ください。
早稲田大学に一番入りやすい進路は?:一般入試・内部進学(附属校・系属校)比較

系属校ながら、早稲田大への進学はほぼ決まっており、直近の2018年度の高等部卒業生394名のうち、383名が早稲田大へ進学しています。その他11人もほとんどが国立・私大医学部へ進学しています。
学生は受験勉強に縛られることなく、自らの興味があることを追求することができます。このため、都心のご家庭にとっては遠方ですが、早実初等部は非常に人気があります。

6月2日(日)に早稲田実業初等部の説明会が早稲田大学で行われましたが、午前・午後の2部構成ありましたが、会場は満員でした。推計ですが、午前の部のみで、1,500人以上いたのではと思われます。

初等部の校是・校訓、早稲田大の進学先などは下記記事をご参照ください。

早稲田実業学校初等部の講演(説明会)と早稲田大学への推薦者数

アクセス

早稲田実業初等部はJR中央線国分寺駅・西武線国分寺駅より徒歩7分程度にあります。
生徒は先生方に見守られながら、自分で歩いて通学し、帰宅します。寄り道は禁止です。中には結構な距離を通学する学生もいるようですが、学校の方針として、通学距離に制限は設けていません。受験資格も同様です。


駅から学校までは、途中までペデストリアンデッキがありますのであまり遠いようには感じませんでした。
早稲田実業自体が広いので、共通の校門をくぐってから初等部の校舎まで2分程度歩きます。

 早稲田実業初等部2


学費・入試日程

早実初等部の初年度学費は下記の通りです。

内容 金額(円)
入学手続金 650,000
授業料 732,000
父母の会会費 12,000
父母の会入会金 2,000
合計 1,396,000

特徴的なのが、入学手続金650,000円です。非常に高い。
これは合格発表の翌日に払い込む必要があります。早実を辞退する学校は数えるほどしかないでしょうが、それにしても高い。

入試情報は下記の通りです。

入学検定料:30,000円
1次試験:11月1日~5日のいずれか。→合格発表11月7日
2次試験:11月8日~10日のいずれか。→合格発表11月12日→合格手続13日

他の学校と異なり、特徴的なのが、1次試験の日程が幅広く、事前にわからないことです。
毎年変わると言われており、受験にあたっては幅広い戦略が求められます。
例えば、女児が11月1日に割り当てられれば、女児は試験の辞退率が高くなり、一方男児は併願しやすくなります。

2020年度の試験内容

一次試験

男子:11月1日(金)~3日(日)
女子:11月3日(日)~4日(月)
5人一組で移動、各課題に取り組む。

ペーパー:お話の記憶2問、数量、対称、比較、構成、観察系の問題
個別テスト:絵画(12色のクレヨンで、○○と思った、○○と言う時の絵を描く)
生活習慣:シャツの着脱、蝶結びなど
集団テスト:課題遊び(グループ協議)、模倣体操(ジャンプ、ケンパー)

二次試験(面接)

面接官4名(校長、先生3名)
子供が前、それぞれ斜め後ろに両親。子供中心に質問。

試験倍率推移・受験倍率検討

まず、直近5か年の応募者推移は下記の通りです。
下図より、男女ともに概ね右肩上がりであることがわかります。

早稲田実業初等部 応募者・合格者推移

次に、直近2019年度の受験結果詳細は下記の通りです。

男子 女子 合計
応募者数 650 459 1109
受験者数 519 404 923
一次合格者数 123 70 193
最終合格者数 82 43 125
受験率 79.8% 88.0% 83.2%
対受験者合格率 15.8% 10.6% 13.5%

ここで読み取れることが何点かあります。下記は公に出てこない数字もありますが、公表数字から算出した数字です。

・実際の受験率は男子が79.8%、女子が88.0%。男子の方が辞退率が高い。
・実際の受験者を母集団とした合格率は13.5%で、真の受験倍率は8倍を割る。
・男子より女子の方が倍率が高く、ずっと難しいこと

つまり、よくネット上にのっている受験倍率10倍以上という数字は、誤解を恐れずに言えば適切な表現ではありません。そもそも試験を受けていない方が合格することはないので、この人数に倍率に入れて判断するのはおかしいですよね?
このデータが広く出ていないから、表面倍率が一人歩きします。

また、早実は1次試験の日程が、他の学校の試験日が集中する11月1日を含め、11月5日までの5日間設定されています。いつになるかは、10月の出願後までわかりません。つまり、早実が人気校とはいっても、一定数の受験者は本命校が他にあり、被らなければ受験しようという戦略の方も多くいます。

このため、この試験制度を採用する限り、受験者数は毎年8割~9割になると推定されます。特に合格者数の多い男子は受験倍率も有利で、自信を持って良いと考えます。逆に、女子は合格者数を絞っているので、明らかに不利です。

いずれにせよ、上記倍率は紛れもない真実の数字ですので、噂に惑わされず、自信をもって試験に臨んでいただければと思います。グッドラック!

 

 



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